イジメは教師の怠慢 全国いじめ被害者の会

イジメをなくすため全国の教育委員会を訪ねているNPO「全国いじめ被害者の会」代表は、『両成敗ではなくイジメた生徒をしっかり指導しなければ、被害者は守ってもらえると認識できない』と教師への徹底を求めた。


他国のどうでもいい事件は各局夕方報じるがテレビは皆関心薄。放送した番組を見つけることは出来なかった。教師はイジメを軽視する傾向があるため、県教委の毅然とした態度で、頼れる存在であることが重要だが【岡山・山口・和歌山・滋賀・岐阜】の記事を比較すると、県教委の対応はそれぞれ差がある。
県教委に要望書 全国いじめ被害者の会の大沢代表
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いじめの深刻化を防ぐことの重要性を語る大沢秀明さん=県庁で

深刻ないじめで自殺する若者をなくそうと、全国の都道府県教育委員会を訪ねている大分県佐伯市のNPO「全国いじめ被害者の会」代表大沢秀明さん(67)が2日、県教委を訪れ、教師がいじめと向き合って加害生徒に指導することを求める要望書を提出した。
大沢さんは1996年、中学3年生だった四男の秀剛君=当時(15)=を自殺で亡くした。遺書や地元自治体を相手取った民事裁判で、同級生による暴行や恐喝によるいじめが数年間続いていたことが判明。学校側が「けんか」として加害少年を指導しなかったため、事態が深刻化したという。
大沢さんは、いじめをなくすため06年に被害者の会を結成した。いじめに悩む子供から受けた電話相談は1万700件にのぼり、現在は全国を回って各県教委担当者の意識改革を求めている。
県庁を訪れた大沢さんは、教室で加害少年をしかる意義を説明。「しかることは、いじめは悪いことだと全員に分かり、被害者も守ってもらえると認識できる。教師と信頼関係が築け、いじめも深刻化しない」と強調した。一方、県教委担当者は「最近の子供は表現力が弱い面もあるが、岐阜では教師と信頼関係があると思う」などと応えた。
県内では1日、06年に自殺した瑞浪市の女子中学生の両親が「同級生のいじめが原因だった」として岐阜地裁に起こした訴訟で、損害賠償請求が棄却されたばかり。大沢さんは「暴行の診断書警察の調書がないと、精神的ないじめは訴訟で認められない傾向がある」と肩を落とした。
会への電話相談は、大沢さん=090(8229)9419=へ。(竹田佳彦)
(2011年12月4日 中日新聞)

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いじめ加害者に強い対処が必要
被害者の会理事長が県教委に要望
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涙ながらにいじめ対策の充実を訴える大沢さん=県庁で

いじめによる自殺で家族を亡くした遺族やいじめ被害者らでつくるNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)の大沢秀明理事長が2日、県庁を訪れ、いじめによる不登校や自殺を防ぐための対策を進めるよう、県教育委員会に要望した。
大沢さんは1996年、当時中学3年だった4男の猛さんをいじめによる自殺で亡くし、当時の学校関係者の対応に不信感を持ったことがきっかけで、活動を始めた。全国巡回は2007年に続き2回目で、年内に47都道府県を回り、教育現場でいじめ対策を充実するよう訴える
要望後、記者会見した大沢さんは「教師がいじめを隠そうとするために、いじめが深刻化し、不登校や自殺者が出る。いじめと向き合い、加害者に強く対処することが必要だ」と涙ながらに訴えた=写真。 (中尾吟)
(2011年12月3日 中日新聞)

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「いじめ 教師の責任」

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県教委の南谷清司学校支援課長(右)に要望書を手渡すNPO法人全国いじめ被害者の会の大沢秀明代表=県庁
15年前に息子をいじめ自殺で亡くした大分県佐伯市のNPO法人代表の大沢秀明さん(67)が2日、県教育委員会を訪れ、いじめ対策への要望書を提出した。「深刻ないじめは教師の責任。しっかり加害生徒を指導して欲しい」と、全国を回り訴えている。
大沢さんは、1996年に中学3年生の四男秀猛さん(当時15)を失った。同級生から恐喝されていた。
当時住んでいた福岡県と同県城島町(現久留米市)を相手取った民事訴訟を起こし、1千万円の支払いを命じた判決が2004年に確定。
06年には、NPO法人「全国いじめ被害者の会」を設立した。
1万件の電話相談を受け、全国の都道府県教委への要望書提出は2巡目になった。妻の園子さん(67)と車中泊をして自らの体験を伝えている。
この日、大沢さんは松川禮子教育長への面会を求めたが、議会中の多忙を理由に県教委の南谷清司学校支援課長が対応した。大沢さんは要望書を手渡し、自らの体験を語った。
大沢さんは、いじめ自殺や不登校の原因教師がいじめを無かったことにするからだと指摘。「息子は入学式からいじめられ、永久に逃れられないだろうと考えてしまった。先生が『気付かなかったというのは言い訳に過ぎない」と話した。
先生の対応については、「加害者と被害者のケンカ両成敗という指導をしてはいけない。いじめた生徒をしっかり指導しなければ、生徒から信頼されなくなる」と話した。
南谷課長は懇談後、「今の子どもたちは感情を表に出すことが少なく、仲間にも話さないので発見が難しい。アンテナを高くして、サインを見逃さないように努力をしたい」と話した。(増田勇介)
(2011年12月03日 朝日新聞)

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全国いじめ被害者の会:「教師は適切な対応を」
県教委に申し入れ/岐阜


「全国いじめ被害者の会」の大沢秀明代表が2日、県教委を訪れ、「教師がいじめをいじめととらえ、適切な対応をとれば深刻な事態は避けられる」と述べて、学校側の適切な対応を求めた。10月21日に始めた全国行脚の途中で、岐阜が27番目という。
大沢代表は、96年1月に福岡県で四男秀猛さん(当時15歳)をいじめによる自殺で失った。06年に会をつくり、国や各都道府県教委への申し入れなどのほか、電話相談を開設していじめに悩む親子の相談に乗ってきた。
大沢代表は「仲良くしなさいと指導するだけではいじめはなくならない。加害生徒にその場で『いじめはだめ』と明らかにすることで生徒との信頼関係も築け、深刻ないじめの防止につながる」と訴えた。
対応した県教委の南谷清司・学校支援課長は「学校が成長の場でなくなるのはあってはならない。決意を新たにした。今の子どもたちは表現力が弱く、ストレートに出ないので教師の観察力を強める必要がある」と述べた。
大沢代表は「むごいいじめを受けて自殺する子がいなくなり、家族も苦しみから解放できることを願っている」と話している。会の連絡先は0972・23・837224時間相談に応じるという。【山盛均】
(2011年12月3日毎日新聞 地方版)

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いじめ対策:被害者の会代表、徹底求め県教委に要望書 /滋賀

NPO法人「全国いじめ被害者の会」代表で、中学3年生の四男をいじめによる自殺で亡くした大分県の大沢秀明さん(67)と妻園子さん(67)が2日、県庁を訪れ、いじめ対策の徹底を求める要望書などを県教委に提出した。
大沢さんは「いじめがあれば、加害生徒を教室で立たせ、許されないことだと叱る。それを繰り返せば先生は信頼される」と話し、「いじめを止めることができるのは先生です」と訴えた。県内でいじめが相次いで発覚したことには「先生が気付かなかったでは済まされない」と苦言を呈した。県教委の川那邊正・学校教育課主席参事は「いじめは絶対に許されない。各学校に指導を続けたい」と応えた。【村瀬優子】
(2011年12月3日 毎日新聞 地方版)

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滋賀県教委に要望書 「全国いじめ被害者の会」

いじめ対策に取り組むNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)が2日、滋賀県教委に、教師が加害者に断固とした措置を取ることなどを求める要望書を提出した。
同会は、いじめが原因で四男が自殺した大沢秀明代表(67)らが2006年に設立。10月から全国の教育委員会への要望を始め、年内に全都道府県を回る予定という。
この日は大沢さん夫妻が県庁で要望書を提出。要望書では、いじめ自殺の原因を「いじめをいじめだと捉えず、誰も助けてくれないため」と指摘。教師が生徒の訴えをきちんと調べることや、加害者をきちんと叱ることなどを求めている。
大沢さんは、四男へのいじめが、けんか両成敗とされた後にエスカレートしたことを挙げ「いじめをけんかやトラブルだととらえると、被害生徒の信頼を失うことになる。加害生徒に厳しく措置を取ってほしい」と訴えた。県教委は「要望を真剣に受け止めたい」とした。
(2011年12月02日 19時12分 京都新聞)

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いじめ:根絶訴え
被害者の会・大沢さん、県教委へ要望書/和歌山


中学3年の息子をいじめによる自殺で亡くしたNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)の大沢秀明理事長(67)と妻の園子さん(67)が30日、県教委を訪問し、岸田正幸学校教育局長にいじめ対策を求める標語を書いたポスターと要望書を手渡し、いじめ根絶を訴えた。
標語と要望書を文部科学省などにも提出した夫妻は全国を回って要望を続けており、和歌山で23県目となる。06年に設立した被害者の会で全国からの相談を受け付け、教育委員会にいじめ防止を要請したり、講演会を開いている。
大沢さんは、四男の秀猛さん(当時15歳)が96年、他の生徒からの暴力や恐喝などを訴える遺書を残して自殺した経験から「当初は学校がいじめを認めなかった」と指摘。「先生がいじめに気付いたとき、調査をしなければ教師として失格。加害生徒に許されない事だとしかって人格形成をすることがしつけなどの標語を学校に徹底することを訴えた
要望書を受け取った岸田局長は「いじめは大きな問題。教師が生徒の人格形成に強く関わっていくよう指導していきたい」などと答えた。いじめについての相談は同会(0972・23・8372)。【川畑展之】
(2011年12月2日毎日新聞 地方版)

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いじめ防止へ教師向け標語

NPO法人「全国いじめ被害者の会」の大沢秀明理事長(67)と妻園子さん(67)=大分県佐伯市=がこのほど、山口県教委を訪ね、教師に向けた、いじめ対策標語を提出した。
「気が付かなかった、知らなかったは言い訳です。生徒から報告や訴えが無いので『知ることができなかった』が真実です」など四つ。学校安全・体育課の清時崇文学校安全管理監が応対し「いじめはあってはならない卑劣な行為。未然防止に役立てたい」と答えた。
大沢さん夫妻の四男は中学3年生だった1996年1月22日、いじめを苦に自殺。夫妻は10月から標語を全国の教育委員会に渡すために回っている。「標語を職員室に掲示するなどし、いじめを許さない教育現場にするため役立ててほしい」と話していた。
('11/12/1 中国新聞)

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いじめ深刻化 防ぐ措置を 岡山

■「被害者の会」理事長が県教委に対策要望
いじめによる自殺で、平成8年に中学3年の四男を亡くしたNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)の大沢秀明理事長(67)と妻の園子さん(67)が県教委を訪れ、いじめ対策の要望書と標語を提出した。大沢理事長は「教師がいじめをいじめととらえ、深刻化する前にしかるなどの措置が必要だ」などとアピールした。
大沢理事長は18年10月、同会設立。寄せられたいじめ相談は1万件を超え、各地で講演会を行っている。
現在、会員はいじめ被害に遭う子供の保護者ら約500人に上る。大沢理事長は10月末から全国の都道府県を回って要望書を提出しており、岡山は21番目
要望書では、いじめによる不登校や自殺の原因は「教師がいじめをいじめととらえず、なかったことにするから」と指摘。「いじめから永久に逃れる手段として自殺する」といじめと自殺の因果関係を記した。
そのうえで対策を記した標語を作成。(1)生徒が訴えてきたとき、先生が気付いたとき、調べなければ「教師失格」(2)加害生徒を教室の中で起立させ、許されないこととしかって措置する被害者に謝罪させる。それが、しつけ-などとした。
提出後、会見した大沢理事長は「教師は暴力をけんか、暴言をトラブルにすりかえる」とし、「『仲良くしなさい言ってもいじめは止まらない」と強調。「いじめに気付いた時点でしかる措置をして、断ち切っていくことが必要」と涙ながらに訴えた。
(2011.12.2 02:17 MSN産経ニュース)

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いじめ防止:徹底を 大分のNPO法人、県教委に申し入れ/岡山

NPO法人「全国いじめ被害者の会」(大分県佐伯市)の大沢秀明理事長(67)は29日、岡山県教委を訪れ、いじめ防止の徹底などを申し入れた。大沢理事長は「教師がいじめをいじめと認識しないために問題が深刻になり、不登校や自殺に至る」と指摘した。
96年1月、当時中学3年生だった大沢理事長の四男が自殺した。いじめが原因だった。遺書に、いじめの経緯や加害生徒の名前などが記されていたが、通っていた中学校の対応に不信感を募らせたという。
いじめ自殺や不登校をなくすために全国被害者の会を発足させた。全国の都道府県教委を巡り、「生徒が訴えてきたとき、先生が気付いたとき、調べなければ教師失格」などと記述した文書を手渡している。
大沢理事長は「教師はいじめの相談を受けても、暴力をけんか、暴言を悪口とすり替え、加害生徒に『仲良くしろ』としか言わない。いじめが確認されたら、加害生徒を教室で起立させて叱り、被害者に謝罪させる。いじめられる生徒を守らなければ、教師と生徒の信頼関係も生まれない」と訴えた。
    ◇
県教委は富山県の中学2年生がいじめを苦にして自殺した問題で、県立学校や市町村教委に、いじめ問題の取り組みを徹底するよう通知した。「いじめは決して許されない、許さない。いじめはどの子にも、どの学校にも起こり得る」として早期発見を求めた。【小園長治】
(2011年11月30日毎日新聞 地方版)

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全国被害者の会「いじめ対応強化を」
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いじめへの対応強化を求め、要望書を提出する大沢理事長夫妻

いじめ根絶を訴えるNPO法人「全国いじめ被害者の会」の大沢秀明理事長(67)と妻の園子さん(67)=大分県佐伯市=が29日、県庁を訪れ、教師がいじめを把握した際の対応強化を求める要望書を県教委に提出した。47都道府県を回っている要望活動の一環。
要望書では「いじめを教師に訴えても内容を調べてくれず、加害生徒を措置してくれない」との声が同会への相談者にあると指摘。いじめを調べなければ教師失格、加害生徒を叱り謝罪させることが真の教育―などと訴えている。
大沢さんは「教師がいじめと捉えて対処しなければ、事態は改善せず被害者は追い詰められる」と述べ、要望書を受け取った県教委生徒指導推進室の石田隆室長は「いじめは決して許されない徹底したい」と答えた。
要望後に会見した大沢さんは1996年、当時中3の4男がいじめが原因で自殺した経緯を説明。今月26日にも富山県で中2男子がいじめを学校に訴えながら自殺したことから「教師がいじめを止めないから深刻になる」と強調した。
(2011/11/29 23:00 山陽新聞)

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