鹿児島県警、被害者の供述調書を改ざん

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鹿児島県警が昨年摘発した暴力団組員による事件で、組織犯罪対策課の複数の捜査員が事実とは異なる供述調書を作成。


被害者調書を改ざん 鹿児島県警、供述の変遷隠す?

鹿児島県警が昨年摘発した暴力団組員による事件で、複数の捜査員が事実とは異なる内容で被害者の供述調書を作成していたことがわかった。事件の容疑者だった組員はその後、不起訴処分となっている。県警は現在、虚偽有印公文書作成容疑などでの立件も視野に調べている。
捜査関係者によると、調書を作成したのは、県警組織犯罪対策課の暴力団担当の警部と捜査員2人の計3人。
この事件の被害者は1回目の事情聴取を受けた際、「容疑者と面識はない」という内容の供述をしたが、その後、「面識があった」と供述内容が変わった。ところが、捜査員らは被害者への事情聴取で作成した最初の調書で、「面識があった」と事実とは異なる内容に改ざんしたという。被害者の供述内容の変遷が明るみに出れば、公判が捜査側に不利に働くことを避けようとしたとみられる。
警部らは現在、事件捜査から外されているという。県警は取材に対し不適切な行為があった疑いがある」としたが、「詳しいことは調査中で言えない」と詳細を明らかにしていない。この事件で逮捕された暴力団組員について、鹿児島地検は処分保留で釈放し、不起訴処分とした。
鹿児島県警では2003年の県議選をめぐり、選挙違反の罪に問われた12人の被告が無罪になった「志布志事件」が起こり、捜査当局が無理な捜査に突き進んだとして批判された。その後、警察庁などが冤罪(えんざい)再発防止策などを取るきっかけにもなった。
(6月14日(金)12時23分配信 朝日新聞)

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[調書改ざん] 許されないずさんさだ

鹿児島県警の暴力団担当の警部らが、被害者の供述調書を改ざんしていたことが分かった。全体像はまだ不明だが、またかと思った人も多いのではなかろうか。
大阪府警堺署では4日前、現場にいなかった警察官が逮捕を指揮した、とする虚偽の調書作成が発覚した。兵庫県警では今年初め、暴力団事件の捜査で架空の証言を調書にした警部補らが逮捕されている。
さらに警視庁や北海道警など、つじつま合わせの調書に手を染めた例は少なくない。残念なことだが、ずさんな捜査手法が警察組織に深く根を下ろしているのではないか、と疑わざるを得ない。
供述調書は犯罪の立証に重要な役割を果たす。それを捜査する側が自らに都合よく書いたり甚だしい場合にはうそまででっち上げたりする。決して許されない禁じ手である。
鹿児島県警は虚偽有印公文書作成容疑も視野に内部調査を進めているという。県民の信頼を取り戻すためには真相を明らかにし、厳正に対処すべきだ。
調書改ざんは昨年、霧島市の暴力団組員が逮捕された事件に絡んで起きた。事件の被害者は当初、「容疑者と面識がない」としていたが、その後「面識があった」と供述を変えたという。
警部と捜査員2人は、最初の事情聴取から「面識があった」ように調書を書き換えた。動機は分かっていないが、被害者の供述の変遷を隠すことで、調書の信用性を高めようとしたとみて間違いはなさそうである。
当時の捜査幹部は、調書をまとめることは「被害者にも了解を得た」と述べた。改ざんを問題視しない体質は警部にとどまらない、との疑念すら生じる発言だ。
調書の変遷に気づいたのは鹿児島地検だった。組員は処分保留で不起訴となったが、警察が手がけた事件をチェックする機能は働いたといえる。
県民の批判を浴びた鹿児島県議選の選挙違反事件は、10年前に起きた。鹿児島地裁が捜査段階の自白調書の信用性を完全に否定し、住民12人全員に無罪判決を言い渡したのは4年前だった。
県警はこの事件などを教訓に、「取り調べ監督室」や捜査を管理・指導する「刑事企画課」を設けて捜査の適正化に努めてきた。現場まで方針が徹底しているのか、身内の指導に限界はないのか。自浄能力が問われている以上、あらためて検証する必要がある。
不正を摘発し、社会正義の実現に努める。この原点を警察官全員がかみしめてほしい。
( 6/14 付 南日本新聞)

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鹿児島県警で調書改ざんか 被害者聴取時、調査に着手

鹿児島県警で暴力団対策を担当する組織犯罪対策課の警察官が、事件の被害者を事情聴取した際、事実と異なる内容の調書を作成していたことが13日、県警への取材で分かった。県警は改ざんの可能性もあるとみて、立件を視野に調査を始めた。
県警監察課によると、事件は、昨年以前に組織犯罪対策課が捜査した事件で、今年に入ってから調査に乗り出した。
県警は、問題が起きた事件の>詳しい内容を明らかにしていない
(2013年6月13日 11:56 西日本新聞)

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鹿児島県警で調書改ざん、複数の捜査員関与

鹿児島県警が昨年摘発した暴力団組員による事件を巡り、複数の捜査員が被害者の供述調書を改ざんしていたことが分かった。県警は、虚偽有印公文書作成容疑などで調べている。
捜査関係者らによると、調書を改ざんしたのは、県警組織犯罪対策課の捜査員数人とみられる。事件の被害者に行った複数回の事情聴取の中で、最初は「容疑者とは面識がない」としていた被害者の供述が、途中から「面識があった」に変わったが、最初の聴取から「面識があった」と供述していたように改ざんしたという。組員は逮捕されたが、起訴されずに処分保留で釈放されたという。
被害者の供述が変遷した場合、公判で捜査側に不利に働くことが多いとされる。県警はこのため、被害者供述の信用性を保とうと調書を改ざんしたのではないかとみて調べている。
(2013年6月13日 読売新聞

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鹿児島県警で調書改ざんか 被害者聴取時、調査に着手

鹿児島県警で暴力団対策を担当する組織犯罪対策課の警察官が、事件の被害者を事情聴取した際、事実と異なる内容の調書を作成していたことが13日、県警への取材で分かった。県警は改ざんの可能性もあるとみて、立件を視野に調査を始めた。
県警監察課によると、事件は、昨年以前に組織犯罪対策課が捜査した事件で、今年に入ってから調査に乗り出した。
県警は、問題が起きた事件の詳しい内容を明らかにしていない。
(2013/06/13 11:52 【共同通信】 47NEWS)




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