放射線防護型パワードスーツHAL

東電福島原発の事故をきっかけに、茨城県のサイバーダイン社が緊急開発した耐放射線パワードスーツHALを7日に公表。

放射線を遮断できるタングステン入りの防護服は非常に重く、作業員が重度の汚染地で長時間着用して作業するのは困難だったが、重さ約40キロの防護服を着けても歩行や作業が可能となった。



【放射能漏れ】 原発事故用のロボスーツが誕生
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災害現場での作業を想定したロボットスーツHALの運用実験(サイバーダイン提供)

原発事故の現場などで、金属製の重い放射線防護服を装着しても負担を感じずに作業できる新タイプのロボットスーツHALを、茨城県つくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」が開発した。
新タイプの上に防護服を重ねて装着。肩や背中、腰、足などをフレームで支え、足元のセンサーが重心の移動を感知するとモーターが作動し動きをサポートする。もともとは障害者の歩行支援などの目的で開発したが、福島第1原発の事故を受け改良。放射線被ばく量を半減できる重さ60キロのタングステン製防護服が装着可能となり、1回の充電で約1時間半作業できる。同原発などで用いられているポリエチレン製の防護服は、放射線を帯びた粉じんの付着は防げても放射線そのものは遮断できない。一方、タングステン製は重くて長時間の作業が難しかった。
(2011.11.8 17:19 MSN産経ニュース)

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(11/8)放射線防護服の重さ軽減できる「ロボットスーツHAL」 サイバーダイン

筑波大学発ベンチャー企業のサイバーダイン(茨城県つくば市、山海嘉之社長)は人の歩行などを支援する装着型機械「ロボットスーツHAL」で、重い放射線防護服を着用しながら作業できる新タイプを開発した。東京電力福島第1原子力発電所の事故をきっかけに開発した。
放射線の被曝(ひばく)を減らしながら作業するにはタングステン製の防護服がすでにあるが、非常に重いため長時間の作業が困難なのが実情。今回開発した災害対策用は最大60キログラムの防護服まで支えることができ、重量負担を感じずに作業できる。これは放射線量をほぼ半減できる防護服の重量という。
(2011/11/8付 日本経済新聞)

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放射線防護服を着ても軽々 筑波大発ベンチャー、原発用ロボスーツ
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サイバーダインが開発した放射線被曝低減用ロボットスーツ

重い放射線防護服を着ても軽々と歩ける-。筑波大発のベンチャー企業「サイバーダイン」(茨城県つくば市)は7日、歩行の不自由な人が身につけて使用する医療・福祉用器具「ロボットスーツ」を改良し、原子力発電所などの作業向けに放射線被曝(ひばく)量を半減できる新タイプを開発したと発表した。
放射線を遮蔽(しゃへい)するタングステン製の防護服とロボットスーツを一体化できるようにした。スーツは筋肉を動かすときに皮膚表面に現れる電気信号を感知して動き、筋力を補助。最大60キロの防護服を装着したまま楽に歩行できる。
上半身の防護服で放射線量を約60%低減する。東京電力福島第1原発のがれき撤去など、低放射線量での作業で実用化を目指しており、将来は防護服で全身を完全に覆って高線量にも対応できるようにする。今年7月、原発プラントメーカーから打診を受けて開発に着手した。スーツ本体の年間リース料は1台300万円程度という。
社長を務める山海(さんかい)嘉之筑波大教授は「福島第1原発では多くのロボットが使われているが、人でないと作業や判断が難しいこともある。将来は冷却装置を背負った全身型も開発したい」と話している。
(2011.11.8 11:58 SankeiBiz)

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原発作業用ロボットスーツ開発…茨城
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緊急開発された耐放射線ロボスーツ。重さ約40キロの防護服を着けても歩行や作業が容易にできる

筑波大発のベンチャー企業「サイバーダイン」(茨城県つくば市)は、放射線被曝(ひばく)を防ぐ金属製防護服を着用した人の作業負担を軽減するロボットスーツを開発し、7日、報道陣に公開した=写真=。福島第一原発など放射線量が多い現場での活用が期待される。
同社によると、被曝量を半減させるためには重さ約40~50キロのタングステン製の防護服が必要とされるが、移動や長時間の作業が困難だった。
ロボットスーツは最大60キロの重量まで耐えられるよう金属の強度を上げ、防護服を支えるフレームをつけ、歩行など脚の動きを支援する。ロボット本体はバッテリーを含めて約15キロあるが、重さを感じずに動かすことができるという。
原発事故を受け、国内の原発プラントメーカーが7月、医療・福祉用ロボットスーツ「HAL」を開発した同社に依頼した。同社では冷却装置が付いたタイプのロボットスーツの開発を急いでいる。
社長の山海嘉之・筑波大教授は「段差のある場所など機械では難しい作業や、最前線に無人ロボットを投入する際に活用してほしい」と話している。
(2011年11月8日 読売新聞)

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ロボットスーツ:原発作業も可能 茨城・つくばのベンチャーが開発

放射線から身を守る重い防護服を着ても負担に感じずに作業できるようになるロボットスーツを、茨城県つくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」(山海嘉之社長)が開発し、7日公表した。東京電力福島第1原発事故で、今も放射線量の高い場所での作業に役立つ可能性がある。
事故収束に当たる作業員が普段着ている白い薄地の服は、放射性物質の肌への付着防止になるが、大半の放射線を遮蔽(しゃへい)できない。一方、タングステン製の防護服は放射線量をほぼ半減するが、重さは40~60キロで装着して作業するのは重労働になる。
そこで同社は、障害者らの動きを助けるために開発したロボットスーツの耐荷重性を強化。足元のセンサーで姿勢を感知してモーターを動かし足腰を支えることで、タングステン製の防護服を着ても体への負担を大幅に軽減させることに成功した。モーターを動かすリチウムイオン電池は約1時間半持続する。【安味伸一】
(2011年11月8日 毎日新聞 東京朝刊)

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原発作業用ロボットスーツ
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緊急開発された耐放射線ロボスーツ。重さ約40キロの防護服を着けても歩行や作業が容易にできる
筑波大発のベンチャー企業「サイバーダイン」(つくば市)は、放射線被曝(ひばく)を防ぐ金属製防護服を着用した人の作業負担を軽減するロボットスーツを開発し、7日、報道陣に公開した=写真=。福島第一原発など放射線量が多い現場での活用が期待される。
同社によると、被曝量を半減させるためには重さ約40~50キロのタングステン製の防護服が必要とされるが、移動や長時間の作業が困難だった。ロボットスーツは最大60キロの重量まで耐えられるよう金属の強度を上げ、防護服を支えるフレームをつけ、歩行など脚の動きを支援する。ロボット本体はバッテリーを含めて約15キロあるが、重さを感じずに動かすことができるという。
原発事故を受け、国内の原発プラントメーカーが7月、医療・福祉用ロボットスーツ「HAL」を開発した同社に依頼した。同社では冷却装置が付いたタイプのロボットスーツの開発を急いでいる。社長の山海嘉之・筑波大教授は「段差のある場所など機械では難しい作業や、最前線に無人ロボットを投入する際に活用してほしい」と話している。
(2011年11月8日 読売新聞)

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放射線防護型のロボットスーツ開発 筑波大発ベンチャー

筑波大発ベンチャー企業のサイバーダイン(茨城県つくば市)は7日、放射線の被曝(ひばく)を減らす重い防護服を身に着けても楽に作業できる電動補助装置「ロボットスーツHAL」を開発したと発表した。東京電力福島第1原子力発電所の事故をきっかけに考案した。
開発した装置は、歩行など下肢の動きを補助する医療・福祉用ロボットスーツを災害対策用に改造。肩の上まで伸びたフレームが防護服を支え、足の動きに合わせて装置の関節が曲がるため、最大60キログラムの防護服を着ても重さを感じない。放射線被曝をほぼ半減できるという。
放射線を遮るタングステン製の防護服は非常に重く、これまでは長時間の作業は難しかった。
新装置に重い荷物を持ち上げる作業を補助する機能はないが、機器の設置や確認などの作業を防護服を着たままで進めやすくなる。バッテリーを搭載しており、1時間30分程度は動かせる。
同社社長の山海嘉之・筑波大教授は「原発事故現場で活用してもらえれば」と期待している。
(2011/11/8 0:29 日本経済新聞)

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原発災害用のロボスーツ開発 作業員の被曝半減
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放射線防護服を着用して行われた原子力災害用ロボットスーツのデモンストレーション=7日、茨城県つくば市

筑波大発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)が原子力災害用のロボットスーツを開発し、7日発表した。東京電力福島第一原発事故を受け、約2カ月かけて緊急製作した。重さが60キロあるタングステン製の放射線防護服を着ていても、自由な動きで作業を続けられる。
防護服の装着によって、作業員の放射線被曝(ひばく)をほぼ半分にできるという。
スーツはもともと、脳卒中患者らの歩行や立ち上がりなどの動作を支えるためにつくられた。コンピューター制御のモーターで人の動きを補助する仕組みで、原子力災害用スーツは、重い防護服を支えるためのフレームが肩から腰にかけて追加されている。
(2011年11月7日21時23分 朝日新聞)

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原発作業に「ロボットスーツ」を、サイバーダインが公開

【11月7日 AFP】茨城県つくば市のロボットベンチャー企業サイバーダイン(Cyberdyne)は7日、放射能で汚染された原子力発電所で重い防護服を着込んで作業をする原発作業員のための新型ロボットスーツを公開した。
サイバーダインは、人間の動作をアシストするバッテリー駆動のロボットスーツ「HAL(ハル)」の改良版をデモンストレーションした。このロボットスーツは、重さ60キロにもなるタングステン入りの放射線防護服の下に着用することができるという。
サイバーダインによると、不織布のタイベックでできた防護服は軽量で、放射性物質の付着を防ぐことはできるが、放射線そのものから身を守る効果はない。放射線を遮断できるのはタングステン入りの防護服だが、非常に重く、作業員が重度の汚染地で長時間着用して作業するのは困難だった。
東日本大震災で事故を起こした東京電力(TEPCO)福島第1原発では、平日には2000人以上の作業員たちが作業に当たっている。この新型ロボットスーツが福島第1原子力発電所の汚染区域で使われるかどうかはまだ決まっていない。
「ハル」は体表を流れる微量の電流をとらえて筋肉の動きを予測し、装着者の動きを支援する。電池駆動するハルの下肢ユニットは、10月末現在、113の病院や福祉施設などにリースされている。(c)AFP
(2011年11月07日 20:36 発信地:つくば/茨城 AFPBB News)

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原発作業に「ロボットスーツ」を
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茨城県つくば市のベンチャー企業が、体に障害がある人の動きをサポートするために開発した身につけるロボット、「ロボットスーツ」を、東京電力福島第一原子力発電所の作業現場でも使えるよう改良し、注目されています。
このロボットスーツは、筑波大学の教授らが参加したベンチャー企業が開発しました。脳から出る電気信号を捉え、足の外側に付いている板状の部品をモーターで動かすことで足の力を補う仕組みで、もともとは体に障害がある人やお年寄りのために開発されました。今回、原発の作業現場でも使えるようにしようと補う力を強くしたり、材質を頑丈にしたりして改良しました。ベンチャー企業によりますと、福島第一原発に人が立ち入る場合、放射線から身を守るために金属製の重さ15キロの防護服の着用が必要とされていて、このロボットスーツを装着すれば、最大60キロ分の重さまで耐えられるということです。今月1日には、つくば市内で原発での作業を想定した実験を行い、狭い空間でのがれきの撤去や設備の修理などの作業が行えるかどうか、機能を試したということです。開発した、筑波大学の山海嘉之教授は「ロボットスーツを装着すると原発の建屋内での多くの作業ができるようになると思う。また長時間の作業も可能になり収束活動全体が短縮できる可能性がある」と話しています。
(11月7日 6時9分 NHK)







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