検察官が強制わいせつ事件の被害者住所漏らす

強制わいせつ事件の被害女性が個人情報を明かさないことを条件に検察側の証人として出廷したものの、川崎支部から被告に連絡先が漏れていたが、建前謝罪で検察官の処分ナシ。





地検支部、わいせつ被害者の住所を被告側に示す

横浜地検川崎支部が強制わいせつ事件の男性被告(82)の弁護人に対し、川崎市内の30歳代の被害女性の住所や電話番号が記載された捜査報告書を渡していたことが14日、わかった。
弁護人を通じて被告に情報が漏れていたという。同支部は今月2日、女性に謝罪した。
横浜地検などによると、被告は昨年3月、同市内の自宅にホームヘルパーとして派遣された女性に対し、体を触るなどしたとして、強制わいせつ罪で起訴され、今年3月に横浜地裁川崎支部で懲役2年6月の実刑判決を受け、控訴している。
地検川崎支部は昨年暮れ、女性の住所や電話番号を黒塗りにしないまま捜査報告書を弁護人に開示。今年5月になって、被告の控訴審を担当する弁護人から手紙が女性宅に届き、情報漏えいが発覚した。
同支部の山下純司支部長は今月2日、女性宅を訪れて謝罪。女性に「急いでいて隠し忘れた」と説明したという。横浜地検の中村周司次席検事は「ミスで被害者に迷惑をかけて申し訳ない。今後はそのようなことがないよう指導を徹底したい」と話した。
(2013年6月14日14時09分 読売新聞

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検察官がミス 被害者の住所漏らす
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去年、川崎市で起きた強制わいせつ事件の裁判で、横浜地方検察庁川崎支部の検察官が、捜査報告書に書かれた被害者の女性の住所などを消し忘れたまま、被告の弁護士に渡していたことが分かり、検察は女性に謝罪しました。
横浜地方検察庁などによりますと、去年3月、川崎市の80代の男が女性の体を触ったなどとして、強制わいせつの罪で起訴され、ことし3月、横浜地方裁判所川崎支部が実刑判決を言い渡し、被告の男は判決を不服として控訴しています。
裁判所は、女性の住所などを被告側に伝えないよう決定していましたが、先月、女性の自宅に弁護士を通じて被告から手紙が届いたため、女性が検察に問い合わせたところ、横浜地検川崎支部の検察官が、捜査報告書に書かれた女性の住所や電話番号などを消し忘れたまま、被告の弁護士に渡していたということです。
横浜地検川崎支部の支部長が、今月2日、女性に謝罪したということです。
横浜地検の中村周司次席検事は「検察のミスで被害者にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。今後こうしたことがないよう指導を徹底したい」とコメントしています。

東京高検「重く受け止める」

被害を受けた女性から補償について相談を受けた際に東京高等検察庁の検察官が「被告に引っ越し代を請求したらどうか」などと言ったとされる点について、東京高検の青沼隆之次席検事は「被害者の方を傷付ける意図はなかったが、女性が傷付いたという指摘については重く受け止めたい。今後は被害者の声に耳を傾け、その立場を尊重し適切に対応するよう指導していきたい」とコメントしています。
(6月14日 13時12分 NHK

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検察、被害者住所漏らす 地検川崎支部 性犯罪事件の被告に

横浜地検川崎支部が昨年秋、強制わいせつ事件の被害女性の住所と電話番号が書かれた捜査書類をそのまま加害者側の弁護人に渡し、男性被告(82)=一審有罪、控訴=に情報が漏れていたことが13日、関係者への取材で分かった。
地検は「急いでいたため隠し忘れた」とミスを認め、川崎市に住む30代の被害女性に謝罪した。女性は被告側の嫌がらせを受ける不安から、転居を余儀なくされたなどとして、7月にも国に損害賠償を求めて提訴する。
弁護士によると、女性はホームヘルパーを務めており、地検支部は昨年7月、自宅に派遣されて来た女性の下着に手を入れ、無理やり胸に触ったなどとして、強制わいせつ罪で被告を起訴した。
検察側は公判での証言を女性に依頼する際「名前と年齢以外は被告側に明らかにしない」と約束したが、昨年10月末~11月初めごろ、告訴の経緯をまとめた捜査報告書を、女性の住所などを伏せないまま弁護人に郵送。弁護人はこの書類を被告に渡した。
被告は今年3月、横浜地裁川崎支部で懲役2年6月の判決を受け控訴。5月下旬、控訴審の弁護人から女性宅に示談を申し入れる手紙が届き、「なぜ住所を知っているのか」と東京高検に確認してミスが発覚した。
地検支部の山下純司支部長は6月、女性宅を訪問し謝罪。女性は電話番号を変えて家族とともに近く引っ越す予定で、精神的苦痛を受けた慰謝料と引っ越し費用などの損害賠償を求める方針。
昨年11月に神奈川県逗子市で起きたストーカー殺人事件では、警察官が逮捕状執行時に被害者の住所の一部などを読み上げたことが問題化した。女性の代理人の弁護士は「被害者を守るのは捜査機関の重要な役目なのに、正反対の対応だ」と批判している。〔共同〕
(2013/6/14 12:10 日本経済新聞)

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被害女性の住所漏らす 地検川崎支部 強制わいせつ、被告側に

横浜地検川崎支部が昨年秋、強制わいせつ事件の被害女性の住所と電話番号が書かれた捜査書類をそのまま加害者側の弁護人に渡し、男性被告(82)=1審有罪、控訴=に情報が漏れていたことが13日、関係者への取材で分かった。
地検は「急いでいたため隠し忘れた」とミスを認め、川崎市に住む30代の被害女性に謝罪した。女性は被告側の嫌がらせを受ける不安から、転居を余儀なくされたなどとして、7月にも国に損害賠償を求めて提訴する。
弁護士によると、女性はホームヘルパーを務めており、地検支部は昨年7月、自宅に派遣されて来た女性の下着に手を入れ、無理やり胸に触ったなどとして、強制わいせつ罪で被告を起訴した。
検察側は公判での証言を女性に依頼する際「名前と年齢以外は被告側に明らかにしない」と約束したが、昨年10月末~11月初めごろ、告訴の経緯をまとめた捜査報告書を、女性の住所などを伏せないまま弁護人に郵送。弁護人はこの書類を被告に渡した。
(2013.6.14 10:30 MSN産経ニュース)

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住所知られ不安の日々 被害女性、検事の言葉にも傷つく  

【及川綾子】検察が、性犯罪の被害女性の住所を加害者に知らせるミスをしていた。女性は、不安を訴えても「拘置所に入っているから大丈夫でしょう」などと検事に言われ、二重に傷ついたという。おびえながら毎日を過ごす女性が、朝日新聞に検察への憤りを語った。
5月下旬。強制わいせつ罪で起訴され、一審で有罪判決を受けた被告の男の弁護人から突然、女性のもとに手紙が届いた。被告が謝罪の手紙を送りたい意向であることや、示談を打診する内容がつづられていた。
女性は横浜地検川崎支部の検事から「被告や弁護人から直接、連絡がいくことはない」と言われていた。「被告が黙秘をしているから、何とか証言してもらえないか」と説得され、証人尋問にも応じた。「危険はない」という約束だった。
被告は拘置所にいても、外に出る同房の人間に頼んで危害を加えてくるかも知れない。知られた住所に住んではいられない。夫と子ども2人とともに、7月以降に引っ越すことにした。
小学生の長女も転校させなければならない。だが、その理由さえ話せない。「何も悪いことをしていない私たちが追い出される。なぜ、こんな怖い思いをしないといけないのか」
控訴審を担当する東京高検の女性検事の言葉にも傷ついた。「引っ越し費用を(示談金に)上乗せして請求したらどうか」と言われた。女性は「まるで被告の弁護人のようで信用できない。あなたに事件を担当してほしくない」と検事に告げた。
昨年11月に神奈川県逗子市で起きたストーカー殺人事件の報道に、夫婦で「こんな風になったら嫌だね」と話していた。自分も捜査機関に危険にさらされるとは思ってもみなかった
女性は「何人被害者が出れば分かるのだろう。怠慢な仕事が、ここまで人の人生を狂わせている」と話した。

■うっかりでは済まされない
《諸沢英道・常磐大大学院教授(被害者学)の話》 被害者の住所など個人情報に配慮しなければならないことは、一般の人にも広く知れ渡っている。当事者には一生にかかわる話だが、捜査機関の担当者は流れ作業の一つとしか思っていないのではないか。「うっかり」というレベルでは済まされず、倫理的な責任が問われる。被害者は怒りをぶつける先がない。司法に関わるすべての人が高い意識を持つための教育が求められる。
(2013年6月14日10時5分 朝日新聞)

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・小林悠「そして次なんですがみのさん、私これ朝読んだときに怒ってしまいました。朝日新聞です。怖かったろぅなぁと思いますよ。『検察が被害者女性の住所を、強制わいせつの被告に洩らしていた』ということなんです。」
・みの「これはまずいよ。」
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・みの「なんでこんなことがおきるの?」
・八塩圭子「ホント酷いはなしですよね。何が仕事かって、やっぱり被害者を守ることが一番の仕事なのに、そこがそうやって洩らしてしまうっていう、気が知れないですね」
・尾崎弘之「一応、不注意って事になってますけど、不注意ですまないですよね」
・みの「おそまつだね」
・小林悠「ほんとですね。『被害者のお子さんも転校しなくてはならなくなった』ということです。」
(2013年6月14日 みのもんたの朝ズバッ!)

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