大阪の飲酒摘発捏造警部補に苦情多数

飲酒運転の取り締まりでアルコール数値を捏造して検挙していた大阪府警泉南署の山下清人警部補の被害者とみられる苦情が相次ぎ、府警は検証する方針。
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飲酒検問不正、別の捏造容疑も立件へ 大阪府警

飲酒検問のアルコール検出値を捏造(ねつぞう)したとして大阪府警泉南署警部補の山下清人(きよと)容疑者(57)が逮捕された事件で、府警は27日、山下容疑者が別の男性(58)にも虚偽の交通切符を切った疑いがあるとして、証拠隠滅容疑などでの立件を視野に捜査していると明らかにした。山下容疑者は逮捕後、容疑を否認。現在は黙秘しているという。
この男性は今月、朝日新聞の取材に応じ、大阪府泉南市内で昨年9月に山下容疑者の検問を受けた際、飲酒量を説明以上に捜査書類に記されたなどと訴えていた。府警も男性から事情を聴いている。ほかにも、山下容疑者とみられる警察官から不正な取り締まりを受けたとする苦情が府警に約30件寄せられており、府警は検証する方針。
一方、大阪地検は27日、泉南市内の60代男性のアルコール検出値を捏造したとする証拠隠滅と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で山下容疑者を起訴した。
(2012年3月28日 朝日新聞)

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飲酒摘発で水増し、警部補を証拠隠滅罪で起訴 大阪地検

飲酒運転の取り締まりの際、アルコール検出値を捏造(ねつぞう)して交通切符を作成したとして、大阪府警泉南署警部補の山下清人(きよと)容疑者(57)が逮捕された事件で、大阪地検は27日、証拠隠滅と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で山下容疑者を起訴した。山下容疑者の代理人の曽我乙彦弁護士によると、起訴内容を否認しているという。
起訴状によると、山下容疑者は昨年9月29日、大阪府泉南市内で、ミニバイクを運転していた60代男性に飲酒検問した際、酒気帯び運転違反になる呼気1リットルあたり0.15ミリグラムのアルコール値が検出されたように装い、虚偽の交通切符(赤切符)を切ったとされる。
(2012年3月27日20時22分 朝日新聞)

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飲酒摘発捏造で警部補起訴=他にも不正疑い―大阪

飲酒運転の取り締まりでアルコール濃度の測定値を捏造(ねつぞう)したとして逮捕された大阪府警泉南署の警部補山下清人容疑者(57)について、大阪地検は27日、証拠隠滅罪などで起訴した。
府警によると、山下容疑者は黙秘しているという。逮捕後、「目の前で測定してもらえなかった」などと不正な取り締まりを受けたとする苦情が約30件寄せられ、府警は同容疑者が摘発した飲酒運転で他にも捏造があったとみて調べている。
起訴状によると、山下容疑者は昨年9月29日、同府泉南市で、酒気帯び運転の捜査のため原付きバイクを運転していた同市の60代男性を職務質問。アルコール測定せず、事前に準備した呼気1リットル当たり0.15ミリグラムが検知されたとする記録紙を使い、書類を偽造したとされる。
(2012/03/27-20:20 時事通信

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“飲酒検査捏造”で苦情30件…大阪府警が調査へ

大阪府警泉南署の飲酒検査書類捏造事件で、証拠隠滅容疑などで逮捕された警部補山下清人容疑者(57)に飲酒運転で摘発されたとするドライバーから「書類に虚偽の飲酒量を書かれた」などとする苦情が府警に約30件寄せられたことが27日、監察室への取材で分かった。
府警はドライバーから聞き取り調査をするなどし、必要に応じて再捜査も検討する。大阪地検は勾留期限の27日、山下容疑者の刑事処分を決定する。
同室によると、「(山下容疑者は)面前でアルコール測定器を使わなかった」という内容の苦情もあった。
山下容疑者が昨年9月、逮捕容疑の被害者とは別の男性を摘発した際、男性が「缶ビールを1本飲んだ」と説明したのに、書類に「2本」と記入した疑いがあることも判明。同容疑者は男性に基準値以上のアルコール量が検出されたと告げ、「数字が出ているのだから1本も2本も変わらない」と説明したという。
山下容疑者は昨年9月、同府泉南市内でミニバイクを運転していた男性(69)を摘発した際、男性が「350ミリリットルの缶ビールを飲んだ」と説明したのに、書類に「500ミリリットル」と記入したなどとして、証拠隠滅容疑などで今月6日に逮捕された。
(2012年3月27日 18:29 スポーツニッポン)


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