岐阜県瑞浪市の中2自殺 イジメ認めず両親敗訴

2006年岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校で2年女子が、4人の名を遺書に書いて誕生日に自宅で自殺。自殺直後はパフォーマンスで校長が謝罪し、その後に撤回。刑事罰に問えない両親は、遺書にあった4人らを訴えた。
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4人の元同級生らは遺書が「イジメの告白」ではなく「4人に対する謝罪の気持ち」と反論。岐阜地裁の鈴木正弘裁判長もイジメの証拠にならないと棄却。

中2いじめ自殺 両親の訴え棄却 岐阜地裁

岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校で2006年、2年生だった女子生徒(当時14)が自殺したのはいじめが原因だとして、両親が同級生4人とその保護者に計約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、岐阜地裁であった。鈴木正弘裁判長は「同級生らによるいじめの存在を積極的に推認させる事実はない」などとして、両親の請求を棄却した。
いじめをめぐっては、市教育委員会瑞浪中学校が、自殺後のアンケート結果などを踏まえ、女子生徒が所属していた部活動でのいじめが自殺の原因だとして両親に謝罪していた
女子生徒は、遺書に4人の名前を残していた。4人は一貫して「いじめをしたことはない」と否定してきた。
両親は訴状で、同じバスケットボール部の中心メンバーだった4人が、上級生が引退した06年7月ごろから、「きもい」「くさい」と女子生徒に悪口を浴びせたり、女子生徒の体に触れると体育館の壁にこすりつけたりするなどのいじめがあったと主張。精神的苦痛を受け、その年の10月の自殺につながったと訴えた。
一方、被告の同級生の1人は法廷で、「悪口は言っていない」などと証言。遺書についても、被告側は「心理的な負担があったことはうかがえるが、いじめがあったとまでは言えない」と反論していた。
(2011年11月30日16時20分 朝日新聞)

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自殺:「いじめが原因」原告の訴え棄却 岐阜地裁

岐阜県瑞浪市立瑞浪中学2年生の女子生徒(当時14歳)が06年10月に自殺したのはいじめが原因だとして、両親が遺書に名前があった元同級生4人と、その保護者に約5700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、岐阜地裁で言い渡された。鈴木正弘裁判長は「いじめ行為を推認させる事実はない」として請求を棄却した。
原告側は、学校が全校生徒を対象に実施した無記名アンケートの結果や遺書の文言などから「いじめで精神的苦痛を受け、自殺に至った」と訴えた。これに対し、被告側はアンケートは無記名で信用性を欠く。遺書に『いじめられた』との記述はなく、4人に迷惑をかけて申し訳ないという謝罪の気持ちで書いた」と反論していた。
原告は訴状で、女子生徒は06年5月ごろから、同じ部活動の同級生4人に「ウザイ、キモイ」と言われるなどのいじめを継続的に受けていたと主張。誕生日だった同年10月23日、4人の名前を挙げて「これで、お荷物が減るからね」と書いた遺書を残し、自宅で自殺したと指摘した。【三上剛輝】
(2011年11月30日 14時52分 毎日新聞)

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いじめ認めず、両親敗訴 岐阜の中2女子自殺訴訟

岐阜県瑞浪市で2006年、いじめを苦に自殺したとされる同市立瑞浪中学2年の女子生徒=当時(14)=の両親が、遺書に名前があった同級生4人とその両親に約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、岐阜地裁は30日、「同級生のいじめ行為があったと認めるに足りない」として請求を棄却した。
鈴木正弘裁判長は判決理由で「原告側が証拠として提出した学校側のアンケートは、回答者が不明で証拠力に欠ける」と判断した。
生徒は06年10月、自宅で首をつって死亡しているのが見つかった。遺書には同級生の女子4人の名前と「これでお荷物が減るからね」「もう何もかもがんばることに疲れました」などと書かれていた。女子生徒の両親側は、4人がバスケットボールの部活動で「死ね」と言ったり、無視したりするいじめをしたのが自殺の原因と主張。同級生側は、いじめたことはなく「遺書にはいじめに関する具体的な記述が全くない」と反論した。
(2011.11.30 14:18 MSN産経ニュース)

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瑞浪いじめ自殺:岐阜地裁で30日判決…因果関係が争点に

いじめをほのめかす遺書を残して06年10月、自殺した岐阜県瑞浪(みずなみ)市立瑞浪中2年の女子生徒(当時14歳)の両親が、遺書に名前のあった当時の同級生4人と保護者に約5700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、岐阜地裁で言い渡される。被告側は「いじめをしたことはない」と主張しており、▽いじめの有無▽いじめと自殺の因果関係--が争点となっている。
訴状によると、女子生徒は06年5月ごろから、同じ部活動の同級生4人に「ウザイ、キモイ」と言われるなどのいじめを継続的に受けたとされる。誕生日だった同年10月23日、「部活のみなさん、特に、(4人の名前)、本当に迷惑ばかりかけてしまったね。これで、お荷物が減るからね。もう、何もかもがんばる事に疲れました」などと記した遺書を残して自宅で首つり自殺をした。学校は全校生徒対象の無記名アンケートを実施。結果などから、いじめの存在と自殺との因果関係を認めた。
原告側がいじめの根拠としている遺書やアンケート結果などをどう評価するかが判決の焦点。被告側はアンケートについて「無記名で、いじめの具体的な例示もなく、信用性は低い」と主張。遺書については「部活だけでなく生活全般での疲労や挫折が自殺の原因。4人の名前は迷惑をかけて申し訳ないという謝罪の気持ちで記した」と主張している。【三上剛輝】

◇「刑事罰を」…遺族が嘆願書

「私の心はあの日死んだ」
自殺した女子生徒の父親(49)は朝起きるたびに「また一日長く生き延びてしまった」と鏡をみて悔やむ。いるはずのない娘を町中で探したこともたびたび。誕生日でもあった命日には必ずバースデーケーキを買って祝っている。
娘の自殺後、「自殺を止められなかったと悔やむだけじゃ、娘の命が無駄になる」と考え、いじめで自殺した子どもの遺族と会ったり、いじめに詳しい識者と面談していじめの構造を調べた。「近ごろのいじめはゲーム感覚で死ぬまでエスカレートする。人間関係の希薄化で止める人もいない。『社会的殺人』として刑事罰を科すべきだ」。09年10月に文部科学相宛てに法制化の嘆願書を提出した。
警察官を目指し、人の悪口を言わない娘だったが、4人に対しては「あいつら、殺してやりたい」と乱暴な言葉を口にしたことがあった。自宅の壁を殴ってへこませたこともあった。しかし謝罪に来た被告の一人は10年3月の提訴後、「(謝罪は)遺族に無理やり言わされた」と態度を翻した。「原因がいじめでなくてなんなのか」
娘の死から5年。「どんな判決でも、どちらかが控訴する。まだ闘いは続く」。そんな気持ちで判決に臨む。
【三上剛輝】
(2011年11月29日 0時47分 毎日新聞)

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この記事へのコメント

お仕事さん
2012年12月22日 12:36
裁判官はおかしい
遺書の文章はその子の優しさだと思います
そんな事で残酷な事をした加害者がのほほんと暮らすなんて納得いかない人一人の命が散ってしまった事の重大さをもっと追求するべき 棄却なんてとんでもないです
永江聡
2013年05月02日 13:49
女子中学生さんのいじめ無くせ
通りすがり
2017年11月26日 01:54
訴訟提起はあくまでも問題提起だから、勝訴敗訴は関係ないよ。
保母冬妃、安藤(梅村)里穂、土谷照世、西尾真由美はとっととクタバレ

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