「前へ!」掴めチャイナ 加藤が見た「中国の素顔」

NEWS23クロスのシリーズ「前へ!」掴めチャイナ最終日は、中国でテレビ・ラジオに引っ張りだこの日本人から見た「中国の素顔」だったが、加藤嘉一の見解と松原耕二の纏め方はとても共感できた。
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ちなみに今回のニュース23クロスではワンセグ投票が4回出来た。残念ながら投票の仕方が理解できず(157に問合せしたら横画面を縦にするだけだったが、SoftBankショプのスタッフはわからなかった)1/20の「今後、日本と中国の関係はどうなると思いますか?」だけはなんとか投票できたのでDを押した。



NEWS23クロス (2011.1/21)

○中国メディアに囲まれ笑顔で答える男性
中国人は変化を好み臨機応変だ」「日本人は規範に従って固まっている
[ナレーション:悠長な中国語を話すこの男。中国人ではない。日本人、加藤嘉一26歳。]
「名刺に肩書きはない。日本の首相より簡単だろ?」
「この名刺一つで頑張っている」
[名門北京大学を卒業し、現在中国のテレビやコラムで発信し続けている。その加藤の目に映る中国は、ニッポンに伝わって来る印象とちょっと違うらしい。]
○膳場貴子
シリーズ掴めチャイナ。今夜が最終日です。反日感情、強い中国の姿は本当なのか?それとも単なるイメージなのでしょうか?今や中国メディアが日本のこととなると挙って意見を求める日本人。加藤さんと共に北京の町で考えます。



掴めチャイナ“北京で膳場も考えた”伝わる反日感情その裏に…?

中国北京を加藤と歩いた。
○加藤嘉一(路上で売られていた新聞の一面、見出しを見て)
“日本のメディアがアジアは中国に染められるとあおっている”と。(膳場:笑)
これ200万部ぐらいあって、こう書いているんです。
[ナレーション:中国側から伝わって来る反日感情。実際これはどうなんだろうか?
画像それが爆発した北京の秋葉原。中間町に行って見た。この場所では6年まえ、「中国人:小日本を打倒せよ!」
この時は日本の歴史教科書の記述に対する抗議デモ。学生達が日本製品の不買を呼びかけた。
ところが一見、この激しいイメージの背景に、こんな光景があったと加藤は言う。]





○加藤嘉一
日本製品ボイコットと言っている人に限って日本製品使っているんですよねぇ。
(膳場:笑 どういうことなんでしょうか?)反日デモに参加するような過激な人達でも、実際あなたがたお祭り気分で来ていて、右手に持っているカメラ何処のカメラですか!?イエスサーノーみたいなね。そういう感じですよ。中国の人達の反日感情みたいなものを過大評価する必要ないし…。
[反日感情を過大評価しすぎ?本当にそうなのだろうか!? 店に入るとデモでボイコットが呼びかけられた日本製品が置いてある。]
○膳場貴子:反日デモがあった場所じゃないのココ!?覚えてる?知ってる?(膳場の問いを店員に訳す加藤:知ってるって)でも日本製品はOKなんだぁ。(店員の答えを膳場に訳す加藤:全く影響ないと)あぁそれとこれは別。
[右手に反日。左手に日本製品。これもまた中国の姿らしい。ちなみに前日の尖閣諸島沖・漁船衝突事件。中国の人々から強気の声も上がった。]
(流失映像を見せられた中国人女性:今は技術が発達しているからこの映像はニセモノでしょ)
(流失映像を見せられた中国人男性:この画面から見ると日本が…いや中国の船がぶつかっている)
[市民があの事件にとてもつよい関心を示したように見えたが、これも何かあるのだろうか?街角の雑誌売り場に行くと…]
○膳場貴子:兵器雑誌が〔露店で〕売っているんですけど…(兵器雑誌を手に取る加藤:あのねコレとか)一般の人でも読むんですか (加藤:読みますよ。中国の人は軍事問題大好きで、香港のテレビでも視聴率No.1は圧倒的に軍事番組。)
(露店で売られている本の殆どが軍事雑誌であることをアピールする加藤:中国の漁業監視船の尖閣諸島順還日記)あぁ関心高いんですねぇ。
[単に中国の人は軍事や国防に関することを好む面があるらしい。この他には…]
○露店の中国版お好み焼きを解説する加藤嘉一
(解説を聞きながら容器を見た膳場:へぇ。よく見ると、クレヨンしんちゃんの絵が書いてありますけど、勝手に書いて〔印刷〕るんでしょうね)
これ完全に知的財産完全に無視してますね、ハハ。(膳場:笑)
[我々に伝わって来る知的財産に疎い中国のイメージ。たが、まだニッポンに伝わっていない様々な中国のイメージがまだあるのではないか?GDPでついに日本を抜く中国。それを支える中国の若者。北京大学で共に学び彼らをよく知る加藤曰く…]
○加藤嘉一
切り替えが早いですね。だから本当に問題解決能力、問題発見能力・現実処理能力というのが凄いたけていると思いますよね。ここにいる人達というのは、物凄い優秀で勤勉で向上心に富んでいて、今更自分探しとかやってなくて、かなり気合はいっているわけですよ。
[こうした若者達が作っていく、将来の中国市場に日本が向き合っていくためには何が必要なのか?]
○加藤嘉一
“中国” “チャイナ”というひとつの大きな見方でどうつきあうか、売っていくかという議論じゃなくて、それは中国のどの地域なのか。沿岸部なのか、内陸部なのか、大都市なのか、中級都市なのか、農村なのか、若者なのか、高齢者なのか、男性なのか、女性なのか、どんどんカテゴライズすることに秘訣がある。。
[つまりは、具体的に見ていくということか。では今、我々がこの国を掴むために出来ることとは?]
○加藤嘉一
まずは格安航空券買ってね、中国に行こうと。行って見て、この空気を感じてね、中国市場に入ってきても、進出しても勝てるとは限らない。ただ入ってこなければ負ける!


○膳場貴子
加藤さん中々中国人顔負けな、生き生きとした意見のある若者だったんですけどね、加藤さんと話をしていて印象に残った言葉で、『中国は公平じゃないけどそのぶん、何でもあり。自分次第だ』ってことも仰ってたんですね。この感覚というのは私も中国に短期間滞在しただけでも、肌で感じることが出来る。ですから百聞は一見にしかず。ですから中国にいった事が無い方は、行って見ることをお勧めしたいですね。
○松原耕二
あの加藤さんはああいう役割はたしていますけど、今韓国のメディアなんかは、中国語で韓国のニュース発しているわけですよね。ただ日本のメディアは、殆どそれやっていない。そういう意味では、我々も、日本のニュースをね、もっと中国に知らしめる。もっと知ってもらうということも、必要なんではないでしょうか?(頷く膳場)

【関連 TBS的視点】
中国「トロール漁船」の正体と反日デモ

これはつまり、日中の「国民感情」なるものが、自然発生的な「感情」ではなく、濃厚に政治的な匂いをまとうネタだということを表している。

中国が進める「心理戦」に巻き込まれるな 

日本が、中華人民共和国との間で国交を樹立してから30余年、中国側が一貫して進めてきたことは、日本の国民感情に働きかける「心理戦」である。あるときは強硬に、あるときは融和的に働きかけて、日本国民を心理的に抱き込んでいく戦術だ。
「日中は一衣帯水」というスローガンも、「中国なしには日本経済は成り立たない」という論調も、あるいは「中国の脅威にどう対処するか」という話題も含め、すべては、日本国民に対して仕掛けられた心理戦だということを、私たちはまず認識すべきであろう。
そして、中国側が主導する心理戦に、そうとは知らずに「動員」され、率先して協働することとなっている日本側の人々が多いことをも認識すべきである。
チャイナ・ウォッチャーの視点 2010.09/09(Thu) 有本 香

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フジタ社員・高橋定さんが帰国会見動画

中国で軍事管理区域を違法に撮影したとして拘束され、9日に釈放された建設会社「フジタ」社員・高橋定さん(57)が10日午後に帰国し、フジタ本社で会見を行った。(2010.10/10 日テレニュース動画)


“中国人側の立場”
加藤嘉一は朝生に二回出演していたのを見たので“中国人側の発言”をする人間だとは思っていたが、NEWS23クロスを見て加藤嘉一が中国メディアに引っ張りだこで有名人であることと、冒頭で名門北京大学の卒業生とNEWS23クロスがわざわざ取り上げたことにも納得できた。中国そのものには行った事は無いので、国内や他国のチャイナタウンで見た印象だが、金持ちや技術者に中国人は群がるが、金や技術の詐取が目的なので何れ確実に裏切られる。一方で、どの階層の中国人でも例外なく、有名血筋と高学歴には本心から極端なほど好印象を持つので、裏切られる確率も大幅に下がる。
加藤嘉一が中国人を理解した“中国での勝者”であることと、“中国人の実態を伝えられるか”は全く別だ。チャイナ・ウォッチャーの有本香の本音は『中国の心理戦に嵌って対抗策を強化するべきではない』と“中国人側の立場”で代弁しているが、フジタ社員が帰国後の記者会見で事実を明らかにしなかったのは『中国に今後も関わって仕事を進めていきたい』会社の立場上の“中国人に配慮”し明らかにできなかったたやむ終えない発言で、本心は「言葉の端々」から十分中国への不満が感じ取れる。
以前学研が日本国内向けの地球儀を中国で生産中に「台湾」ではなく「台湾島」表記を強制され「中国政府の指示に従わざるを得なかった」と屈服したことがあった。その事を取り上げたTVタックルで大竹まことが「どう考えても台湾は独立国でしょ?」と発言したとき、舛添要一がそういう発言をすると中国に入れなくなると言い「台湾は台湾です」とはぐらかし、隣にいた森永卓郎も否定しなかった。現状ではなく首相や日銀総裁になったら、管・麻生のようにブレずに信念に基いた行動に期待したいが、当時本音を言って、一時的に世論に支持されても大臣のような権限を持つ前に親中派の的になる恐れや、中国から最新の情報が取れなくなれば、経済アナリストとしては業界に留まれなくなるのでやむ終えなかった。


★反日感情を過大評価
日本製品ボイコットと言っている人が日本製品を使っていても雇用は中国(中国製)、技術も何れ中国のものにする前提だから、イメージが強すぎるどころか全く違和感は無い。外交で脅せて雇用も確保、反日の手法として理に適ったやり方だ。
★尖閣諸島沖・漁船衝突事件
『漁船衝突事件で中国の人々から強気の声も上がった。』と警戒するようなナレーション後に中国人男性の「この画面から見ると日本が…いや中国の船がぶつかっている」を流すことで、中国人の中にもまともな人々が存在するかのように演出されているが、漁船衝突事件当時の報道では中国人が非難する映像は何種類もあったが、客観的に見ていた中国人はこの若い男性のコメントしか流されていなかったため、意図的な誘導番組だ。この男性は数百人に声をかけたうちの唯一の客観コメントだった可能性が強いが、この男性に金を払って発言を撮った可能性もTBS(09年12月に放送した番組取材で、取材対象者の車に無断で発信器を取付、 郵便物を無断開封していた)なら十分ありえる。
★中国の人は軍事や国防に関することを好むだけ
北朝鮮程度の戦力を脅威として報道(日本国民向けというより韓国人への配慮だと思うが)しながら「単に中国の人は軍事や国防に関することを好む面があるらしい。」と軍拡を進める中国を、単なる軍事オタクとして軽視させようとするTBSの感覚が全く理解できない。
(2011.1/24外交演説 前原外務大臣:透明性を欠いた中国の国防力の強化や、海洋活動の活発さを懸念しており、中国が国際社会の責任ある一員としてより一層の透明性を持って、適切な役割を果すように求めてまいります。)
★問題解決能力、問題発見能力・現実処理能力にたけている
儲けるために国・個人関わらず何でも違法に利用し国家ぐるみで偽装し正当性を主張するため、問題解決能力、問題発見能力は確かにずば抜けている。営利目的ではない阿久根市の防波堤壁画(シャッターアート)をあれだけ問題にして、現在も批判され続けている(明星食品の広報は「社としては非常に憤慨している」とコメント)のに、営利目的のクレヨンしんちゃんの絵を加藤嘉一と膳場が見てもTBSが「知的財産に疎い」で笑ってすませるのは蔓延しすぎて麻痺しているためで、正に中国人なら何でもありで自分次第だ。四川省成都市の遊園地「国色天郷楽園」が模倣ガンダムが問題発覚後撤去は一瞬で現実処理能力が完璧だった。
★日本のニュースを中国人に知らしめることが最も重要
中国政府は中国人のイデオロギーを煽り軍拡を進める一方で、日本は国民が無関心だと時期早尚。危機感を感じるとイデオロギーを煽ると周囲の国が警戒するとなるため何一つ進まないので、中国が感じている軍拡の兆候は皆無。メディアも「政局ではなく国民のための政策を実現してほしい」と最後に尤もらしく纏めながら、政策ではなく政局(脱小沢・内閣退陣!?・解散はいつ?・政界再編…)についてしか論じないので、TBSのありのままの現状(報道)を中国に知ってもらえば、日本が脅威だというのは幻想だったと認識が変わる筈。

【関連 中国人的視点】
ニンテンドー3DS本体…中国で工場から持ち出し・暴露か

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 中国メディアは4日、任天堂(本社・京都市)が2月下旬に発表を予定している携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」本体の姿が明らかになったと報じた。中国で従業員が工場から持ち出たものとされ、同国では称賛するニュアンスの記事もある。
 中国では画像だけでなく、動画投稿サイトにも、「ニンテンドー3DS」を紹介するとされる動画が掲載された。ゲーム機本体などをいろいろな角度から見せているが、人物は手が写っているだけで、特定できない。
 本体のデザインに関する数値や、ソフトも紹介された。事実とすれば、不正な手段で工場から持ち出した可能性が濃厚だが。今のところ批判的な記事は見あたない。
 「メード・イン・中国のニンテンドー3DSの姿が露呈!」、「3DSが、中国の製造工場の従業員の手で、動画で暴露」などの見出しが並び、本文では「持ち出しに成功。インターネットに掲載で、全世界で姿を見ることができるようになった」などとする記事もある。((2011/01/04(火) 14:15 サーチナ/編集担当:如月隼人)

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