京都府警交通トップトが祇園車暴走の当夜宴会

京都市の祇園で軽ワゴン車が暴走し19人が死傷した当日の夜、8人死亡を確認しながら府警の部長級やOBら90人で懇親会を開催、山形克己交通部長もビールを飲んでいた。



京都府警“交通トップ”が大失態…暴走事故の夜に宴会

タクシーのドライブレコーダーに記録された衝突の瞬間。藤崎容疑者の軽ワゴン車が猛スピードで前の車に追いつき(上)、歩行者の後ろを通り抜け(中)、電柱に激突した(下)
画像京都市東山区の祇園で藤崎晋吾容疑者(30)が運転する軽ワゴン車が暴走し、歩行者18人が死傷した事故で、発生当日の12日夜、京都府警の交通部門のトップに当たる山形克己交通部長が懇親会に出席し、飲酒していたことが産経新聞の取材で分かった。一時的に捜査が責任者不在で進められていたことになる。今年に入り、長崎ストーカー殺人事件での怠慢捜査など警察の不祥事が相次いでいる。たがが緩む背景には何があるのか。
関係者によると、京都府警の山形部長が飲酒したのは春の定期異動に伴う「府下警察署長会議」の懇親会。京都市上京区のホテルで午後6時台から8時ごろまで開催され、ビールや日本酒などが出された。
懇親会に先立つ府下警察署長会議は、府警本部長をはじめ各部門の所属長や府内25署の署長らが集まり、府警本部別館(京都市上京区)で行われており、事故発生直後の午後1時15分ごろに始まった。事故の対応で山形部長ら関係する交通部門の幹部は退出したという。
ところが、会議後の懇親会になって山形部長は出席。飲酒した後、午後8時ごろに退席し、事故現場を管轄する東山署などに戻っていた。東山署長は懇親会を欠席していた。
山形交通部長は産経の取材に対し「やるべき捜査はやった。酒に口をつけたのは事実。いまは不適切だと思っている」などと話している。
今年に入り、警察の失態、不祥事が続発している。和歌山県警の捜査員が、県内の病院に入院した被告の男にまんまと逃走された。被害女性の家族2人が刺殺された長崎ストーカー殺人事件では、被害女性から相談を受けていた千葉県警が事件発生直前、捜査員が旅行に出掛けていたことが発覚し、批判を浴びている。
背景には何があるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、「不祥事が相次ぐ背景にはプロ意識の欠如がある。組織が疲弊していて、昔ながらの規律が欠けつつある。団塊の世代の引退で、組織内の教育の継承に断絶がある。上層部の不祥事を見て、若手の規律が緩み、それを監督する上層部が疲労するという悪循環を起こしている」とみる。
根は深い。
(2012.04.16 ZAKZAK)

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本部長と交通部長が飲酒 祇園暴走事件当夜の懇親会‎

京都・祇園で通行人7人が死亡、11人が負傷した事故で、捜査責任者である京都府警の山形克己交通部長が事故当日の12日夜、府警幹部の懇親会に出席し、ビールを1~2杯飲んだことがわかった。府警は「(山形部長の出席は)捜査への応援を府内の各署長に要請するためで、不在の間、捜査指揮は交通部ナンバー2の交通部次長が代理で行い、支障はなかった」としている。山形部長は「(飲酒は)配慮が足りなかった」と話し、懇親会には、安森智司本部長も参加して飲酒したという。
府警によると、府警本部では事故発生とほぼ同時刻の12日午後1時15分から、府内25署の署長会議を開催。開始直後に事故の一報が入り、山形部長は30分後に退席した。懇親会は午後6時15分から、府警本部近くのホテルで、各署長や本部の幹部ら89人が参加して開かれた。山形部長は5分遅れで訪れ、午後8時の終了までいた。
懇親会は、捜査指揮や被害者対応のため、交通部次長と交通捜査課長、現場を持つ東山署の署長ら7人が欠席。山形部長は終了後、府警本部に戻り、13日午前1時まで捜査指揮を執った。
府警は、山形部長が出席したのは、途中退席した署長会議で伝えられなかった交通死亡事故防止など交通部の取り組みについて話すためと、事故捜査への捜査員派遣を各署長にお願いするためだったとしている。
(2012年4月16日 読売新聞)

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【京都 暴走車両】 京都府警本部長も懇親会に同席 事故発生当日の夜
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事故現場に供えられた花束の前で手を合わせる男性=14日午前、京都市東山区
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多くの通行人が行き交う事故のあった交差点 =京都市東山区(安元雄太撮影)

京都市東山区の祇園で歩行者18人が死傷した暴走車事故の発生当日の夜、京都府警の山形克己交通部長が懇親会で飲酒していた問題で、最高責任者である安森智司本部長も同じ懇親会で飲酒していたことが16日、分かった。産経新聞の報道を受けて府警が明らかにした。交通部門のトップに続いて最高責任者の認識の甘さも問われそうだ。
安森本部長は産経新聞の取材に応じず、広報応接課を通じて「個別に対応していない」としている
府警は16日、総務部次長が報道対応。安森本部長と山形交通部長の飲酒量を「ビール1~2杯程度」としたうえで「配慮が足りなかった。懇親会に出席しても、捜査に支障はなかった」と強調した。
総務部次長の説明によると、安森本部長は、山形交通部長が飲酒した「府下警察署長会議」の後の懇親会に参加。開始の午後6時15分ごろから終了の8時ごろまで参加していた。89人が出席し、席上ではビールや日本酒などのアルコールが出されていた。
山形交通部長は「署長らに、事故捜査の応援要請や仕事上の指示をするために回っているうち、酒をすすめられ、断れなかった」と話しているという。
府警本部別館からホテルに会場を移して行われた懇親会の性質に関し、総務部次長は「宴会ではない」と強調した。
(2012.4.16 14:35‎ MSN産経ニュース)

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祇園事故当夜、府警交通部長が飲酒 懇親会で

京都市東山区の祇園で12日、軽ワゴン車が歩行者らをはね、19人が死傷した事故で、京都府警の山形克己交通部長が、事故発生当日の夜に市内で開かれた府警の懇親会に出席し、飲酒していたことが16日、府警への取材で分かった。安森智司本部長も会に出席していた。  府警総務部によると、懇親会は12日午後にあった警察署長会議に伴い、午後6時15分ごろから午後8時ごろまで上京区のホテルで開催された。
山形交通部長と現場を管轄する東山署長は事故発生を受け、署長会議を退出して現場に向かったが、山形交通部長は懇親会に5分遅れで出席し、ビール2杯を飲んだ。その後、府警本部に戻って翌13日午前1時ごろまで指揮をした、という。
府警の説明では、東山署長や刑事部長、交通部次長、交通捜査課長らは不参加だった。府警は事故を受けて懇親会自体を中止することを検討しなかった、という。山形交通部長は総務部を通じて、署長会議で伝達できなかった業務上の指示や祇園暴走事故の応援依頼のため懇親会に出席したとし、「飲酒したのは配慮が足りなかった」としている。
(2012/04月16日 14時20分【京都新聞】)

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祇園車暴走:交通部長が当日飲酒…懇親会に出席 京都府警
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四条通と大和大路通の交差点を調べる捜査員ら=京都市東山区で2012年4月12日午後4時、大西岳彦撮影

京都市東山区の祇園で軽ワゴン車が暴走し通行人7人が死亡した事故で、京都府警が発生当日の12日夜、酒食を伴う懇親会を開いていたことが分かった。安森智司本部長や捜査指揮をとる山形克己交通部長も出席し、飲酒していた。水野誠・府警総務部次長は「懇親会の中止は検討しなかった。配慮が足りなかった」と話している。
府警によると、懇親会は春の定期異動に伴う署長会議後の午後6時15分から近くのホテルで開催。府警幹部ら89人が出席し、日本酒やビールが出された。
山形部長は同日午後1時15分から始まった署長会議中に事故の一報を受け、途中で退席して東山署で捜査指揮に当たった。その後、指揮を離れて懇親会に出席し、ビールをコップ1、2杯飲んだという。懇親会終了後の午後8時、捜査指揮のため府警本部に戻った。同じく出席予定だった交通部次長や交通捜査課長ら7人はこの事故の捜査を続け、懇親会には欠席した。
山形部長は「署長会議で伝えられなかった業務指示や事故への応援を依頼しようと懇親会に出席した。酒に口をつけたのは配慮が足りなかった」と話している。【堀智行】
(‎2012年04月16日 11時33分/最終更新 04月16日 13時33分 毎日新聞)

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祇園事故の夜、京都府警本部長と交通部長が飲酒

京都・祇園で軽乗用車にはねられた通行人7人が死亡、11人が重軽傷を負った事故で、京都府警が発生の12日夜に署長らを集めた懇親会を開き、府警本部長と交通部門トップの交通部長が出席し、飲酒していたことがわかった。府警は、捜査指揮にあたっていた交通部長の出席について「酒を口にしたことは配慮に欠けるが、捜査に影響はなかった」と説明している。
祇園の事故は12日午後1時すぎに発生。府警は懇親会が始まる直前の午後6時5分、藤崎晋吾容疑者(30)を含め8人目の死亡者が出たと発表した。身元や負傷者数など被害の全容はまだ判明していなかった。
府警によると、懇親会は午後6時15分から8時まで、春の異動に伴う署長会議の後、京都市上京区の府警本部近くのホテルで開かれた。安森智司本部長をはじめ、府内25署の署長の大半と府警OBら89人が出席。山形克己交通部長は開始5分後から最後まで参加し、ビール1、2杯を飲んだという。
(2012年4月16日13時1分 朝日新聞)

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祇園事故の夜 交通部長懇親会で飲酒
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京都・祇園の繁華街で車が暴走し8人が死亡した事故で、京都府警察本部で対応の責任者に当たる交通部長が、事故当日の夜、警察幹部の懇親会に出席して酒を飲んでいたことが分かりました。
交通部長は「不適切だった」と話しています。

今月12日、京都市東山区の祇園の繁華街で、軽自動車が人を次々とはねて歩行者7人と車を運転していた男の合わせて8人が死亡し、11人が重軽傷を負いました。
京都府警察本部によりますと、この事故の対応の責任者であった山形克己交通部長は、事故が発生したおよそ5時間後の午後6時ごろから、本部長も参加して市内のホテルで開かれた警察署長会議の懇親会に出席し、コップ1~2杯のビールを飲んだということです。このころ警察は、被害者の身元の確認や事故原因などの捜査を進めていて、交通部長はおよそ2時間後に懇親会の会場を離れ、警察本部に戻ったということです。
山形交通部長は、NHKの取材に対し「懇親会には、事故の捜査の応援を要請するため出席した。少量とはいえ、酒を飲んだのは不適切だった」と話しています。
京都府警察本部は「懇親会の間も現場と連絡を取りあい対応に問題はなかったが、酒に口をつけたのは配慮が足りなかった」としています。
(4月16日 12時12分 NHK)

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祇園事故当夜、府警交通部長が懇親会

京都の祇園で軽ワゴン車が暴走し18人が死傷した事故で、発生当日、京都府警の交通部門のトップに当たる部長が警察内部の懇親会に出席し、飲酒していたことがわかりました。
京都府警によりますと、交通部門のトップに当たる山形克巳交通部長は暴走事故が起きた今月12日の夜、部長級職員や府警OBらおよそ90人とともに府警本部のすぐ近くにあるホテルで開かれていた春の定期異動に伴う懇親会に出席、ビールを2杯ほど飲んだということです。
山形部長は懇親会開始前に藤崎晋吾容疑者を含む8人の死亡を確認していましたが、この時点では最終的な負傷者の数など被害の全容は把握できていない段階でした。一方、事故現場を管轄していた東山署の署長らは懇親会を欠席しています。山形部長は「ビールに口をつけたことは配慮が足りなかった」と話しているということです。
また、藤崎容疑者の軽ワゴン車が電柱に衝突するまでの映像が付近を走っていたタクシーのドライブレコーダーに記録されていましたが、警察はこの映像の分析から、ワゴン車のスピードは衝突時、時速75キロ前後に達していたとみています。
(16日11:34 毎日放送

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