大震災で西洋人が分析した神道と日本人

第2次世界大戦中の日本の戦争を、中国・韓国への十分な悪行と指摘するイアン・ブルマは、原爆投下を正当化し日本だけが“悪”だと西洋人らしい分析をした。
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一方韓国と中国が初めて日本に援助の手を差し伸べたことは、「流血の歴史により傷ついた関係の改善に繋がる」と断言したが、中国は国際慣例を無視して疲弊下の日本の対処能力(防衛力の分析と政府の対応)を窺った。



善意に弱い日本外交 震災につけ込む中露に曖昧対応

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で混迷する中、日本の領土を脅かすような行為を繰り返す中国とロシア。大震災に対する両国の支援を台無しにするような行為だが、善意に弱い日本外交は「思考停止」したままだ。
日本政府は他国の空軍機が領空に接近し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)で対処しても、領空侵犯がない限り抗議までは行わないのが通例だ。とはいえ、大震災発生後となれば事情は別だ。ロシアは3月14日以降、宮城県内に計160人以上の救援隊を派遣し、毛布や水の提供も行った。一方で、ロシア軍機は17、21両日に領空接近を繰り返した。
これに対して松本剛明外相はなんら反応できないようだった。22日の記者会見では、領空接近に抗議するどころか「不快感」すら表明せず、「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているという気持ちを信じてお付き合いしていく」と語っただけ。
25日の参院外交防衛委員会で野党に追及されると、ようやく「ロシアの支援とロシア機の飛行は全くの別問題だ」と釈明したが、それでも不快感を口にすることをためらった
大震災で救援隊を派遣した中国も“挑発的な行為”は大震災前と変わらない。伴野豊外務副大臣は28日の記者会見で、海上自衛隊護衛艦への中国ヘリコプターの急接近について「こうした時期に行われることは非常に遺憾」とは述べたが、わざわざ「ヘリ近接と大震災への中国の支援は基本的に関連はない」と言及するなど、中国を刺激しないようにという配慮ばかりが前面に出た
したたかさを忘れない両国に対して、非常事態になればなるほど、思考を停止してしまう日本外交。両国に翻弄される状況は変わっていないようだ。
(2011.3.28 22:17 MSN産経ニュース)

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中国ヘリ、また護衛艦に接近=東シナ海、外交ルートで抗議-防衛省 

防衛省統合幕僚監部は26日、東シナ海中部海域で同日夕、中国の海洋警備機関所属とみられるヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に近接飛行したと発表した。同様の近接飛行は7日にもあったばかり。政府は同日、外交ルートを通じて中国に抗議した。
統幕によると、近接飛行があったのは、同日午後4時45分ごろで、東シナ海中部の日中中間線の東側。胴体に「中国海監」と書かれたZ9ヘリがいそゆきに近づき、周りを1周して去った。
最接近時の水平距離は約90メートル、高度は約60メートルで、7日の接近時より高度が低く、航行に危険を感じるような飛行だったという。 (2011/03/27-01:37 時事ドットコム

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中国ヘリ、海自艦にまた異常接近 東シナ海ガス田の東方

防衛省は26日、東シナ海ガス田の東方海域で、中国のヘリコプターが警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に異常接近し、艦の周りを1回周回した、と発表した。現場は日中中間線の日本側の海域という。同省は、「艦艇にとって危険な飛行だ」として、外交ルートを通じて、中国側に抗議した。
中国ヘリをめぐっては、今月7日に「中国海監」と書かれたヘリが海自護衛艦に異常接近する事案が起きている。26日のヘリは7日のヘリと同一とみられ、同じ文字が機体に書かれていたという。また、昨年4月に2度にわたって中国海軍の艦載ヘリが、海自護衛艦に異常接近する事案も起きている
同省によると、中国ヘリが「いそゆき」に異常接近したのは26日午後4時46分ごろ。「いそゆき」から水平距離で約90メートル、垂直距離で約60メートルだったとしている。艦を1周した後、西方に飛び去ったという。
(2011年3月27日0時46分 朝日新聞社)
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中国ヘリが海自艦に接近 東シナ海、日中中間線付近

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護衛艦「いそゆき」に接近して飛行する中国国家海洋局のヘリコプター=26日午後4時45分ごろ、東シナ海(海上自衛隊提供)

26日午後4時45分ごろ、東シナ海の日中中間線付近で、中国国家海洋局のヘリコプターが、警戒監視中の海上自衛隊護衛艦「いそゆき」に水平距離で約90メートル、高さ約60メートルまで接近し、艦の周囲を1周して飛び去った。
防衛省統合幕僚監部によると、現場は日中中間線東側の公海上で、日中双方が権益を主張するガス田「白樺」(中国名・春暁)からは離れている。ヘリは機体に国家海洋局所属を示す「中国 海監」と記載されていた。
東シナ海では7日にも、ガス田の北北東の日中中間線付近で、中国国家海洋局のヘリが別の海自護衛艦に接近し、日本政府が外交ルートを通じて抗議していた。
(2011年3月27日 00時44分 東京新聞)
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中国ヘリ、護衛艦に90mまで接近…東シナ海

26日午後4時45分頃、東シナ海の中部海域で、中国国家海洋局所属と見られるヘリが、警戒監視にあたっていた海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に異常接近した。
東シナ海周辺では中国軍ヘリなどによる近接飛行が昨年4月以降、今回のケースを含めて計4件相次いでおり、日本政府は同日、「非常に危険な行為だ」として中国側に抗議し、再発防止を求めた。
防衛省によると、ヘリは「Z9」という型式で、機体には中国国旗と「中国海監」という文字が書かれていた。ヘリは護衛艦の周りを1周して飛び去ったといい、最も接近した距離は約90メートルで、高度は約60メートルだった。

(2011年3月27日00時16分 読売新聞
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中国ヘリが海上自衛隊護衛艦に近接飛行

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護衛艦「いそゆき」に接近して飛行する中国国家海洋局のヘリコプター=26日午後4時45分ごろ、東シナ海(海上自衛隊提供)

南西諸島西側の東シナ海の日中中間線付近で26日夕、中国国家海洋局所属の海洋調査船の搭載ヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に急接近し、周りを1周した。
最接近時、ヘリの高度は約60メートル、水平距離は約90メートルだった。これは国際慣例上、それ以上近づいてはいけないとされる高度約150メートル、水平距離約450メートルを大きく下回っている
Z9ヘリは7日にも同海域で護衛艦「さみだれ」への近接飛行を行っている。
(2011.3.27 00:14 MSN産経ニュース)

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東シナ海で中国のヘリが護衛艦に異常接近

東日本大震災で日本が混乱している最中にも、中国が日本の領海を脅かす動きを続けている。
26日の夕方、南西諸島西側の東シナ海の日中中間線付近で、中国国家海洋局所属の海洋調査船搭載のヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に急接近した。最も近づいた時の距離は、高度約60m、水平距離約90mだった。
国際慣例上、それ以上近づいてはいけないという距離は、高度約150m、水平距離約450mで、この値を大きく下回ったという。このヘリは今月7日にも中間線付近で、海自の護衛艦「さみだれ」に高度約40m、水平距離約70mの近さまで異常接近している。
北方領土問題でぶつかるロシアも、震災後の今月17、21日に、日本海上空に戦闘機や情報収集機を飛ばして、自衛隊と米軍の共同体制や危機的な状況下での日本の防空対処能力を試しているという。
各国の支援は誠にありがたいが、あえて指摘すれば、中国からの救助隊が15人、ロシアは161人に対し、米軍は1万8000人、艦船19隻、航空機140機、6万人分の以上の食事や飲料水の輸送などで支えてくれている(同日付け産経新聞)。米国にとっては、菅政権に対して亀裂の入った日米同盟の大切さを認識させる絶好の機会でもあるだろう。
震災は多くの人の生命や財産が失われる悲しい出来事だが、「非常事態」に陥ることで、日ごろ問題視されない国家としての欠点や、強化すべき部分が明らかになる。民主党政権、そして、それを選んだ有権者はこの震災を機に、これまでの「国防」「外交」などに関する誤った認識を正すべきだ。(格)
(2011.03.27 ザ・リバティweb)
産経が逸早く中国の問題行為を具体的かつ客観的にネット配信したが、毎日新聞は中国側が不利になる記事(ヘリが急接近した事に)は一切ふれていない。



【オピニオン】
砕け散った日本の鏡

東京都知事で作家の石原慎太郎氏の失言は今回が初めてではない。石原氏は東北を襲った巨大地震について、現代の日本人の「我欲」に対する「天罰」だと発言。さらに、「積年たまった日本人の心の垢を、津波をうまく利用して我欲を洗い流す必要がある」と述べた。
石原氏の発言は、現代の若者が個人主義的で自分の保身や立場ばかりを優先し、常に自分よりも国のために行動していた集団意識の高い、従順で規律正しい昔の日本人の心を忘れているという、保守派が長年主張してきた持論を表している。
石原氏はそのままでは逃れられなかった。「天罰」発言にはすぐに抗議が殺到し、同氏は地震と津波、さらに原発事故で被害を受けた多くの被災者を深く傷つけたとして発言の撤回、謝罪を強いられた。それだけではない。この震災は、若者を含めた日本人が今でも規律正しく、利他的であることを証明している。
自然の猛威に意味を見出だすという太古の人間と同じ行動を、石原氏は独自の無神経さでやってのけたのだ。古代中国では、地震などの自然災害は王朝が滅亡する凶兆であると考えられていた。日本でも同様に、地震は巨大ナマズが暴れることによって起きると信じられており、このナマズは神として崇められ、鎮められるべきであるとされてきた。
火山付近や断層の上で生きる意味を、脆弱な人間は他にどのようにして理解できるだろうか。いつも通り静かにお茶を飲んだり、食事の準備をしていた次の瞬間に天変地異ですべてが破壊されるのだ。もちろん意味などないのだが、意味を見出さずに生きるのは人間にとって難しい。日本人や中国人に限ったことではない。今回の大震災を、十戒に従えという神の「メッセージ」と言い放ったグレン・ベック氏の見方は石原氏となんら変わらない。

日本人は昔から自然の破壊力を目の当たりにしてきた。しかし、自然は時に助けにもなる。1274年にモンゴル、中国、韓国から16000人の兵士を乗せて日本攻撃に向かっていた船が、巨大台風により沈没した。これが、「神風」の語源である。この場合、自然は日本を救済したのだ。
日本が苦境にあった1944年に、死を恐れずに攻撃に向かった特攻隊を無駄に神風と呼んだわけではない。通常の軍事作戦では敗戦を避けられる状況ではなかった日本軍は、最も優秀な若者を犠牲にするという崇高で神聖な方法により、強いアメリカ軍が恐れて引き返すかもしれないと考えた。
核爆弾の被害を受けた初めての国である日本が今、原発事故に直面しているのは何とも皮肉である。原爆も一部では天罰と考えられた。1945年にB-29機の焼夷弾攻撃により東京が炎上し、数日で10万人もの死者が出たのもひどい惨事であったが、これはまだ理解ができた。しかし、たった1つの爆弾で街全体が数秒で消滅したのは、どちらかと言えば自然の猛威が振るったかのようだったのだ。
原爆はすでに「普通の」戦争行為ではなかった。敵が分からない。防御する方法さえない。そのことも、筋金入りの日本軍に無条件降伏を認めさせた一因になったであろう。昭和天皇の言葉を借りれば、原爆は、「人類の文明すべてを破壊」させることになる「残虐な新型爆弾」であった。文明を守るための降伏は恥ずべき行為とは見なされなかった
ただ、広島と長崎に投下された原爆は、何千人もの犠牲者を出すだけでなく、日本の戦争責任に対する見方も歪めることとなった。その時期は、人間の愚行が引き起こした大惨事と言うより、巨大地震のような自然災害に軍隊だけでなく全国民が巻き込まれたかのように感じられていた。
多くの人が原爆は天罰であり、それにより過去が清算されると考えた。長崎の原爆に関する著書で最もよく知られているのは、被災者の1人でのちに白血病で死亡した放射線の専門家、永井隆博士によって書かれたものである。永井博士は、原爆が人類の罪悪の償いのために神によりもたらされた恵みであると説いた。同氏を含む長崎の多くの住民がキリスト教徒であったが、永井博士の説には多くの日本人が共感した。
文明を救済し、戦争をなくし、永遠の平和を得るのために日本人は被爆したのだと説く永井博士の長崎の自宅は聖地のようになった。日本人は新たな平和主義者として、過去と同様にまじないを唱えることで自然の力を鎮めようとしたのだ。このとき戦争責任はほとんど忘れさられていた。国家の安全は宿敵の米国に委ねられ、米国の核の傘が安全の代名詞となった。
永井博士は核の破壊力を熟知していたが、原爆を人類の進化において大きな一歩となる「物理学の勝利」と呼んだ。日本人は長年、この原子力に対する相反する感情を持ち合わせている。米国からの核の持ち込みは公然の秘密でありひどく嫌がられてもいた。日本は他国以上に原子力発電に依存しているが、以前から何度も原子炉の危険な欠陥を隠してきた東京電力が、今回の原発事故で最も不信感を抱かれているというのにはそれなりの理由がある。
災害はいつ何時起こり得るという意識は日本の文化に大きな影響を与えた。戦後最も有名になった映画にゴジラシリーズがあるが、ゴジラは巨大なキング・コングとして見られていただけではない。この映画は、1954年米国による水素爆弾の爆発により太平洋沖で被爆死亡した日本人漁師にヒントを得て作られた。日本を破壊するゴジラは、水中の核爆発により生まれたのだ(ちなみに、ゴジラ映画の特殊効果を担当した円谷英二氏は、1942年に真珠湾攻撃1周年を記念して製作された「ハワイ・マレー沖海戦」でも特撮の手腕を振るった)。
自然災害に対する危機感は日本文化に深く根付いている。太古の時代から信仰されていた神道は、神聖な自然を鎮めるための儀式が多い。自然は慈愛に満ちる一方で憤慨することもある。そのため、供え物、儀式、捧げ物などでなだめなければならない。キリスト教やユダヤ教と違い、神道は規律や道徳基準、教義などを設けない。ただ神が必要なのは敬意なのだ。
命のはかなさや生死の繰り返しを重んじる仏教も、自然災害の恐怖を隣り合わせに生活をする人々に受け入れられやすかった。日本人の観念として、運命論がよく語られる。日本文学には、この感情を表したものが多い。例えば、15世紀に蜷川親当によって詠まれた「生まれぬる その暁に死にぬれば きょうの夕べは秋風ぞ吹く」という歌もその1つだろう。
しかし、自然の予測不可能な変化と運命に身を任せているからといって、人生に価値を見出せないわけではない。逆に、短い人生を謳歌することも出来る。安全な地域に住む人々は、永遠の命とはいかないまでも、人生で成し遂げた偉業など、ある種の不滅をよりどころに確実に訪れる死と向き合っている。マンハッタンやシカゴなど人間の遺跡は、欧州の大聖堂など神を崇めるモニュメントと同様に、理論上は永遠に存在するものとされている。
火山の麓や活断層の上で生きる日本人は、建造物に永遠を求めない。昔ながらの建物は紙と木から造られており、これらは小規模な地震には耐えられるものの、永遠に存在するものではない。中部地方の伊勢に、日本で最も有名な神社で皇室の氏神である神宮がある。1500年前に建てられたこの神社は、20年毎に建て替えられるため、とても古いと同時にとても新しい。永久不変なのはその非永久性のみである。
東京やその他の都市にはコンクリートとガラスで作られた耐震性の高い高層ビルが立ち並ぶが、これは比較的最近の進歩である。多くの建造物はすでに木造ではないが(建築費が高く維持が困難)、永久には残らないという考えの表れか、日本の都市は今でも映画のセットのようにやや粗末な造りに見える。どちらかと言えば、マンハッタンというよりロサンゼルスのようである。
東京は、1923年の関東大震災1945年の東京大空襲により、20世紀だけで2回も壊滅の危機を味わってきた。その2回とも、人々は明るく精力的に、そしてすぐに街を復興させた。19世紀後半まで東京がまだ江戸と呼ばれていた時代には、江戸っ子は火事などを「江戸の華」と呼んで、災害に屈することなく立ち向かった。
東京であろうが東北であろうが、災害から立ち上がる力は運命論のもう一方の面を表している。今回の震災においても、略奪や暴動を起こすことなく、規律正しく、結束力を持って復興への努力を続ける日本人に対して、海外の人々は賞賛の意を示した。ただし、いつもそうだったわけではない。1923年の関東大震災では、朝鮮人が水に毒を入れたという噂が広まり、朝鮮人に見えたり、朝鮮語を話しているように聞こえたりした人が襲われる事件が多発したこともある。
今回の震災では、規律が守られている。この背景には、社会の規定に従う、自分のことは自分で対処する、そして、他人に迷惑をかけないといった、日本人が子供の頃から植えつけられるルールがあるのだろう。しかしまた、自然災害と長年共存してきたことから、倒れたものはまた立て直せるという認識も背景にある。日本語の表現に、過去にあったことを全てなしにするという意味の「水に流す」という言葉があるが、これは弱み(過去の責任を取らない)にも強み(未来に向かって進む)にも成り得る。
この震災の被害がどこまで広がるかはまだ分からないが、日本が立ち直るだけでなく、また前より強くなると信じられる理由がある。1995年の阪神・淡路大震災の時と違い、政府が海外からの援助受け入れに難色を示さなかったのも、日本が以前よりもオープンで、国家威信にそれほど拘らなくなってきた証しだろう。
初めて韓国と中国が日本に援助の手を差し伸べたことも、過去の流血の歴史により傷ついた関係の改善に繋がることは間違いない。自衛隊の素早い動員、そして隊員の素晴らしい活躍は彼らのイメージアップになり、悲惨な戦争により自国防衛力がないと見られていた日本が信頼を回復することにもなるだろう。政府は未だに国民の信頼を得るのに悪戦苦闘しているが、この震災への対応を通してより強固になれる可能性もある。
しかし最も重要なのは、一般の日本人が冷静に震災に立ち向かっていることだ。それは、石原都知事の見下すような発言が時代遅れでばかげているだけでなく、間違っていることを見事に証明している。彼らは自分や家族だけでなく、見ず知らずの他人とまで助け合っている。もしもそうした助け合いの精神が日本人のステレオタイプに反するというのであれば、そんなステレオタイプは、今こそ、打ち砕くべきなのである。
(イアン・ブルマ氏は、日本研究を専門とする米バードカレッジ教授。最新の著作は"Taming the Gods: Religion and Democracy on Three Continents")
記者: Ian Buruma /イアン・ブルマ
(2011年 3月 21日 15:18 The Wall Street Journal,)

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38%のアメリカ人が関東東北大震災は神の仕業だと信じている!?


震災後、日本では東京都知事が「地震、津波は天罰だ」と発言したことで非難が集中しましたが、アメリカでもそれに賛同する人々がいるようです。

アメリカFOXニュースでは3月17日から20日にかけてアメリカ全土の1008人に電話インタビューした結果を報告しています。その調査の内容とは、「震災が起こったのは神の仕業が否か」というもの。
調査の結果、38%(10人に4人)のアメリカ人が今回の地震や津波などの自然災害は神の仕業だと信じており、58%(10人に6人)がそれを否定しています。そして29%(10人に3人)のアメリカ人は、一部の国民の悪行によって神により天罰が下されると信じているようです。更には、56%のアメリカ人は世の中全てのことが神によってコントロールされていると信じているといいます。
アメリカではABCNBCCBSFOXの4局が4大ネットワークと言われています。そのテレビ局の中でも群を抜いて保守派なのがFOXです。完全に共和党寄りなので、今のオバマ政権はもちろん、民主党自体を完全に否定していると言われています。超保守派の人々というと、とても敬虔なクリスチャンの人々も多く、彼らの宗教観がこの調査にも大きく影響していると思われます。そのため、この調査結果の38%というのも、「一部のアメリカ人は」ということになるのでしょう。
神の仕業か否か……ひとつ確かなことは天災を目の前に私達人間はどうすることも出来ないということでしょうか。
(文:モーガン彩)
参照元: japanprobe.com(http://bit.ly/flgDA4
[2011年03月28日 Pouch]

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「沖縄は怠惰すぎてゴーヤーも作れない」メア氏発言概要

ケビン・メア氏の講義に参加したアメリカン大の学生らが英語で作成したメア氏の発言録の概要は以下の通り。(12月3日午後4時、国務省で)
    ◇
沖縄の基地は、もとは田んぼの中にあったが今は街の中にある。それは沖縄の人々が米軍施設周辺の市街化と人口増大を認めたからだ。
沖縄の米軍基地は地域の安全保障のためにある。日米安保条約上の日本の義務は基地のための土地を提供することだ。安保条約上の日米関係は非対称で、日本に有利、米国に不利だ。日本は米軍が攻撃されても米国を守る義務を負わないが、米国は日本の人々と財産を守らねばならない。
米国には二つの理由で沖縄に基地が必要だ。基地がすでにそこにあり、地理的に重要だからだ。在日米軍は司令部が東京にあり、危機の事態には補給と部隊を調整する物流の中心の位置にある。三沢(青森県)は冷戦期の重要な基地でロシアに近く、岩国基地(山口県)は韓国から30分だが、それでも沖縄の地理的位置は地域の安全保障にとって重要だ。
沖縄はかつて独立した王国で、中国に朝貢していたが中国の一部だったことはない。米国は沖縄を1972年まで占領した。
沖縄の人々の怒りと不満は米国よりも日本に向いている。民主党政府は沖縄を理解していない。沖縄との意思疎通のパイプがない。自民党の方が民主党の現政権より沖縄に通じ、沖縄の人たちの関心を理解していた。
鳩山前首相は左派の政治家だった。民主党と鳩山前首相の存在にもかかわらず、日米は(昨年)5月に2プラス2合意を何とか発表できた。
米国は沖縄での米軍の足跡を減らすため、海兵隊8千人をグアムに移転する。日本はこの移転費用を提供する。これは日本の具体的な努力の表れだ。民主党政府は実施を遅らせてきたが、政府が現行計画を実施すると確信している。
東京(日本政府)は沖縄県知事に「お金が欲しいならサインしろ(移転計画に応じろ)」と言う必要がある。米海兵隊が基地を置く場所は他のどこにもない。民主党は本土での代替施設を提案したが、米軍にとって本土に場所はない。

■「日本は合意の文化。『ゆすり』を意味する」
日本文化は合意に基づく「和」(調和)の文化だ。合意形成は日本文化において重要だ。日本人がこれを「合意」と呼ぶ一方で、それは「ゆすり」を意味し、合意の文化を「ゆすり」の手段に使う。合意を探るふりをすることで、人々はできるだけお金を得ようとする。沖縄の人々は東京に対する「ごまかし」と「ゆすり」の名人だ。
沖縄に農業はあるが、主要産業は観光だ。沖縄の人々はゴーヤーを作るが、他県の方がもっと作る。沖縄の人々は怠惰すぎてゴーヤーも作れない。沖縄の離婚率、出生率(特に非嫡出〈ちゃくしゅつ〉子)、アルコール度の高い酒を飲む沖縄の文化による飲酒運転率は最も高い。
日本では「建前と本音」に気をつけるべきだ。「建前と本音」とは「発言と実際の意図は別だという考え方」だ。私は沖縄で普天間飛行場は「特に危険ではない」と言った。私の発言によって沖縄の人々は私のオフィスの前で抗議した。沖縄の人々は普天間を世界で最も危険な基地だと言うが、それは本当ではないと彼らは知っている。福岡空港や伊丹空港も同様に危険だ。

■「我々は日本でとてもいい取引をしている
日本の政治家は常に「建前と本音」を使う。沖縄の政治家は東京での交渉で合意するが、沖縄に戻って合意していないという。日本文化が「建前と本音」を重視しすぎるので、米国の大使や他の代表は真実を語ることで常に批判される。
米軍と自衛隊は精神構造が異なる米軍はあり得る配備に備えて訓練するが、自衛隊は配備のため実際に準備することなしに訓練する
地元の人々は米軍の夜間訓練に反対するが必要だ。現代の戦闘は夜間に行われることが多いからだ。夜間訓練は抑止力の維持に欠かせない。
憲法9条を変えるべきだとは私は思わない。今後変えられるとは思えない。憲法が変わることは米国にとって悪い。日本に在日米軍が不要になるからだ。憲法が変われば米国は日本の国土を米国の国益を促進するために使えなくなる。日本政府が支払う高価な受け入れ国支援は米国の利益だ。我々は日本でとてもいい取引をしている。
(2011年3月9日22時25分 朝日新聞社)

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福島原発での決死の作業、「西洋人に理解できない東洋人の価値観」

台湾メディアの中国時報はこのほど、社説を掲載し、「西洋人にとって、理性的な判断は感情的な判断に勝るが、東洋人にとっての理性的判断は感情的な判断のうえに成り立つため、福島第1原子力発電所で決死の作業を『非理性的』と判断するが、東洋人は「ダメだと分かっていてもやらねばならないと捉えるのだ』と論じた。
福島原発事故で作業員が懸命の作業を続けているというニュースは、多くの国で報じられ、多くの人を感動させた。しかし、米国では日本政府の行動が遅すぎたと批判があがり、ある専門家は「これは神風特攻隊に等しい自殺的任務で、どんなに努力しても放射線漏れを防ぐことはできない」と主張した。
記事は、「西洋人にとって理性的な判断は感情的な判断に勝るが、東洋人にとっての理性的な判断は感情的な判断の上に成り立っている。だから米国の専門家は原発で作業を行うという『自殺的な任務』を非理性的と批判するが、東洋人は『ダメだと分かっていてもやらねばならない』と捉えるのだ」と主張した。(編集担当:畠山栄)
(3月21日(月)20時16分 サーチナ)
確かに自民党の国会議員だった久間章生防衛相(2007.6/30)が、広島・長崎に原爆がアメリカに投下された事を「しょうがなかった」と表現し、同じく自民党の大阪府議の長田義明府議会議長(2011.3/20)「大阪にとって天の恵みというと言葉が悪いが、本当にこの地震が起こってよかった」の発言を見れば、原爆や災害を神聖視していると感じるし、民主党の仙谷由人政調会長(2005.5/16 衆議院予算委員会)は、「ポツダム宣言を受諾したから独立できたんでしょう。何を言っているんだ」と日本の悪行を正した米国に感謝しろと言っている様にも見て取れる。

東日本大震災の被災地などで米軍による大規模救援活動「トモダチ作戦」が続くのは、自民党や幸福実現党(ザ・リバティweb)が賞賛するような「強固な関係」だからではなく、これまで台湾や朝鮮半島で何か起きたとき集団的自衛権で日本も戦う事を米国は求めているといわれていた。だが、ケビン・メア在沖米総領事が「米国は日本の国土を米国の国益を促進するために使えなくなる」と対等ではなく現状維持が理想だと米国の本音が発覚したため、「強固な関係」を演出するのが狙い。発言が発覚しなければ同規模の支援は得られなかった筈だ。
だが、ケビン・メアの沖縄人が「できるだけお金を得ようとする」ゆすりの名人、「自衛隊は配備のため実際に準備することなしに訓練する」発言は共感できる。
沖縄人は大多数が反日で自衛隊(防衛力)断固反対。日本(人)国から金をいかにしてふんだくるかしか考えてない、日本人というより中国人に近い。
一方自衛隊が配備のために準備することなしに訓練するのは、憲法9条で明確な脅威として名指しで他国に対抗出来ないためだ。現実だけでなくフィクションの世界でも、日本は長期にわたり戦う事がタブー視されており、十年前からようやく「宣戦布告」等の北朝鮮を敵視した作品が世に出せるようになった。それ以前は日本人同士の斬りあい(時代劇)を除けばウルトラマンや仮面ライダーのような怪獣や怪人が唯一の敵。中でも戦後最も有名で代表的な映画がゴジラシリーズだろう。日本は宿敵米国の傘下で明確に「日本の主張」や「日本対アメリカ」等の戦争映画は作れなかった。そのため神秘(異生物)を建て前に「米国の我欲の犠牲で生み出されたゴジラが日本を苦しめ、自衛隊がゴジラと戦う」というのが苦心惨憺。(だからこそアメリカだけにはゴジラは作って欲しくなかったし、習志野にいた当時周囲や来賓OBで本心からの親米派はいなかったし、宴会の席では「米国を倒す事こそ日本の悲願」と宣言する人々も度々見た。2011.1/30の「新しい歴史教科書をつくる会」の新春講演会に参加した際、会場には400人以上いて大半が戦争経験や終戦直後の人達。戦中だけでなく「中国の実質的な脅威」など共感できる話を聞けたが、それ以上に米国に憎しみを持たない人は皆無に近かった。)

イアン・ブルマは、日本の戦争責任はほとんど忘れさられたと、“西洋人の聖戦”を正当化したいようだが、社民党議員に献金していた田原総一郎ですら今年2月の朝まで生テレビ「激論!国民に"国を守る義務"はあるのか?!」にて「田原:韓国の併合ってそんなに悪い事!? あの時代は先進国は全部、侵略をして植民地をつくってた。イギリスもアメリカもフランスもオランダも…ロシアだって。全部が植民地を作ってた。何で日本の事だけ、そんなに必死になるんですか?」共産党らが日本もやってイイという話ではないと反論。「田原:悪いけども、フランスにしてもイギリスにしてもその植民地を、元に戻したのは第二次大戦で日本が負けたときですよ!それまで、ず~っともってたんですよ。更に」日本が良かったなんて言ったら世界の笑いものですよと共産党が反論。「田原:世界の先進国は全部侵略国なんですよ。ようするに侵略国か植民地にされる国しかなかった。で、韓国と併合したのはその最中だったんですよ。」と良い事とは言わないが独立国として存続するには選択肢はなかったと指摘。討論では賛成派も反対派もこの事実を知った上で議論になっているものの、日本の教科書では、田原の指摘した事実は知らさせず、事実か賛否が分かれる中国・韓国の主張である戦争中の悪行(南京虐殺や慰安婦問題などの)残虐行為は堂々と記述されている。
イアン・ブルマに限らず西洋人は先進国の行為はキリストになぞらえて悪行を正当化し「ハワード・ストリンガー(ソニー会長兼最高経営責任者):第二次世界大戦時のイギリスがチャーチル首相の下で強い意志力を発揮したことはよく知られている。」日本が“悪”だと指摘するのは、無抵抗で植民地になりさえすれば、解放し白人と同等の人間扱いする必要がなかったと我欲から出た批判に思える。

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