兵庫県警女巡査の信用性欠く痴漢証言

私服で痴漢の警戒中だった兵庫県警須磨署の女性巡査の胸を触ったとして逮捕・起訴された競艇選手の公判で、神戸地裁の片田裁判官は女性巡査の証言が不自然で事実を曲げているとして無罪にした。

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兵庫県 須磨 警察署

「安全、安心な街、須磨」を目指して

画像初秋の候、須磨区の皆様におかれましては、御家族共々健やかにお過ごしのことと思います。
9月15日付けで、刑事部捜査第三課長から須磨警察署長に着任しました鬼一(きいち)と申します。須磨警察署での勤務は初めてとなりますが、よろしくお願いいたします。
さて、最近の当署管内の犯罪発生状況ですが、皆様の防犯活動のお陰で大幅に減少していますが、子どもや女性に対する声掛けや、痴漢等の犯罪は依然として多発しています。
 また、交通事故も昨年に比べ増加していますので、車を運転される方だけでなく、歩行者や自転車の方も交通安全に気を付けていただきたいと思います。
私も前署長の阿部署長同様、区民の皆様が安心して暮らせる安全・安心な街、須磨」の実現に向け、全署員一丸となって取り組んでまいりますので、一層の御協力をよろしくお願い申し上げます。
須磨警察署長 鬼一 達也



痴漢:競艇選手、無罪 「女性巡査証言に疑い」--神戸地裁判決

兵庫県警の女性巡査(25)の胸を触ったとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた神戸市の競艇選手、森下祐丞(ゆうすけ)被告(26)に対し、神戸地裁は15日、無罪(求刑・罰金30万円)を言い渡した。判決で片田真志裁判官は「唯一の証拠である(女性巡査の)証言に疑いの余地がある」と述べた。
判決などによると、森下選手は5月6日午前0時40分ごろ、同市須磨区の路上で、私服で痴漢の警戒中だった県警須磨署の女性巡査の胸を右手で触ったとして現行犯逮捕され、起訴された。公判で巡査は「5メートル先から右手を上げて走ってきた森下選手に触られた」と証言。森下選手は「タクシーを小走りで探していてぶつかった」と主張していた。
片田裁判官は女性巡査の証言について、▽護身術を身につけ、手に荷物も持っていないのに、何も反応しないまま触られたのは不自然▽痴漢としては接近方法が大胆過ぎる--などと指摘。「現行犯逮捕したことにより、警察官として引き返せなくなり、事実を曲げて証言している可能性がある」として信用性を否定した。
森下選手は判決後に会見。「結婚式を1週間後に控えて逮捕され、式も流れて妻につらい思いをさせた。でも妻や仕事の仲間が信じてくれた」と振り返り、「誤解が解けてうれしい。早く元の世界に戻れるように頑張りたい」と話した。【渡辺暢】
(2011年11月16日 毎日新聞)

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痴漢無罪 女性警官の証言、信用できず

女性警官に痴漢をしたとして兵庫県迷惑防止条例違反に問われた神戸市兵庫区の競艇選手森下祐丞(ゆうすけ)被告(26)の判決が15日、神戸地裁であり、片田真志裁判官は「女性警官の証言は信用性を認めがたく、ぶつかっただけの可能性がある」として無罪(求刑・罰金30万円)を言い渡した。
森下選手は今年5月6日未明、同市須磨区の路上で、同僚と痴漢警戒中だった須磨署の女性巡査(25)の胸をすれ違いざまに触ったとして逮捕、起訴されたが、一貫して無罪を主張していた。
片田裁判官は「森下被告が手を上げて走ってきたが、体がすくんで反応できなかった」などとした女性巡査の証言に対して「護身術を身に着けた警官が防御や反撃できなかったのは不自然だ」と指摘。「不意の接触で混乱し、胸を触られたと即断したと疑う余地がある」と判断した。一方、森下選手の「タクシーを探していて女性巡査に気付かなかった」とする供述は「一定の真実味がある」とした。
森下選手は判決後に記者会見し、「誤解が解け、ホッとした。供述が不自然と警察に何度も言われたが、妻の支えで乗り切れた。早くレースに復帰したい」と述べた。模(ばく)泰吉弁護士は「警察捜査の甘さ検察の機能不全が冤罪(えんざい)を生んだ」と批判。須磨署瀬尾和章副署長は「捜査は適正だったと認識している」とコメントした。
(2011年11月16日 読売新聞)

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痴漢事件の競艇選手無罪 被害巡査の証言疑問と神戸地裁
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「連日の取り調べは精神的、身体的につらかった」と話す競艇選手の森下祐丞さん(右)=15日午後、神戸司法記者クラブ

兵庫県警の女性巡査(25)の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われた競艇選手、森下祐丞被告(26)=神戸市=の判決公判が15日、神戸地裁であり、片田真志裁判官は「女性巡査の証言は信用性に疑問がある」として無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
森下被告は今年5月6日午前1時前、神戸市須磨区の歩道で、痴漢事件の捜査をしていた女性巡査とすれ違った際、右胸を触ったとして同条例違反容疑で現行犯逮捕された。逮捕時から一貫して無罪を主張していた。
判決では、唯一の証拠である女性巡査の証言の信用性を検討。女性巡査は当時、現場周辺で頻発していた痴漢事件の捜査中で「被告が突然、手のひらを広げて走って向かってきたが、体がすくんで反応できなかった」などと証言した。
しかし、片田裁判官は「護身術などを身につけた警察官が、前方5メートルの距離から危害を加えようとする者に何の反応もできないのはあまりにも不自然」と指摘。
さらに「(女性巡査は)不意の接触で混乱し、胸を触れられたと即断してしまい、直後に現行犯逮捕に至ったことから警察官として引き返せない状況になり、一部事実を曲げて供述しているのではないかと疑える」と証言の信用性を否定した。その上で「被告の主張には一定の真実味があり、不意にぶつかっただけだった可能性が十分認められる」と結論付けた。
「言葉に言い表せないほどつらかった」。兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われ、無罪判決を受けた競艇選手の森下祐丞さんは15日、記者会見に応じ、約20日間に及んだ勾留生活を振り返った。
逮捕された日は結婚式のちょうど1週間前の日。プロの競艇選手になって5年目の春で、幸福の絶頂からたたき落とされた気分だった。事件当日の夜は、入籍した妻(29)と披露宴の準備をするはずが帰りが遅くなった。「ごめん、今から帰るね」。電車の中でメールを送り、駅から走って自宅に向かった。途中で人と衝突、その後、駐車場で須磨署の男性巡査に取り押さえられた。逮捕で結婚式はキャンセルとなり、式の予定日は警察署の留置場で過ごした。否認し続けると裁判になるぞ」「否認したまま、競艇選手をやっていけると思っているのか」。取調官から自白を促されたが、「やっていないことを認めるのは嫌だった」と強固に否認を続けた。
判決で森下さんの主張がすべて認められると、「誤解が解けてうれしい。信じてくれた妻と仲間、先輩たちが支えになった。1日も早く元の生活に戻りたい」と笑顔を見せた。
早ければ来年1月にも競艇選手として復帰できるといい、「今後は痴漢えん罪被害者の支援などの活動にも参加して行きたい」と語った。
森下さんの弁護人は「警察は現行犯逮捕で引くに引けなくなっただけ。きちんとした裏付け捜査をしてほしい」と捜査側の問題点を指摘した。
一方、須磨署瀬尾和章副署長は「判決内容は承知していないが、捜査は適正に行われたものと認識している」とコメント。神戸地検小尾仁次席検事は「検察官の主張が認められず遺憾。判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応する」としている。
(2011/11/16 09:37 【神戸新聞47NEWS)

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痴漢事件で競艇選手無罪=女性警官証言「信用できない」―神戸地裁

神戸市の路上で痴漢を警戒捜査中だった兵庫県警の女性巡査(25)の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反罪に問われた競艇選手森下祐丞さん(26)に対し、神戸地裁の片田真志裁判官は15日、「被害者の証言に全幅の信用性を認めがたい」と述べ、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
森下さんは5月6日午前0時40分ごろ、神戸市須磨区の路上で、私服で痴漢を警戒捜査していた女性巡査に走り寄って胸を触ったとして、県警に現行犯逮捕された。
片田裁判官は、森下さんが直前に電車の下車駅を乗り過ごし、翌週に控えた結婚披露宴の準備のため走って早く帰宅しようとしていたと主張した点について、「信用性を損なう事情はなく、一定の真実味がある」との判断を示した。
右胸を触られたとの女性巡査の証言に関し、「何の反応もできずに胸を触られたというのはあまりにも不自然」と指摘。女性巡査の服装は黒ずくめでジャージーをはいており、暗がりでは性別の見分けすら困難だった可能性があるとした。
森下さんが走り寄ったとされた点については、女性巡査が自らに危害を加えようとしていると誤解した面も否定できず、捜査中だったことも誤解を助長する要因と考えられるとし、「森下さんが不意にぶつかった可能性が十分あり、犯罪の証明があったとは到底言えない」と結論付けた。
小尾仁神戸地検次席検事の話 主張が認められず、遺憾。判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応する。 
[時事通信社]
(2011年11月15日21時6分 朝日新聞)

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痴漢で起訴の競艇選手に無罪 巡査証言「信用できず」

私服の女性巡査(25)の胸を触る痴漢行為をしたとして、兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われた競艇選手の森下祐丞(ゆうすけ)被告(26)=神戸市=の判決が15日、神戸地裁であった。片田真志(まさし)裁判官は「巡査の証言は信用できない」と述べ、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
森下さんは5月6日午前0時40分ごろ、神戸市須磨区の歩道で須磨署の巡査の胸をすれ違いざまに触ったとして現行犯逮捕、起訴された。巡査は現場周辺で多発していた痴漢事件の捜査中で、公判では「被告が約5メートル手前から手を上げて向かってきた。身がすくんで立ち止まると手のひらが右胸を覆う感触を覚えた」と証言していた。
これに対し、判決は「警官が何の反応もできずに胸を触られたのは不自然。逮捕して引き返せなくなったと疑うこともできる」と指摘。森下さんが「タクシーを探して後ろを振り返りつつ歩いていると、右肩から右ひじの部分が女性に当たった」「女性が怒っている感じだったので異常な人と思い、関わり合いにならないために逃げた」とした説明について「不自然とは言えない」と判断した。
(2011年11月15日20時58分 朝日新聞)

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巡査に痴漢の男性被告に無罪判決 神戸地裁、「女性巡査の証言の信用性に疑問」
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無罪判決を受け、言葉を選びながら記者会見する森下祐丞選手(中央)=15日、神戸市中央区(吉原知也撮影)

神戸市須磨区の路上で痴漢の検挙目的で捜査していた兵庫県警須磨署の女性巡査(25)の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われた神戸市の競艇選手、森下祐丞(ゆうすけ)被告(26)に対する判決公判が15日、神戸地裁であり、片田真志裁判官は「女性巡査の証言の信用性には疑問がある」として、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
判決によると、森下選手は今年5月6日未明、女性巡査の胸をすれ違いざまに触ったとして、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。森下選手は、逮捕時から一貫して「不意にぶつかっただけ」と容疑を否認していた。
判決理由で、片田裁判官は「男が約5メートル前から右手を上げて走ってきて体がすくんで反応できなかった」とする女性巡査の証言について、「警察学校の訓練で護身術を身につけ、捜査中なのに何の反応もできなかったというのは不自然」と指摘。「警察官として(逮捕後)に引き返せない状況になり一部事実を曲げて証言していると疑うことも可能だ」と述べた。
判決後の会見で、森下選手は「取り調べで言い分を聞いてもらえず、結婚式を控えた時期に逮捕され、精神的に苦しかった」と振り返り、「今後は選手として今まで以上に真剣に取り組む」と話した。
代理人の模(ばく)泰吉弁護士は「県警の捜査に甘さがあり、神戸地検のチェックも十分に機能しなかったのではないか」と指摘した。
一方、須磨署の瀬尾和章副署長は「捜査は適正に行われたと認識している」、神戸地検の小尾仁次席検事は「上級庁と協議の上、適切に対応する」とそれぞれコメントした。
(2011.11.15 19:59 MSN産経ニュース)

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痴漢で競艇選手に無罪

神戸市須磨区の路上で夜間に痴漢事件の捜査をしていた兵庫県警須磨署の女性巡査(25)の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われたボートレーサーの男性(26)に神戸地裁は15日、巡査の証言は信用性を認めがたいとして無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
判決理由で片田真志裁判官は「巡査の服装の色は黒に近く、暗い現場では見えにくかった可能性がある」と指摘。「帰宅を急いでいて不意にぶつかったとする男性の証言には一定の真実味がある」と述べた。
一方、巡査の証言については「予期せぬ接触に混乱した巡査が胸を触られたと即断し、逮捕に至ったことで引き返すことができずに一部事実を曲げて供述していると疑うことは可能」とした。
男性は今年5月6日未明、女性巡査の右胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕され、同月24日に起訴された。須磨署の瀬尾和章副署長は「捜査は適正に行われたと認識している」とコメントした。
男性は判決後、記者会見し「逮捕の翌週に控えていた結婚式が流れてしまい、妻にもつらい思いをさせた。早く元の生活に戻りたい」と話した。
(2011年11月15日19時06分 スポーツ報知)

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女性警察官が訴えた痴漢 無罪

路上で私服の女性警察官の体を触ったとして起訴された競艇選手の男性について、神戸地方裁判所は「タクシーを探そうと駆け寄った時に、警察官にぶつかった可能性がある」として無罪を言い渡しました。
神戸市の競艇選手、森下祐丞さん(26)は、ことし5月、神戸市の路上で、痴漢被害を警戒していた25歳の私服の女性警察官の体を触ったとして、その場で逮捕され、県の迷惑防止条例違反の罪で起訴されました。判決で、神戸地方裁判所の片田真志裁判官は「被告はタクシーを探そうと手を上げながら、およそ5メートルの距離を駆け寄った時に、女性警察官の体にぶつかった可能性がある。痴漢をするには不自然な状況で、『体を触られた』という女性警察官の証言を裏付ける客観的な証拠や有力な目撃者もない」と指摘し、無罪を言い渡しました。記者会見で、森下さんは「長い間、勾留されてつらかったです。無罪が出てほっとしました」と話していました。兵庫県警察本部は「捜査は適正に行われたと認識している」というコメントを出したほか、神戸地方検察庁は「内容を精査し、高等検察庁と協議したうえで、適切に対応したい」としています。
(11月15日 19時4分 NHK)

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痴漢で逮捕の競艇選手無罪 神戸地裁
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警戒中の女性警察官の胸を触ったとして痴漢の罪に問われている26歳の競艇選手の裁判で、神戸地裁は15日、無罪を言い渡した。ことし5月、神戸市須磨区の路上で26歳の競艇選手が痴漢の警戒にあたっていた女性警察官の胸を触って逃走したとして、付近を警戒していた別の警察官に現行犯逮捕され起訴されていた。男性は逮捕当時から一貫して「不意にぶつかっただけ」と犯行を否認。きょうの判決で神戸地裁は、唯一の証拠である女性警察官の証言は「疑いを入れる余地があり全幅の信用性を認めがたい」とした。男性については「不意にぶつかっただけであった可能性が十分認められる」として無罪を言い渡した。判決について兵庫県警須磨警察署の瀬尾副署長は「判決内容を承知していないが、捜査は適正に行われたものと認識している」とコメントしている。(11/15 18:42 読売テレビ)

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