BPOが日テレ報道番組 正確性、公正性損なう

日本テレビが1月、ペットビジネス利用者の「称賛の声として店の社員を利用者」として演出したことに対し、BPOが報道機関の社会的使命に背くと指摘。
これを日テレは報じず、朝日・産経新聞は明日はわが身と記事にしなかった。



【テレビメディア】
日本テレビ番組“放送倫理違反”
画像
日本テレビが報道番組でペットビジネスの利用客として取り上げた女性2人が、いずれもペットビジネス運営会社の社員だったとして、BPO=「放送倫理・番組向上機構」の委員会は、「放送倫理に違反する」とする意見書をまとめました。
日本テレビは、ことし1月に放送した報道番組「news every.サタデー」で、ペットサロンとペット用保険を利用する客として女性2人を取り上げましたが、いずれもサロンと保険を運営する会社の社員でした。取材の担当者は、一般の利用客を取材できるよう会社に依頼しましたが、社員しか紹介できないと言われ、良いことではないと考えながらも取り上げたということです。これについて、BPOの放送倫理検証委員会は「あたかも一般の利用客であるかのように伝えており、放送倫理に違反する」とする意見書をまとめました。日本テレビの報道番組を巡っては、「真相報道バンキシャ!」で、自治体の裏金問題について、うその証言を放送したとして、おととし、BPOから検証番組の放送を求める勧告を受けています。日本テレビは「意見書を真摯(しんし)に受け止め、チェック体制の一層の強化や放送倫理向上のための研修を拡充させたい」とコメントしています。
(6月1日 0時12分 NHK)

----------------------------------------------------------
日テレ報道番組に「意見」

BPO=放送倫理・番組向上機構は、今年1月に放送された日本テレビの「news every.サタデー」に対し、放送倫理上問題があったとする「意見」を発表しました。
この問題は「ペットビジネス最前線」と題した放送で、ペットのマッサージや保険などの「利用者」として登場した人物が、実際にはこれらのサービスを提供している会社の社員だったというものです。
BPOでは、こうした行為が報道番組で行われたことは報道機関の社会的使命に背く行為だと強調しています。
日本テレビでは、今回の「意見」を真摯に受け止め、チェック体制の強化など対応策に取り組むとしています。
(31日18:47 TBS News

----------------------------------------------------------
「放送倫理違反」

「報道機関の社会的使命に背く」との判断が出されました。今年1月、日本テレビの「news every.サタデー」で放送されたペットビジネスの特集について、BPO=放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会は「事実を伝えず、公正性が損なわれた」などとする意見書を公表しました。特集では取り上げた企業の社員と知りながら、一般の利用客として報じていました。委員会では報道の正確性、公正性を損なうもので、大きな問題だとしています。
(2011.05.31 テレビ東京)

----------------------------------------------------------
BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、日本テレビの報道番組について、「放送倫理に違反する」との意見をまとめた。

BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、日本テレビの報道番組について、「放送倫理に違反する」との意見をまとめた。
これは、日本テレビの報道番組「news every.サタデー」の2011年1月の放送で、「ペットビジネス」を利用者の称賛の声を交えながら紹介した際、その利用者が、サービスを提供している企業の社員だったというもの。
BPOの放送倫理検証委員会は、「報道機関の社会的使命に背く行為と言わざるを得ない」としたうえで、放送倫理に違反すると判断した。
これについて日本テレビは、「チェック体制のいっそうの強化や、放送倫理向上のための研修の拡充などに取り組んでまいります」などとコメントしている。
(05/31 18:12 FNN)

----------------------------------------------------------
日テレ報道にBPOが「放送倫理違反」の意見書

日本テレビの報道番組で、ペットビジネスの利用客として紹介した人物が実際はサービスを提供する会社の社員だったことについて、BPO=放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会は「放送倫理に違反する」という意見を発表しました。
今年1月に日本テレビで放送された「news every.サタデー」のコーナーで、ペットサロンとペット保険の利用客として紹介された人物が、実際にはそれぞれの会社の社員でした。放送倫理検証委員会は、放送が事実を正確に伝えていないことと、ニュースの公正性が損なわれていることを指摘しました。さらに、問題の要因には、担当ディレクターと上司との間に取材・制作についての認識の乖離(かいり)があったとして、若手スタッフの仕事ぶりを丁寧に評価する職場の環境づくりなどを求めています。
(05/31 18:12 テレビ朝日)




【新聞記事】
日テレ報道番組で放送倫理違反…BPOが意見書

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、日本テレビが1月に放送した報道番組「news every.サタデー」の特集「ペットビジネス最前線」を、放送倫理に違反すると判断した意見書を公表した。
意見書によれば、1月8日放送の同番組は、ペットサロンとペット保険を取り上げるにあたり、それぞれの会社の社員を利用客として登場させた。番組を担当した、制作会社の派遣スタッフであるディレクター(31)は、社員と認識しながら「社員であっても利用者であることには違いない」と判断したという。
こうした経緯について、意見書は「報道機関の社会的使命に背く行為と言わざるを得ない」と断じた。その上で、問題の背景として〈1〉ディレクターの報道意識の希薄さ〈2〉スタッフ研修の不十分さ〈3〉年長の上司らと若手スタッフとのコミュニケーション不足――などを指摘。同局に職場環境と人間関係の改善を促した。
日本テレビ総合広報部は31日、「事件発覚後に報道局ではスタッフ自らが『自分ならどうするか』という視点からの議論内容と集約意見を総括文書にまとめた。意見書を真摯(しんし)に受け止め、チェック体制の一層の強化と放送倫理向上のためのさらなる研修に取り組む」とのコメントを発表した。
(2011年5月31日20時58分 読売新聞

----------------------------------------------------------
日本テレビ:ペットビジネス特集、BPOが意見書

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、日本テレビが今年1月8日に放送した報道番組「news every.サタデー」内の特集について「事実が正確でなく、公平性も損なっており、放送倫理に違反する」とする意見書を公表した。
番組は、ペットビジネス特集でペットサロンやペット保険を運営する会社の社員をあたかも一般客のように放送した。会見で川端委員長は「真実に迫る最善の努力をするという報道の使命をゆるがせにした」と指摘。また09年に同局の報道番組「真相報道バンキシャ!」が、虚偽証言に基づいて番組制作したことを挙げ、「同じ局がまた事実でない放送をしたことは問題。根本的な倫理観が制作現場で血肉化されていなかった」と話した。
(2011年5月31日 19時33分 毎日新聞)

----------------------------------------------------------
日テレ系番組で放送倫理違反=BPO 

NHKと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、1月に日本テレビ系報道番組「news every.サタデー」で放送されたペットビジネスに関する内容に放送倫理違反があったとする意見を公表した。
 同委は、番組に登場してペット向けサービスを称賛した利用者が、そのサービス提供会社の社員であることを番組内で伝えなかったことを確認。事実を正確に伝えず、企業の利害から離れて客観的に評価する「ニュースの公正性」が損なわれていたとして、放送倫理に違反すると判断した。
(2011/05/31-18:09 時事通信

----------------------------------------------------------
BPOが日テレへの意見書を公表 「社会的使命に背く」

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、ペットビジネスを特集した日本テレビの報道番組「news every. サタデー」について「事実を正確に伝えず、公正性が損なわれた。報道機関の社会的使命に背く行為だ」とする意見書を公表した。
番組は1月8日に放送。ペットサロンやペット保険を扱う会社を取り上げた特集で、その会社の社員と知りながら一般の利用客として報じた。出演した社員はそのサービスを称賛するコメントをした
意見書は、同局が「真相報道バンキシャ!」で虚偽証言を放送し、同委員会から2009年に勧告を受けたことについて触れ「再発防止の取り組みが実を結んでいない」と批判した。(共同)
(2011年5月31日 17時23分 中日新聞)

----------------------------------------------------------
客は社員!日テレ系報道番組に意見書

BPOの放送倫理検証委員会は31日、都内で会見し、放送倫理違反があったとする日本テレビ系報道番組「newsevery.サタデー」について、原因調査などをまとめた意見書を発表した。同委員会は、制作現場の年長の上司と若手スタッフの間のコミュニケーション不足を要因の1つに挙げた。現場の上司は通常、担当する官庁の記者クラブに詰めており、問題を起こした担当ディレクターは気軽に相談できる環境にはなかったという。番組ではペットビジネス最前線と題し、ペットサロンとペット保険について、2人の女性客の声を紹介したが、実際は同ビジネスの運営会社社員だった。ディレクターは、社員であっても、当該サービスの利用者でもあることから制作を進めた
[2011年5月31日17時6分 日刊スポーツ
読売新聞は「制作会社の派遣スタッフ」であり日テレ社員ではない事を強調、「社員であっても利用者であることには違いない」開き直りを載せて系列である日本テレビの反省を強調。朝日新聞は仕返しを恐れて黙殺したが、朝日新聞社と報道協定を結ぶなど関係が強い日刊スポーツが内幕を暴露した。


【日テレ サイト】
「ペットビジネス最前線」報道に対する
      BPO放送倫理検証委「意見」について

画像
本日、放送倫理検証委員会の意見書が通知・公表されました。「真相報道 バンキシャ!」誤報問題以降、報道機関としての信頼を取り戻すために、日本テレビ報道局が取り組んできた再発防止策が、結果的にスタッフの隅々にまで完全に浸透していなかったことは、委員会のご指摘の通りであります。

今回の事案発覚後、報道局ではこれまでに各取材部門、番組制作部門のスタッフ自らが、今回の問題を自分の仕事に置き換えて、「自分ならどうするか」という視点からの、いわゆる「ボトムアップによる再発防止策」の策定作業を試み、各部門の議論内容と集約意見を社内総括文書にまとめました。

日本テレビ報道局では本日の意見書を真摯に受け止め、今後全スタッフに意見書内容の周知徹底を図ると共に、
 (1)取材及び番組制作におけるチェック体制の一層の強化
 (2)今回の事例を踏まえた、放送倫理向上のための研修の更なる拡充の諸施策に迅速に取り組んでまいります。
(2011年5月31日 日本テレビ放送網株式会社 )

----------------------------------------------------------
■「news every.サタデー」についてのおわび

1月8日の「news every.サタデー」、1月10日の「Oha!4 NEWS LIVE」で最新のペットビジネスに関するニュースをお伝えしました。
この中でペットサロンとペット保険を利用する女性客をとりあげましたが、これらの女性がペットビジネスを運営するそれぞれの会社の社員であることがわかりました。公正であるべきニュースの取材対象としては、まことに不適切な内容でした。
視聴者の皆様には深くおわび申し上げます。
日本テレビは1月22日の「news every.サタデー」、1月24日の「Oha!4NEWS LIVE」等でおわび放送を行ないました。
この件についてBPO放送倫理検証委員会は2月18日、審議対象とすることを決定しました。
日本テレビはこれを極めて厳粛に受け止め、報道機関としての信頼を回復すべく再発防止策の構築を行って参ります。
(日テレ)
「news every.サタデーについてのおわび」では社員と知らず日テレ側に落ち度はなかったかのような「いいわけ」をサイトに載せていた。日テレが今回報じなかったのは、「社会的な信頼に影響を与えるので、知られずにすむなら公表しないほうが望ましい」という保身に基づくものだと考えられる。地域住民の安全より原発を守ろうとして隠蔽していた東電がメディアに批判されているが、社会的使命を軽視する日テレらメディアと東電はそれほど大差ない。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック