独裁権力にソニー屈せず!

エジプト国民が、デモによって大統領辞任に追い込む過程を実況中継、自国のことのように「独裁打倒で“自由”を勝取った」と民主化を賛美した。
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戦後対立を過度に恐れるあまり、囲いの中の不自由に順応したのが日本人。
相手が求めている不利益な主張を正当化しやすいように、自ら歩み寄り自主規制するのが日本の良識となっている 。



ムバラク辞任 文民政権への移行を速やかに

30年の独裁に終止符が打たれた。国民の大統領退陣要求デモが続いたエジプトで、ムバラク大統領が辞任した。
「現代のファラオ」と呼ばれた権力者も、民衆のエネルギーに抗(あらが)うことはできなかった。
副大統領の発表によれば、大統領権限は軍の最高評議会に移譲された。政権移行プロセスは軍主導で進むことになる。
軍は声明で、全権の掌握は一時的な措置であり、民主的な政権発足に向けて「自由で公正な大統領選を実施する」と約束した。
そうであるなら軍は、エジプト国民の生活と中東地域の安定のため、具体的日程を示し、約束を速やかに実行に移すべきである。
大統領は前日まで、9月に切れる任期を全うする意向を表明していた。突然の辞任は、体制を支えてきた軍が、最終的に大統領を見放したためといえる。
毎年13億ドル(約1100億円)に上る軍事援助を続ける米国のオバマ政権の意向も働いていよう。
政変につながったデモの発端は食料の高騰や経済格差への不満、そして、その状況を改善できない政権の無策と腐敗だった。
ムバラク大統領はデモが膨れ上がる度に、小出しの譲歩を示してきた。だが、それは国民の要求にはほど遠く、騒乱の長期化と多数の死傷者を生む結果になった。その責任は極めて重い。
大統領の辞任で本格的な政権移行が始まる。だが、それが民主的な体制への転換につながるかどうかは、まだ予断を許さない。
エジプトでは、国民の間で軍の人気は高い。国民に銃を向けた過去がなく、第4次中東戦争の緒戦で「アラブの誇り」を取り戻したと考えられているからだ。
一方、王制が崩壊して以来半世紀、歴代大統領は軍が輩出してきた。軍出身者は財界や地方政界にも進出し、最大の利権集団でもあった。軍は、こうした旧体制との決別を明確に示すためにも、政権移行を急がねばならない。
政権移行協議には野党勢力の参加も不可欠である。
政権移行後のエジプトは、イスラエルとの和平を維持し、中東の安定の要であり続けなければならない。そのためには、米国など国際社会の関与も必要だろう。
エジプトの政変は、周辺アラブ諸国にも課題を突きつけた。エジプト同様、長期独裁政権が続いている国は多い。国民の反発で倒されるより、自ら抜本的な改革に乗り出す方が、犠牲が少ないことを指導者は銘記すべきである。
(2011.2/13 読売社説

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中国は事実上の報道規制か…エジプト情勢

【北京=関泰晴】中国外務省の馬朝旭報道局長は12日、エジプトのムバラク大統領辞任について、「エジプトの国家の安定と正常な秩序の早期回復に役立つことを希望する。エジプトは中国の友好国であり、両国関係が引き続き健全で安定的に発展するものと信じている」との談話を発表した。
一方、国営新華社通信は12日未明、ムバラク氏辞任を速報した。
国内メディアは新華社の配信記事を使って報道しており、当局は、エジプト情勢に刺激を受けて共産党の独裁体制に対する批判が高まることも懸念し、事実上の報道規制を行っている模様だ。
(2011.2/13 読売新聞





CMカット機種、生産中止へ…民放批判に配慮

録画番組を再生する際にテレビCMを自動的に飛ばす「CMオートカット機能」がついたレコーダーやテレビが、姿を消す見通しになった。
大手電機メーカーでこの機能を備えた製品を生産している三菱電機と東芝が、春以降の新製品に、この機能の搭載をやめる。地上放送の完全デジタル化で、再生時にCMを確実にカットできるようになるため、民放各社で組織する日本民間放送連盟が問題視していたことに、電機大手が歩み寄った格好だ。
CMオートカット機能を備えたレコーダーなどは、購入段階から、リモコンなどで操作しなくてもテレビCMを飛ばして再生する設定になっている。
最初の機種は、三菱電機が1990年に発売したビデオデッキだった。現在は、三菱電機が録画機能を備えた液晶テレビ「リアル」と、ブルーレイディスク(BD)レコーダーの全機種に搭載している。
東芝も液晶テレビ「レグザ」の上位機種とBDレコーダーにこの機能を盛り込んでいる。
だが、民放各社はスポンサーからの広告収入でテレビ番組を制作している。CMオートカットが普及すれば収入に影響が出かねないと主張していた。アナログ放送では、CMかどうかの判別ができないケースもあったが、地デジでは番組とCMの信号が異なるため、ほぼ完全にCMをカットできるからだ。
民放連の広瀬道貞 会長(テレビ朝日顧問)は去年11月、CMオートカット機能機能を備えたテレビやレコーダーが販売されていることについて、「これを許せば、同じような機能を搭載した機器が次々と出現する。看過できない」 などと強く批判していた。三菱電機と東芝が搭載をやめる背景には、「放送業界あっての映像機器」(関係筋)などの判断もあるとみられている。
(2011.2/10 読売新聞 朝刊一面)

・広瀬道貞
日本民間放送連盟(民放連)の会長(テレビ朝日顧問)、かつて民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件を検察側の描いた犯罪者のイメージを世論に刷り込んだテレビ報道に、原口一博総務相が「『関係者によると』という報道は、公共の電波を使ってやるには不適」と苦言を呈した事について、2010.1/21の会見で「(事件の)渦中に発言する必要があったか疑問」「報道の萎縮につながる」と直視することなく開き直った人物。



レコーダーのCMカット機能中止問題について各社に聞いた

本日、読売新聞など一部メディアが、「CMオートカット機能がついたレコーダーやテレビが生産中止になる」と報じた。
報道では、民放テレビ各局が加盟する社団法人 日本民間放送連盟が、同種機能を問題視していたことに対し、電機メーカー大手が歩み寄ったとしている。
当サイトの読者ならご存じの方が多いだろうが、録画時にチャプターを付与して本編部分とCM部分を自動分類する機能は、主要メーカーの最新レコーダーならば、ほぼ全製品が搭載している。
ただし、再生時に本編部分のみを自動で連続再生する機能については、メーカーによって搭載/非搭載の対応が分かれている。
三菱電機のREALブルーレイは「オートカットi」機能により本編部分のみを再生することができる。東芝のREGZAブルーレイも「おまかせプレイ」で同様の操作が可能だ。
ソニーのBDレコーダーは、本編のみの自動再生ができることを公式に謳ってはいないが、「ダイジェスト再生」で「長め」に設定すれば、かなりの高い精度でCMのみが自動スキップされる。裏技的に活用しているユーザーも多いだろう。
パナソニックのブルーレイDIGAは基本的に手動でスキップする方式。シャープのAQUOSブルーレイも同様だ。
このうち、今回の記事で機能の搭載を中止すると報道されているのは三菱電機と東芝。この両社と、類似機能がユーザー操作によって実現できるソニーに話を聞いた。

■三菱電機「オートカットiを見直す」
三菱電機のレコーダーや録画テレビは、従来から内蔵HDDに予約録画した番組の番組部分、またはCM部分だけを自動で再生できる「オートカットi」機能を搭載している。「お客様から大変評価を得ている機能」(同社)という。
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三菱“REALブルーレイ”「DVR-BZ340」「DVR-BZ240」

同社は今後の対応について「通常、毎年春に新製品を発売するが、そのタイミングで発売する機種については『オートカットi』機能を見直す」としている。REALブルーレイだけでなく、録画機能内蔵テレビも同様に対応する。具体的にどう機能を見直すかについては検討中という。
機能見直しの背景について同社は「民放連さんが昨年、CMカット機能について問題視する発言を行ったと聞き、以降、民放連さんと意見交換を行ってきたことは事実。ただし、製品の個別機能については当社が判断したことだ」と述べている。

■東芝「今後の商品については回答できない」
東芝のREGZAブルーレイは「おまかせプレイ」機能を搭載している。見たい番組を選び「おまかせ」ボタンを押すと、本編部分だけのプレイリストを自動作成して再生を開始。同社サイト上でも「手間なく本編だけを楽しめます」としており、CMカットができることを告知している。
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東芝の「見るナビ」画面。ここから「おまかせ」ボタンを押すと本編部分だけを再生できる

同社広報部は「報道が具体的に何を指しているか分からないが、おそらく『おまかせプレイ』について書かれているのだろう」とコメント。今後の商品計画についても尋ねたが「今後発表する予定の商品の、個別機能については回答できない」と、具体的な機能見直しについては明言を避けた

■ソニー「CMスキップとは一切謳っていない」
ソニーのBDレコーダーには「ダイジェスト再生」機能が搭載されている。
ダイジェスト再生は、録画番組を解析し、スポーツの盛り上がってるシーンや音楽番組の歌唱シーンなど、重要と判断した部分だけを再生する機能。設定は「短め」「普通」「長め」で調整可能だが、「長め」に設定すれば、かなり高精度でCMのみを自動スキップすることができる。
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ソニーのBDレコーダーは「ダイジェスト再生」機能を装備

ソニーのBDレコーダーは「ダイジェスト再生」機能を装備
同社広報部は「CMスキップ、あるいは本編のみ再生などとは一切謳っていないし、『長め』設定でもCMが再生されることも十分あり得る」とコメント。機能を搭載し続けることに問題はないという見方を示した。
(2010.2/10 Phile-web)




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波風を立てないように“自主規制”

朝まで生テレビ元旦スペショル「激論!萎縮する日本! ~行き詰まりからの脱却~」に出演した東浩紀は、『東京都の性描写マンガ規制』問題について、数年前のように本屋を探して歩き回るのではなく、簡単にネットでダウンロードできてしまうので「規制の問題とか、自由の問題ではなくて、メディア環境の変化に対応していくかが問題」だと指摘した上で、あるマンガ家に(規制対象か判断するため)書いてもらったイラストが、アメリカに持ち込めない事がわかり不自由。一方で他の国では不可能な表現空間を持っていることが重要で、絶対規制してはいけないと主張。だが現在反対派は、少しでも規制する気なら「俺達が自主規制するから止めてくれ」と反対派のロジックとして、おかしくなっている“実態”を明かした。

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