静岡・検察事務官が暴力団に捜査情報提供

静岡地検沼津支部の女性検察事務官が交際相手や知人の暴力団幹部に、捜査情報を数年間にわたって漏洩し逮捕された。

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(2013.6.20 Oha!4 NEWS)


組幹部に漏洩容疑、検察事務官の女逮捕 捜査情報、自由に閲覧 静岡

「とんでもねえ女だ」-。検察事務官の鈴木美穂容疑者(30)が交際相手の建設業、鈴木明容疑者(38)や知人の指定暴力団山口組系組幹部、坂井誠容疑者(39)に捜査情報を数年間にわたって漏洩(ろうえい)した事件。県警の捜査幹部は、美穂容疑者が地検沼津支部勤務時に同支部の情報をすべて閲覧できる立場にあったことを指摘した上でこう憤った。また、美穂容疑者と明容疑者が同居していた自宅の周辺住民からは「(美穂容疑者は)公務員と思えなかった」など、現役の検察関係者の犯罪に驚きの声が聞かれた。
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 ◆書類受け付け担当
捜査関係者によると、美穂容疑者は逮捕容疑となった自動車の事故に関係した保険金詐欺事件の情報漏洩に加え、捜査中の平成18年に富士宮市内で発生した殺人未遂事件連続バイク盗難事件など、捜査情報約10件を漏らしていた疑いももたれている。
美穂容疑者は、これまで勤務していた地検富士支部や沼津支部では、窓口で警察からの捜査書類を受け付ける業務を担当。パスワード入力が必要な捜査情報を閲覧するパソコンの操作にも精通しており、関係者によると、「検察に送る、警察が捜査した事件の書類は全部見ることができる立場だった。容疑者や被害者の身元など自由自在に見ることができた」という。
明容疑者とは約5年前に、富士支部に在籍していたころに知り合い、交際がスタート。沼津支部に異動後も富士宮市のアパートで、一緒に暮らしていたという。

 ◆「人目はばかる様子」
美穂容疑者と明容疑者が同居していた富士宮市のアパートに住む女性会社員(34)によると、明容疑者は午前6時半過ぎに出勤して午後6時ごろには帰宅する生活を続けており、「目つきが鋭くて人目をはばかるような様子だった」という。
また、別の部屋に住む女性会社員(24)によれば、美穂容疑者は「髪形は今時のストレートで、派手な感じ。昼のニュースで逮捕を知ったが、公務員とは思えなかった」と話した。
(2013.6.20 02:04 MSN産経ニュース)

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県警作成の暴力団資料押収 静岡地検事務官の漏洩事件

同居相手らの働き掛けを受け、暴力団幹部に捜査情報を漏洩したとして国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された静岡地検の検察事務官、鈴木美穂容疑者(30)の関係先の家宅捜索で、静岡県警が県内の暴力団についてまとめたチャート図の写しが見つかり、県警が押収していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査の手の内が暴力団側に流れていた疑いがあり、県警は美穂容疑者が担当者でないのにチャート図を入手した経緯や動機を調べている。
捜査関係者によると、県警が3月13日に、美穂容疑者の関係先の家宅捜索で発見した。県内に本拠を置く指定暴力団山口組系暴力団の組織や、構成員の情報をまとめたもので、県警が地検に提出したものという。受付業務を担当していた美穂容疑者が複写した可能性がある。
県警によると、美穂容疑者が捜査情報を閲覧できる検察情報システムの管理を担当していたことも判明。同法違反(唆し)の疑いで逮捕した同居相手の建設業、鈴木明容疑者(38)や山口組系組幹部、坂井誠容疑者(39)の要望を受け、多くの捜査情報が漏洩していた疑いがある。
地検によると、美穂容疑者は家宅捜索以降、業務から外されている過去に処分歴はなく問題がある職員とは認識されていなかった。〔共同
(2013/6/20 2:00 日本経済新聞)

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地検事務官、他に数件漏えいか=組員と3~4年前知り合う-静岡県警

静岡地検事務官による捜査情報漏えい事件で、国家公務員法違反容疑で逮捕された事務官鈴木美穂容疑者(30)が他にも数件、暴力団が絡む事件の捜査情報を漏らしていた疑いのあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。静岡県警は、漏えいした情報がどう使われていたかなどを調べる。
捜査関係者によると、美穂容疑者は交際相手の建設業鈴木明容疑者(38)=同容疑で逮捕=を通じ、3~4年前に暴力団組員坂井誠容疑者(39)=同=と知り合った。3人は携帯電話のメールなどで情報をやりとりしていたという。
美穂容疑者は逮捕容疑のほかに、暴力団が絡む覚せい剤事件や恐喝事件など数件の捜査情報を坂井容疑者らに漏らした疑いがあるという。
(2013/06/19-19:53 時事通信)

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〔事務官逮捕〕地検「捜査中」繰り返す

「まさに捜査中の事項なので答えは差し控えたい」「今の段階では概要も申し上げられない」―。静岡地検の検察事務官の女(30)が国家公務員法違反の容疑で県警捜査4課に逮捕されたことを受け、同地検の西谷隆次席検事が19日午前、会見した。「誠に遺憾」と述べたものの具体的な謝罪の言葉はなし。表情は硬く、記者の質問に歯切れの悪い返答を連発した。
西谷次席検事
は冒頭「県警の捜査に全面的に協力し、真相を解明して、厳正に対処するとともに、その原因を究明し、再発防止に努めていく」と、あらかじめ用意してあったコメントを読み上げた
「検察情報管理システムは誰でも関わることができたのか」などと矢継ぎ早に質問が上がったが、西谷次席検事は「捜査中」を理由にことごとく説明を拒んだ再発防止策についても「捜査が終了した時点で発表したい」と述べるだけにとどまった。
大阪地検特捜部の証拠改ざん隠ぺい事件以降、市民の検察当局への視線は厳しさを増している。「身内に甘くなるのでは」との問い掛けに、西谷次席検事は「送致を受けても県警と協力し、厳正に捜査する」と言明した。
一方、女が勤務していた同地検沼津支部は19日午前、護送車両や業者の車が出入りするなど普段と変わらない様子だった。同支部の広報担当者は「対応はすべて本庁でしている。支部からお話しすることはない」。静岡地裁沼津支部の公判に向かっていた男性検事は「すみません」とだけ話し、足早に立ち去った。

暴排運動関係者に衝撃
検察事務官が暴力団関係者に捜査情報を漏らしていたとして、国家公務員法違反容疑で19日に逮捕された事件。暴力団組員の犯罪から市民を守るべき捜査側の不祥事が明らかになり、県内の暴力団追放運動に取り組む関係者にも衝撃が広がった。
民事介入暴力事件を多数手掛ける静岡市駿河区の西河修弁護士は「暴力団相手の事件では、当事者の不安が非常に大きい。捜査機関が住民を守ってくれるという信頼が被害申告の大前提になるのに、ありえない話」と厳しく非難した。
同市の暴力団組事務所の排除運動にも関わってきた西河弁護士は「暴排運動への影響も少なくない」と指摘する。県内では今年、全市町で暴力団排除条例が制定された。市民や民間企業が中心となった暴排活動が始まりかけている矢先の出来事に、「暴排の流れに逆行する事件で、非常に残念。検察は原因を明らかにして、綱紀粛正すべきだ」と注文を付けた。
(2013/6/19 14:25 静岡新聞)

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検察事務官の女、同居の男と暴力団員に捜査情報

暴力団員が関わる詐欺事件の捜査情報を女性検察事務官が知人の暴力団関係者に漏らしていたとして、静岡県警は19日、静岡地検の検察事務官鈴木美穂容疑者(30)(静岡県富士宮市小泉)ら3人を国家公務員法(守秘義務)違反などの疑いで逮捕した。
鈴木容疑者のほかに逮捕されたのは、交際相手の建設業鈴木明容疑者(38)(静岡県富士宮市小泉)と、知人の指定暴力団山口組系組幹部の坂井誠容疑者(39)(富士宮市大岩)で、いずれも同法違反(そそのかし)の疑い。
発表によると、鈴木美穂容疑者は、2010年12月下旬、山口組系組員による交通事故保険金を巡る詐欺事件の捜査端緒や勾留中の組員の求刑に関する情報を、坂井容疑者に携帯電話のメールで漏らした疑い。鈴木明、坂井両容疑者は共謀して同月中旬~下旬、鈴木美穂容疑者に情報提供を働きかけた疑い。調べに対し、鈴木美穂、鈴木明両容疑者は「(捜査情報漏えいの)事実はありました」と話し、坂井容疑者は容疑を否認しているという。
捜査関係者によると、鈴木美穂、鈴木明の両容疑者は婚姻関係にはなかったが同居し、3人は知り合い同士だった。県警は、この事件以外にも複数の捜査情報が暴力団関係者に漏えいしたとみて、さらに捜査を進める。
(2013年6月19日13時23分 読売新聞

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情報漏えいの疑い 検察事務官逮捕
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静岡地方検察庁の検察事務官が、捜査情報などを暴力団員に漏らしたとして、国家公務員法違反の疑いで警察に逮捕されました。
警察は複数の捜査情報が暴力団に流れていたとみて調べています。
逮捕されたのは静岡地方検察庁の検察事務官、鈴木美穂容疑者(30)と、同居している鈴木明容疑者(38)、それに山口組系の暴力団員、坂井誠容疑者(39)の3人です。
警察の調べによりますと、鈴木事務官は3年前、暴力団員が逮捕された保険金詐欺事件の捜査情報などを、携帯電話のメールで坂井容疑者に漏らしたとして、国家公務員法違反の疑いが持たれています。
同居している鈴木容疑者は坂井容疑者と知り合いで、2人は漏えいをそそのかした疑いです。
警察によりますと、ことし3月、鈴木事務官の当時の勤務先の静岡地検沼津支部を捜索した結果、机の引き出しから暴力団員の逮捕状のコピーなど複数の捜査書類が見つかったということです。
調べに対し、鈴木事務官と鈴木容疑者は容疑を認め、坂井容疑者は否認しているということです。
警察は複数の捜査情報などが暴力団に流れていたとみて調べを進めています。
検察事務官が逮捕されたことについて、静岡地方検察庁の西谷隆次席検事は「誠に遺憾です。引き続き警察の捜査に全面的に協力し、真相解明と再発防止に努めたい」とコメントしています。
(6月19日 12時23分 NHK)

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暴力団員に捜査情報漏らす 検察事務官の女を逮捕 静岡県警
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鈴木美穂容疑者が勤めていた静岡地検沼津支部=19日

交際相手の知人の暴力団員に捜査情報を漏洩(ろうえい)したとして、静岡県警捜査4課などは19日、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で、静岡地検の検察事務官、鈴木美穂容疑者(30)=同県富士宮市小泉=ら3人を逮捕した。ほかに同法(唆し)違反の疑いで逮捕されたのは、鈴木容疑者と同居していた交際相手の建設業、鈴木明容疑者(38)と、指定暴力団山口組系組幹部、坂井誠容疑者(39)=富士宮市大岩。
逮捕容疑は、鈴木美穂容疑者は平成22年12月下旬、鈴木明容疑者を通じて知り合った坂井容疑者らの依頼を受け、坂井容疑者が所属する組関係者による詐欺事件の捜査や検察側の求刑予定などの情報を、静岡地検から携帯メールで坂井容疑者に送信し、漏洩したとしている。
県警は鈴木美穂容疑者が同地検沼津支部に勤務していた今年3月、同法違反容疑で同支部や同容疑者の自宅など関係先を家宅捜索し、捜査。自宅からは逮捕状の写しなどの捜査書類が見つかっていた。
静岡地検の西谷隆次席検事の話「当庁の検察事務官が逮捕されたのは誠に遺憾。引き続き静岡県警の捜査に全面的に協力し、真相を解明して厳正に対処するとともに、原因を究明し再発防止に努める」
(2013.6.19 12:14 MSN産経ニュース)

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検察事務官の女逮捕 静岡、捜査情報漏らした疑い

地検沼津支部の女性検察事務官が交際相手に職務に関する情報を漏らしたとされる事件で、静岡県警は19日、国家公務員法違反(秘密漏洩〈ろうえい〉)の疑いで、同県富士宮市小泉、検察事務官鈴木美穂容疑者(30)を逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
県警はまた、鈴木容疑者の交際相手で、同居する建設業鈴木明容疑者(38)と、同市大岩、暴力団幹部の坂井誠容疑者(39)を同法違反(そそのかし)の疑いで逮捕した。明容疑者は容疑を認め、坂井容疑者は否認しているという。
捜査4課によると、美穂容疑者は2010年12月下旬、静岡地検で知り得た暴力団組員が関わる交通事故の保険金詐欺事件について、捜査の端緒となる情報公判での求刑予定などを携帯電話のメールで坂井容疑者に送り、情報を漏らした疑いがある。明容疑者と坂井容疑者は情報を漏らすよう依頼した疑いがある。
情報を漏らしたとされるのは、暴力団組員らが交通事故を起こした際、会社員と偽って保険金約70万円をだまし取ったとして、同年12月に詐欺容疑で3人が逮捕された事件。同課は、捜査に影響があったかどうかは調査中としている。美穂容疑者は捜査情報を管理する地検沼津支部のパソコンのパスワードを知っていて、情報を閲覧できたとしている。
静岡地検の西谷隆次席検事は「誠に遺憾。県警の捜査に全面的に協力し、事案の真相を解明して、厳正に対処するとともに、原因を究明し、再発防止に努めたい」と話した。
県警は3月、国家公務員法違反容疑で沼津支部などを家宅捜索している。明容疑者が、美穂容疑者に情報の入手を求めたメールなどを押収しているという。
(2013年6月19日11時9分 朝日新聞)





【立件前に“事件つぶし”を図った疑いも】
静岡地検情報漏えい事件 暴力団組員、漏えい持ちかけるメール

静岡地方検察庁の事務官の女が、暴力団組員に捜査情報を漏らしたとして逮捕された事件で、組員の男が事務官と知り合った際、情報漏えいを持ちかけるメールを送っていたことがわかった。
静岡地検の検察事務官・鈴木美穂容疑者(30)は、交際相手の男と知人で暴力団組員の男に唆され、捜査情報などを携帯電話のメールで漏らしたとして、19日に逮捕された。
鈴木容疑者と組員は、3~4年前に知り合ったということだが、当時、組員から、鈴木容疑者に「これから頼みますよ」というメールが送られていたことが新たにわかった。
情報漏えいは、このメールのやりとりのあと始まっていて、警察は、組員の男が、情報漏えいを持ちかけたとみて、調べを進めている。
鈴木容疑者は、調べに対し、「公務員として恥ずかしいことをした。頼まれて仕方なかった」と話している。
(6月20日(木)12時39分配信 フジテレビ系(FNN)

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「情報全て知っている」 組関係者、発言繰り返す 静岡

■検察事務官の漏洩事件

暴力団関係者らに数年にわたって捜査情報を漏洩(ろうえい)していたとして、静岡地検の事務官の女(30)が国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された事件で、事務官が情報漏洩を始めたとされる平成21年以降、暴力団関係者が「捜査情報は全て知っているぞ」など情報漏洩を示唆する発言を繰り返していたことが20日、捜査関係者への取材でわかった。県警は、情報漏洩が県警や地検の捜査に影響していなかったかを詳しく調べる方針。
県警は同日、検察事務官の鈴木美穂(30)、交際相手の建設会社経営、鈴木明(38)、指定暴力団山口組系組幹部、坂井誠(39)の3容疑者を静岡地検に送検した。
捜査関係者によると、美穂容疑者は「悪いことだと分かっていたがやってしまった。公務員として恥ずかしい」と後悔している様子だという。
ただ、漏洩した動機については、明容疑者ら3人に金銭的なやりとりや、強引に美穂容疑者に漏洩させた形跡などはみられておらず、「2人は交際関係にあったために、無償で漏洩の求めに応じた」(捜査関係者)可能性もあるという。
県警のこれまでの調べで、美穂容疑者は、平成18年3月に富士宮市内で男性会社員(51)が男に脇腹を刺された未解決の殺人未遂事件や、明容疑者が被害に遭った連続バイク盗難事件など約10件の捜査情報を、メールなどで坂井容疑者らに漏洩した疑いが持たれている。
また、美穂容疑者が漏洩した捜査情報により、坂井容疑者の暴力団が関係する恐喝事件などで、県警が立件する前に被害者に示談を持ちかけて、“事件つぶし”を図った疑いも持たれている。
(2013.6.21 02:06 MSN産経ニュース)

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