強制わいせつ被告に裁判所も被害者住所漏らす

強制わいせつ事件の被害女性の個人情報が検察から被告に漏れてたが、裁判所も住所を隠さずに被告に渡していた事を横浜地検が明かした。


性犯罪被害女性、国賠提訴へ…地検が住所漏えい

強制わいせつ事件の被害に遭った川崎市内の30歳代の女性の住所や電話番号が、横浜地検川崎支部などから男性被告に漏れていた問題で、女性の代理人弁護士が14日、慰謝料などを求めて7月にも国家賠償請求訴訟を起こすことを明らかにした。
記者会見した代理人の湯山薫弁護士は、「女性は検察、裁判所に不信感を持っている。こんなことでは性犯罪の被害者が何も証言できなくなる」と指摘。女性は不安から転居を決めており、検察や裁判所の不適切な対応で精神的な苦痛を受けたなどと訴えた。
湯山弁護士によると、1審・横浜地裁川崎支部の公判で、女性は個人情報を明かさないことを条件に検察側の証人として出廷。しかし地検支部は昨年10月末、女性の住所や電話番号を黒塗りにしないまま捜査報告書を弁護人に郵送していた。
(2013年6月14日22時11分 読売新聞

----------------------------------------------------------
検察が女性の情報“漏らす” 強制わいせつ被告に…

横浜地検と横浜地裁が、被害者の個人情報を被告側に漏らしていました。
82歳の男は去年3月、川崎市の自宅で、介護に訪れた30代の女性の胸などを無理やり触ったとして有罪判決を受けました。裁判は、女性からの要請を受け、個人情報を伏せて審理されましたが、横浜地検川崎支部と横浜地裁は、男の弁護士に資料を渡す際、女性の住所などを隠していませんでした。男が示談を求めて女性に手紙を書いたことで問題が発覚しました。女性は、引っ越しなどを余儀なくされたため、国家賠償請求訴訟を起こすとしています。
(06/14 18:36 テレビ朝日)

----------------------------------------------------------
同じ事件で裁判所も被害者の住所伝える
画像

強制わいせつ事件の裁判を巡り、横浜地方検察庁川崎支部の検察官のミスで被害者の女性の住所などの情報が被告の弁護士に伝わっていた問題で、裁判所も女性の証人尋問の調書を住所を消さないまま被告の弁護士に渡していたことが分かりました。
去年3月、川崎市の80代の男が、自宅を訪れた30代のヘルパーの女性の体を無理やり触ったなどとして強制わいせつの罪で起訴され、ことし3月、横浜地方裁判所川崎支部は実刑判決を言い渡し、被告の男は判決を不服として控訴しています。
裁判所は、女性の要望を受けて個人の特定につながる情報を公開しないよう決定していましたが、先月、女性の自宅に弁護士を通じて被告から示談を求める手紙が届いたため、女性が検察に問い合わせたところ、横浜地検川崎支部の検察官が、捜査報告書に書かれた住所や電話番号などを消し忘れたまま、被告の弁護士に郵送していたことが分かりました。
また、女性の弁護士などによりますと、横浜地裁川崎支部も女性の証人尋問の調書を住所を消さないまま被告の弁護士に渡していたということです。
女性は住所を知られた不安から引っ越しすることになったということで、近く国に損害賠償を求める訴えを起こすことにしています。
横浜地検の中村周司次席検事は「検察のミスで被害者にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。指導を徹底したい」とコメントしています。
一方、横浜地裁は「現在、事実関係を調査している」としています。

「女性は不安で体調を崩す」
この問題を受けて、14日午後、被害者の女性の代理人を務める湯山薫弁護士が、神奈川県小田原市で記者会見しました。
それによりますと、女性は裁判で証言を求められた際、住所や電話番号を被告に知られたくないと伝え、これに対し検察官は「あなたの情報は被告や弁護士に出さない」と約束し、裁判では被告から姿が見られないようについたてを立てて証人尋問が行われたということです。
ところが、先月下旬に突然、被告から示談を求める手紙が自宅に届いたため、女性は不安で夜も寝つけなくなり、吐き気をもよおすなど体調を崩したということです。
女性は安全を確保するため、来月、引っ越しすることになりましたが、補償について東京高等検察庁に相談したところ、担当の検察官から「被告が示談をしたいと言っているなら、引っ越し代を請求したらどうか」などと言われたということです。
女性は「検察と裁判所の対応によって住所を知られ、引っ越しを余儀なくされた」などとして、来月にも国を相手に損害賠償を求める訴えを起こす予定だということです。
弁護士によりますと、女性は「このようなことが続けば、性犯罪の被害者は何も言えなくなってしまう。広く世間に知ってもらうことで同じことが繰り返されないようにしてほしい」と話しているということです。
(6月14日 18時18分 NHK)

----------------------------------------------------------
被害者住所、裁判所からも被告側に 横浜地検改めて謝罪

【及川綾子】強制わいせつ事件の被害に遭った女性の住所や電話番号が横浜地検川崎支部から弁護人と被告に伝わっていた問題で、横浜地検は14日、報道機関に経緯を説明した。中村周司次席検事は、被告の裁判で実施された女性の証人尋問の内容を横浜地裁川崎支部がまとめた調書にも、女性の住所が書かれていたことを明らかにした。この調書も、地裁支部から弁護人に渡っていたという。
中村次席検事は、地検支部から住所と電話番号が漏れたことについては「被害者に迷惑をかけ、誠に申し訳ない。今後はこのようなことがないよう指導したい」と改めて謝罪。検事が急いでいて住所などを塗りつぶすのを忘れたのが原因で、今後は複数の目でチェックを徹底するという。
被害者は川崎市内に住む30代のホームヘルパーの女性。強制わいせつ罪で起訴された男(82)の裁判で、地検支部が証拠として弁護人に開示した捜査報告書に、女性の住所と電話番号が記されていた。地検支部は住所などの秘密は守ると女性に約束していた。
男は地裁支部で実刑判決を受けて控訴。今年5月、女性に控訴審の弁護人から示談を求める手紙が届き、住所が漏れたことが発覚した。女性は引っ越しを余儀なくされ、その費用や慰謝料などを求める国家賠償訴訟を起こす準備をしている。
(2013年6月14日12時33分 朝日新聞)



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック