維新、アントニオ猪木を擁立(各紙の反応)

元プロレスラーのアントニオ猪木が日本維新の会の石原共同代表と会見、参院選に比例代表で出馬を発表したが、報じた各紙に長短あった。


噂の深層 アントニオ猪木の出馬を巡ってマスコミ各社が動き出す

7月の参院選比例代表で、日本維新の会から出馬することが明らかになった、“燃える闘魂”こと元プロレスラーのアントニオ猪木(70)。
猪木といえば1989年にも「スポーツ平和党」を結成して参院選比例代表で出馬、レスラーとして初めて国会議員となった人である。当時のキャッチコピー「国会に卍固め、消費税に延髄斬り」で政界に殴り込みをかけた彼は、湾岸戦争時にはイラクに渡って日本人人質の解放に尽力するなどの功績も残している。
もっとも猪木に近い人物の話では「当時から猪木さんは、“俺は政界にはカネがもらえない限りは行かない”と公言していた。今回は石原慎太郎ルートで打診がきたのだろうが、維新の会からいくばくかのカネが出ているのは間違いない」という。
さらに心配なのは彼が抱えるスキャンダルだという。
猪木は議員時代、議員秘書だった女性から暴露本を出され、税金を未納していたことを告発された過去がある。95年には彼の参院選落選の決定打となった有名な「夜のPKO」発言もあり、鳴り物入りで政治家に転身しながらも、一期で追われるように政界を去ったのは記憶に新しい。
そんな彼が再び戻ってくるとあって、今回もスキャンダルを狙うマスコミが動きだすのではないかというのだ。
「すでにマスコミ数社は猪木さんの身辺調査に動いているという。今はあの頃とは時代が違う。10年前の話でも平気で落とされる時代。週刊誌の餌食にされないか早くもヒヤヒヤものだ」
橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で揺れる維新の会にとって、彼の出馬はまさに劇薬になりそうだ。(明大昭平)
(2013年06月06日 15時30分 リアルライブ)
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橋下氏きょう上京 猪木氏闘魂ビンタか

日本維新の会から参院選比例代表に出馬する元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70=本名・猪木寛至)が5日、都内で会見し、橋下徹共同代表(43)の発言問題で逆風の維新に、闘魂注入を宣言した。「賞味期限切れ前に、私の元気を使いたい。逆風の風向きを変えたい」。今日6日、上京する橋下氏に「闘魂ビンタ」が飛びそうだ。硬派が売りながら苦戦必至の維新。今回のコラボは、猪木氏人気にすがらざるを得ない、なりふり構わなさも漂う。
「元気ですかーっ!」。静かな国会内の維新控室に、あの雄たけびが響き渡った。隣で、石原慎太郎共同代表は目を丸くした。会見冒頭から、猪木氏のペース。「元気があれば何でもできる。新しい風も吹かせられる。今、維新は逆風だ。私が風向きを変え、維新に新しい風を吹かせたい」。出馬の理由を、維新への逆風封じだと明かし「私は元気が売り物。賞味期限が切れないうちに使いたい」とも述べた。
自民党からも誘いがあったが「その時は、その気はなかった」。今年4月、知人の紹介で維新と接触。年を重ねて「欲の形が変わった。人のために何かしたい」と、考えるようになったという。苦境の参院選を乗り越える目玉候補を探していた維新と、思惑が一致。正式な面接もなかったといい、文字通りのVIP待遇だ。かつての宿敵タイガー・ジェット・シンと維新をかけた「維新(以心)伝心 ジェット・シン」で、相思相愛を強調した。
硬派イメージの維新と破天荒な猪木氏のコラボは、「予想外」(与党関係者)。維新関係者は「自民党より私どもを選んでくれた」と感激しきりだ。猪木氏は「バッシングを受けている橋下氏を見て、俺も以前、たたかれたことを思い出した」とも、漏らした。
日ごろは辛口の石原氏も、手放しの喜びようだ。「集中砲火でグロッギーになっていた維新に、手を貸してくれた。非常にうれしい。頼りにしてますから」と、自ら握手を求めた。「みんな維新に背を向けて離れていく中、一緒にやろうと。おとこ気に心が熱くなったよ」。闘魂注入は「ぶっ倒れちゃう」と拒否したが、「日本全体にビンタを入れてほしい」と、パフォーマンスも容認した。
今日6日には橋下、石原両氏が参加する都内での街頭演説に、猪木氏も参戦する。「私が気合を入れればうまくいく」。大阪市長に就任後、初めて会う橋下氏への闘魂注入を予言した。体調不良の石原氏に、発言余波の橋下氏。ツートップを差し置いて、維新の参院選は猪木氏頼みの様相だ。
(2013年6月6日8時45分 紙面から 日刊スポーツ)

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橋下氏、“猪木イズム”注入を期待

“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(70)が5日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)と国会内などで記者会見を行い、同党から7月の参院選の比例代表で出馬することを正式表明した。「猪木のパフォーマンスをしたい」と、演説などでの闘魂ビンタを予告。石原氏からパフォーマンス容認のお墨付きをもらうなど、猪木ワールド全開だった。
橋下共同代表は5日、参院選への出馬を正式表明した猪木氏について「政治の経験も知名度もある。政治は人生経験がある意味すべて。人生経験に基づいたアドバイスをしてほしい。重要な役割だ」と述べ、維新の若手議員への“猪木イズム”注入を期待した。
参院議員時代には「国会に卍(まんじ)固め 消費税に延髄斬り」のキャッチコピーで活動した猪木氏。報道陣からは参院選で用いる新たな猪木流キャッチコピーを考えているかとの質問も出たが、橋下氏は「僕の役割ではないので」と話すにとどめた。一方で政策面に関しては「統治機構改革も含め(一致していることを)確認したと聞いている」と強調。猪木氏の積極的な北朝鮮訪問についても「力道山さんの関係で招待を受けて行ったもので、政治的つながりはないと聞いている」と理解を示した。
(2013年6月6日06時03分 スポーツ報知)

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猪木氏 参院選出馬理由は「維新伝心ジェット・シン」
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出馬に至った経緯を話すアントニオ猪木氏
Photo By スポニチ


元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が5日、国会内で記者会見し、日本維新の会から夏の参院選に立候補すると正式表明した。選挙戦では、有権者の求めに応じて「闘魂注入ビンタ」をする意向を示し、石原慎太郎共同代表からは「日本人全員にやればいい」と“全国ビンタ行脚”にゴーサインも。「日本のために尽くしたい」と意気込んだ。
ここは国会内かと思うほど爆笑の連続だった。
一番の笑いを誘ったのは、日本維新から出馬する理由を聞かれ「維新伝心 ジェット・シン」と答えた時。意味を問われると「昔から言っていた」と、何の答えにもなっていない答え。「サーベルを鳴らすのは誰」と続け、自筆した句を誇らしげに披露した。
「ジェット・シン」とは、かつて死闘を繰り広げたタイガー・ジェット・シンのこと。シンが武器として使った「サーベル」を「“さあ、ベル”を鳴らすのは誰」にかけたダジャレ。以前から「維新」に縁が深かったことを強調したかったようだ。
共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言で逆風が吹く中、石原氏は「橋下問題で苦しいが、いちるの望みだ」と期待。「選挙戦で有権者にビンタするか?」の質問には、石原氏が「日本人全員にビンタしてやればいい」とゴーサイン。全国で、どぶ板選挙ならぬ“どぶビンタ選挙”を展開することになりそうだ。
トレードマークの赤いマフラーに赤いネクタイ。会見冒頭「元気ですかーっ」と叫ぶと、あまりの声量に石原氏がビビったほど。古希とは思えない若々しさで「元気があれば何でもできる。元気があれば、逆風が吹く維新に新しい風を吹かせられる」とし、支持率低迷を自らの手で打開するつもりだ。日本維新からの出馬は水面下で約1カ月前から検討してきたという。
取材陣から「橋下氏にビンタをしないか」と質問が飛ぶと、石原氏が「ビンタじゃなくて口をふさいでくれ」と言うなど終始笑いに包まれた30分。ただ、北朝鮮の日本人拉致問題について質問された時は「25回訪朝した立場から言えば、対話が大切だ。当選すれば私も解決に向け協力する」と真剣に話した。
(2013年6月6日 06:00 スポーツニッポン)

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橋下氏 猪木氏の参院選出馬に期待「指導役としての役割を」
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記者会見で質問に答える日本維新の会共同代表の橋下大阪市長
Photo By 共同


橋下氏は猪木氏に関し「政治経験、知名度、人生経験もある。若い党の指導役としての役割を期待する」と述べた。同時に「維新の会もこういう状況。頑張らないといけないので(参院選候補として)名乗りを上げてもらった」と、党の支持回復につなげたい考えも示した。
(2013年6月6日 06:00 スポーツニッポン)

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猪木氏「維新伝心、ジェット・シン」行くぞ!ビンタ演説だ

“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(70)が5日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)と国会内などで記者会見を行い、同党から7月の参院選の比例代表で出馬することを正式表明した。「猪木のパフォーマンスをしたい」と、演説などでの闘魂ビンタを予告。石原氏からパフォーマンス容認のお墨付きをもらうなど、猪木ワールド全開だった。
国会内で行われた会見は、猪木氏の、あの掛け声から始まった。「元気ですかぁー!」。すぐ横に座っていた石原氏がビクッとするほどの大声。「イノキの賞味期限が切れないうちに日本のために何かできたらいいと思った。70歳からの旅立ちです」。おなじみの赤いマフラーを身につけ、18年ぶりの国会リングインとなった猪木氏は、そう言って高らかに出馬を正式表明した。
会見は完全に「猪木色」に染められた。「なぜ維新なのか」「維新側からの呼びかけがあったのか」との質問に、ニヤリと笑いながら「維新伝心、ジェット・シン」。プロレスでライバルだったタイガー・ジェット・シンを絡ませたダジャレで、相思相愛をアピールした。
さらに「許してもらえるなら、猪木のパフォーマンスがしたい。頭の片隅でフル回転して考えている」と恒例の闘魂ビンタも予告。「一寸先は闇と申しますが、私の場合は、一寸先はハプニング。笑いと元気を与えたい」とし、「下ネタはもう言えなくなるか…。でも、出しますよ、フフフ」と不気味に笑った。
この猪木節に、同席した石原氏はご満悦だった。パフォーマンスについても「日本人全体、ビンタされればいいんだよ。メディアも含めてだぞ」と、全面解禁を約束した。「橋下問題で集中砲火を浴びればね、逃げていくネズミがいるわけだ。仲間だった政党(みんなの党)もそうだ。そのなかで男気を猪木さんが示してくれたのは心が熱くなる」と石原氏。「政治全体の一筋の光明だ」とまで持ち上げた。会見後は、猪木氏にビンタをされている写真撮影を報道陣にサービス。一緒に「1、2、3、ダァー!」で拳を突き上げた。
また猪木氏は、この後に都内ホテルで行われた2度目の会見で、共同代表の橋下徹大阪市長(43)にも言及。「俺もかつてはイラクで人質解放して勢いに乗ってて、すぐスキャンダルで叩かれた」と、95年の参院選落選の原因になった自身の金銭スキャンダルになぞらえて同情。「維新はせっかく風が吹いたんだから、新しい風をもう一度吹かせたい」と、自らが救世主になることを約束した。
(2013年6月6日06時03分 スポーツ報知)

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猪木氏の“闘魂注入ビンタ”石原氏、党公認

元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)は5日、都内で会見し、夏の参院選に日本維新の会から比例代表で出馬すると正式表明。「維新から新しい風を吹かせたい」と意欲を示した。会見に同席した日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は「強いパートナーが現れた。ありがたい福音だ」と期待を寄せ、闘魂注入ビンタを容認する考えを示した。
70歳になっても、衰えとは無縁。トレードマークの赤いマフラーを首にかけて会見に登場した猪木氏は、いきなりアクセル全開だ。
「元気ですかー! 元気があれば何でもできる! 失速しそうな維新に新しい風を吹かせたいと出馬を決心しました!」
共同代表の橋下徹大阪市長による慰安婦発言などで逆風にある日本維新の会が、根強いファンを持ち国政経験もある猪木氏を今回の参院選の目玉に据えた。会見に同席した石原共同代表は「集中砲火を浴びてグロッギーになっていた維新の会と『一緒にやろう』とタッグを組んで戦ってくださる。男の世界の問題だよ」と力を込めた。
石原氏によると、猪木氏には自民党からも出馬要請があったというが、維新からの出馬を選択した。猪木氏は「私の元気で逆風を変えられれば。私は(休みなく泳ぎ続ける)回遊魚。止まったら生きていけない。『猪木の元気』の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたらいい」と決意を示した。
注目されるのは猪木氏の代名詞である闘魂注入ビンタ。党として容認するかを問われ、石原氏は「日本人全体にビンタを入れたらいいんだよ!」と肯定。一方、猪木氏は「不思議なことに気合を入れた受験生はみんな合格してしまう。今回は自分にビンタをしなきゃダメかと思います」と笑わせた。
会見の最後には「維新(以心)伝心ジェット・シン。サー(さあ)ベルを鳴らすのは誰」と宿命のライバル、タイガー・ジェット・シンの名前を出してダジャレをかますと、石原氏にビンタを繰り出すパフォーマンスをみせ、「1、2、3、ダーッ」で締めた。「数十万票は上積みできる」と維新幹部が分析する人気に、衰えを知らぬ気力、体力。猪木氏が維新の会の起爆剤となりそうだ。

政治評論家・有馬晴海氏
「橋下共同代表の慰安婦発言で支持率低下に悩む日本維新の会としては、猪木さん出馬という話題がプラスになると解釈したのだろう。猪木さんの売りである『ビンタ』が『世直し』や『政治と国民の対話』と映り、特にスポーツ平和党時代を知らない若い人がおもしろがって(名前を)書いてくれる可能性もある。タレント候補に目立つ存在がいない今回の参院選で、猪木さんの存在は2人(が当選する)分くらいの票を稼いでくれるかもしれない。自民党大勝ムードの中、『一石を投じる』とまではいかなくとも、刺激にはなるのではないか」
(2013.6.6 05:02 サンケイスポーツ)

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猪木氏が参院選出馬、国会に闘魂注入ダ~

元プロレスラーでプロレス団体「IGF」の会長を務めるアントニオ猪木(70)=本名・猪木寛至=が5日、国会内で日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)と会見し、次期参院選に比例代表で出馬することを発表した。
共同代表の橋下徹大阪市長(43)による従軍慰安婦発言などで維新が逆風にさらされる中、猪木は「(維新に)もう1回、風を吹かすことができたらという思い」で立ち上がった。「国会に闘魂注入」をキャッチフレーズに、18年ぶりの国政復帰を目指す。
元気があれば、日本に活を入れられる。猪木は石原代表にソフトながらビンタで闘魂を注入。石原氏は「みんなが維新から離れる中、『一緒にやろう』と言ってくれた。日本人全体にビンタを入れてやればいい」と、力を込めた。
逆風の維新が、人ごととは思えなかった。自身も参院議員時代の94年、公設女性秘書や側近の新間寿氏らから金銭などに関する疑惑を告発された。大逆風の中、95年の参院選で落選した猪木は「俺もイラクの人質解放で勢いに乗って、スキャンダルでたたかれた。維新はせっかく日本を変えようという思いで風を吹かしたのに。誰かもう1回風を吹かすことができたらという思い」と、出馬理由を説明した。
旧知の石原氏とは会見前、久々に顔合わせ。約1カ月前に党と初接触後、面接もない“VIP待遇”でこの日を迎えた。89年、スポーツ平和党で参院に初当選した際は「国会に卍固め」「消費税に延髄斬り」のキャッチコピーが話題に。猪木は今回のフレーズ案を聞かれると「これだけ世の中に浸透した“闘魂注入”かな。どこに向けるか。国会なのか、参議院なのか、維新なのか」と、笑顔で即答した。
セールスポイントは、北朝鮮、キューバなどとのパイプを生かした外交手腕だ。昨年も“テロの巣くつ”とされるパキスタンのペシャワールでプロレス大会を開催し、平和へのメッセージを発信した。猪木は「自分の足で世界を飛び回った。自分の外交チャンネルがある」と胸を張った。
「猪木の元気の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたらいい。政界に出たら、思い切り元気に暴れてみたい」という猪木は、この日も大暴れ。取材記者に闘魂ビンタを放ち、石原氏と「1、2、3、ダーッ!」のパフォーマンスを披露した。日本人なら知らぬ者はないスーパースターが、真夏の選挙戦を盛り上げそうだ。
(2013年6月6日 デイリースポーツ)

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橋下市長、A猪木氏「指導役として」
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A猪木氏に対して「指導役を期待している」と話した橋下徹大阪市長=大阪市北区

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)は5日、大阪市役所内で行われた定例会見後、維新から参院選比例代表で出馬を表明したアントニオ猪木に対して、「指導役として期待している」と述べた。同時に「維新の会もこういう状況。頑張らないといけないので(候補として)名乗りを上げてもらった」と、党の支持回復への起爆剤としても期待を寄せた。
橋下氏は猪木を「政治経験、知名度、さまざまな人生経験がある」と高く評価。「維新の会は若い政党なので、経験に基づいたいろんなアドバイスをメンバーにしてもらいたい」と、当選後の“起用法”を披露した。
猪木は1989年にスポーツ平和党から参議院議員に初当選した際、「国会に卍固め」「消費税に延髄斬り」というキャッチコピーを使用して話題となった。「今回のキャッチコピーは?」との質問も飛んだが、橋下氏は「僕の役割じゃない。選挙対策本部が考えること」と、つれなかった。
(2013年6月6日 デイリースポーツ)

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アントニオ猪木氏、日本維新の会の救世主となれるか

アントニオ猪木氏(70)は日本で最も有名な人物の1人だ。日本人で初めて世界レスリングエンターテインメント(WEE)の殿堂入りを果たした猪木氏はかつて絶大な人気を誇っていた。どの学校の教室や家庭からも同氏独特のスローガンを叫ぶ子供たちの声が聞こえてきたほどだ。四角いあごで知られる同氏の顔は日本全国の数千台のパチスロ機やゲームセンターにも配されている。日本には著名人から政治家に転身している人は大勢いるが、猪木氏は究極のタレント政治家候補と言える。かつて「格闘技世界一決定戦」で米ボクサーのモハメド・アリと対戦し引き分けたこともある猪木氏だが、果たして弱体化した日本維新の会を復活させることはできるのだろうか。
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1976年6月26日に日本武道館で行われたボクサーのモハメド・アリ(左)との試合(Photo by Sankei Archive/Getty Images)

猪木氏は5日、日本維新の会擁立候補として7月の参院選というリングに参戦する意向を明らかにし、党に新たな風を送り込むことを約束した。日本維新の会の石原慎太郎共同代表は、猪木氏について「橋下問題」による党への反発をはねのける前向きな力になってくれるだろうと述べた。「集中砲火を浴びてグロッギーになっていた維新の会と、タッグを組んで戦ってくださることになった」。石原氏は記者会見でこう語った。
世間を騒がせてきた日本維新の会にとって猪木氏の出馬表明は絶好のタイミングで行われた。NHKの世論調査によると、日本維新の会の支持率は12月の6.5%から5月は2.4%にまで落ち込んだ。石原氏の言う「橋下問題」とは、日本維新の会の共同代表を務める橋下徹・大阪市長と、大きな非難を浴びた従軍慰安婦は必要悪だったする同氏の発言を指している。同氏のこの発言や在沖縄米軍に対する地元の風俗産業活用の提案は大きな議論を呼び、かつて強力な人気を誇った橋下氏は今や政治的危機にさらされている。アベノミクスや与党・自民党の高い人気の陰に隠れ、ただでさえ窮地に陥っていた日本維新の会にとって橋下問題は壊滅的な打撃となった。
猪木氏は石原氏と行った記者会見で、「猪木の元気の賞味期限」が切れないうちにもう1度日本を助けたい、と含み笑いを浮かべながら語った。会見には橋下氏は出席しなかった。
猪木氏が政治家に挑戦するのは今回で2度目。1989年に自ら結成したスポーツ平和党から参院選に出馬し当選している。90年には湾岸戦争直前にイラクへ飛び、当時のサダム・フセイン大統領と日本人の人質解放について交渉した。バグダッド滞在中、ロックミュージシャンやプロレスラー、格闘家で構成される派遣団と共に2日間にわたる「平和の祭典」を催した。外務省は猪木氏のこの任務は同省とは関係ないとの立場を取った。91年には都知事選への出馬を表明するが、その後断念。95年に参院選で再選を目指すも落選した。
日本維新の会は猪木氏に何を期待するのかを尋ねたところ、石原氏は「今の世の中政界もそうだが皆我欲ばかり。そんな中男っ気っていうものを猪木さんが示してくれた。これは本当に人間としてうれしい。このごろ日本の男は元気がなく、女々しくて頼りない」と述べ、さらに記者団に向かって「君らはしっかり頑張れ」と活を入れて笑いを誘った。
記者:Moeko Fujii
原文(英語):Flailing Hashimoto Party Seeks Strongman Salvation
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2013/06/05/flailing-hashimoto-party-seeks-strongman-salvation/
(2013/06/06 1:39 pm ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)

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維新、アントニオ猪木氏を擁立…北と独自パイプ

日本維新の会は5日、参院選比例選に、元参院議員で元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)を擁立すると発表した。
猪木氏は国会内で記者会見し、数度にわたる北朝鮮訪問の経験から独自のパイプを持っていることを強調、「拉致問題も話し合いなくして解決できない。アドバイスさせてもらいたい」などと語った。
(2013年6月6日00時26分 読売新聞

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猪木氏「逆風変えたい」

日本維新の会の石原慎太郎共同代表は5日、国会内で記者会見し、参院選比例区に元参院議員のアントニオ猪木氏(70)を擁立すると発表した。橋下徹共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言で逆風にさらされる維新だが、猪木氏は「元気ですかー! 維新への逆風を私が変えることができれば」と、パフォーマンスを交えて意気込みを語った。
石原氏は「橋下問題でグロッギーになった維新と、猪木さんが男気でタッグを組んで戦ってくれることになった」と紹介。猪木氏は「橋下共同代表も、これが試練と考え大きく成長してもらいたい。(憲法改正などの政策は)維新の中で協調していく」と応じた。
橋下氏は大阪市役所での会見で、猪木氏について「僕ら維新は若い政党。指導役としての役割を非常に期待している」と語った。
( 朝日新聞)

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「ありがたい福音」 維新・石原氏が猪木氏に期待一般公開で
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日本維新の会から参院選比例代表に出馬。会見で記者の質問に答える元プロレスラーのアントニオ猪木氏。左は石原慎太郎共同代表=5日、国会内(酒巻俊介撮影)

「強いパートナーが現れた。ありがたい福音だ」-。日本維新の会の石原慎太郎共同代表は5日、参院選比例代表での擁立を決めた元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)=本名・猪木寛至=とともに国会内で記者会見した。
橋下徹共同代表の慰安婦問題などをめぐる発言で逆風を受ける維新。石原氏は「集中砲火を浴びてグロッギーになっていた維新の会と、タッグを組んで戦ってくださることになった」と猪木氏を紹介し、「猪木さん、どうもありがとう。頼りにしています」とうやうやしく期待を述べた。
猪木氏は「私が飛び出して逆風を変えることができたら」と応じ、橋下氏に対しても「マスコミにたたかれたことも試練だ。大きく成長してもらいたい」とエールを送った。
維新幹部は「猪木氏出馬で数十万票は上積みできる」とそろばんをはじくが、効果はいかに-。
(2013.6.5 19:14 MSN産経ニュース)

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「元気を日本のために」 猪木氏、参院選出馬表明
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日本維新の会から参院選比例代表に出馬、記者会見の最後に石原慎太郎共同代表(左)と共に「ダァー!」と気勢を上げる元プロレスラーのアントニオ猪木氏 =5日午後、国会内(酒巻俊介撮影)

元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)=本名・猪木寛至=は5日、国会内で記者会見し、日本維新の会から夏の参院選に比例代表で立候補すると正式表明した。「『猪木の元気』の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたらいい」と述べた。
日本維新は、共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言などで逆風にさらされている。全国にファンを持ち、国政経験もある猪木氏を目玉候補に据え、党勢を回復したい考えだ。
会見で猪木氏は、独自に築いた北朝鮮とのパイプに触れ、外交分野への意欲を強調。日本人拉致問題に関し「話し合いなくして解決できない」と語り、自身の経験や人脈を解決に役立てたいとの考えを示した。
同席した石原慎太郎共同代表は「強いパートナーが現れた。党のためにも、国家のためにもありがたい」と述べた。
日本維新の会から参院選比例代表に出馬、記者会見に臨んだ石原慎太郎共同代表(左)と元プロレスラーのアントニオ猪木氏。国政復帰に意気込みを見せた =5日午後、国会内(酒巻俊介撮影)
猪木氏は1989年の参院選でスポーツ平和党(当時)から出馬し、初当選。湾岸危機の際にはイラクに渡り、日本人人質の解放に努めた。
(2013.06.05 MSN産経ニュース)

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アントニオ猪木氏、参院選出馬正式表明 自民の誘い断り維新から

元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が2013年6月5日、国会内で記者会見を開き、日本維新の会から夏の参院選比例代表で出馬することを正式に表明した。
猪木氏は「元気ですかー!元気があれば、何でもできる。元気があれば、新しい風も吹かせることができる」とおなじみのフレーズを交えつつ、「猪木の元気の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたら」と出馬の理由を語った。
会見に同席した石原慎太郎共同代表は「橋下問題で集中砲火を浴びていた維新の会に、猪木さんが男気で手を貸そうじゃないかと、仲間としてタッグを組んで戦ってくれることになり、嬉しい思いでいる」と語り、猪木さんが自民党からの勧誘を断っていたことも明かした。
(2013/6/ 5 18:32 J-CASTニュース)

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崖っぷち維新 猪木氏かつぎ出し

元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70=本名・猪木寛至)が、日本維新の会から7月の参院選比例代表に出馬することが4日、分かった。今日5日、石原慎太郎共同代表と会見を開き、正式発表する。89年から95年まで参院議員を1期務めた猪木氏にとっては、18年ぶりの国政挑戦となる。
猪木氏は、89年参院選でスポーツ平和党(当時)から比例代表に出馬し、99万3989票を集めて初当選した。90年の湾岸戦争時には、外務省の反対を押し切ってイラクに渡り、日本人人質の解放に尽力した経緯もある。党内では「実績もあり、単なる著名人候補ではない」(関係者)と評価を受けた。別の関係者によると、猪木氏の擁立作業は党上層部の間で進められ、この日、初めて知らされた所属議員もいたという。
維新には、共同代表の橋下徹大阪市長(43)による従軍慰安婦発言で参院選を前に大逆風が吹いている。しかし、参院選の候補者について、石原氏がかねて「華のある候補者がいない」「三浦雄一郎が出てくれないかな」と嘆くなど、著名人候補の擁立は難航していた。この日、公示まで1カ月となり、老若男女に浸透した猪木氏の知名度で比例票を掘り起こし、何とか巻き返しを図りたい思惑があるようだ。
ただ、猪木氏が北朝鮮と良好な関係を築き、訪朝を繰り返していることに関し、北朝鮮が拉致問題の解決に動かないことに批判的な声が強い同党内から、異論が出る可能性も指摘されている。一方で、猪木氏の北朝鮮とのパイプを、拉致問題解決に生かせないか模索する向きもあるとされる。崖っぷちの維新にとって、猪木氏擁立は吉と出るか、凶と出るか。
(2013年6月5日9時48分 紙面から 日刊スポーツ)

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