大津いじめ自殺・アンケート内容と沢村教育長

大津・中2が昨年いじめを受けた自殺で、『いじめと自殺の因果関係』を否定し、一貫して責任転嫁する沢村憲次教育長とアンケート内容の記事載せた。
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教育委員、いじめ報告の場で質疑なし 大津・中2自殺

大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、昨年11月と12月の市教委定例会に生徒へのいじめが報告された際、いずれの会議でも岡田隆彦委員長を含む5人の委員から意見や質問が出なかったことが議事録や市教委への取材でわかった。学校や市教委のずさんな対応が指摘されているが、教育委員のチェックも不十分だった可能性がある。
大津市教委の定例会は、地方教育行政法で原則公開と規定されている公式の「会議」にあたり、原則として毎月1回開かれる。会議では、教科書の取り扱いや学習指導のあり方など教育行政全般が幅広く話し合われる。学校でのいじめや暴力行為も検討対象で、これまでの定例会では件数の増減などが報告されていた。
男子生徒の自殺後の11月2日、市教委は全校生徒へのアンケートなどに基づき「(生徒が)複数の生徒からいじめを受けていた」と発表した。同月17日に開いた定例会では、沢村憲次教育長が男子生徒の自殺について触れ、臨時校園長会や生徒指導主任主事会を開いたことを報告した。
定例会で詳細な経緯が初めて報告されたのは12月15日になってから。自殺の6日前、同級生が担任に「トイレでいじめてる」と伝えていたのに最終的に学校側で「けんか」として処理したことも説明された。しかし、公開されている議事録によると、教育委員からの意見や質問は一切なく、定例会は閉会した。
(2012年7月18日 朝日新聞)

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(『大津市教委の構成』『岡田隆彦委員長 初コメント』抜粋 7月19日 朝ズバッ!)


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市教委「いじめと自殺は関係なし」主張

大津市の中2男子自殺で、生徒の遺族が、市や加害者とされる生徒らに計約7700万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が17日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)で開かれ、大津市の代理人は「市としていじめと自殺の因果関係を認める可能性は高い。和解協議をさせていただく意思がある」と、従来の立場を大きく転換させた。
一方、沢村憲次教育長は閉廷後に取材に応じ、市の代理人とは一線を画し「いじめと自殺の因果関係は判断できない」とする従来の主張を繰り返した
また、市と市教委への電話、メールが同日までに1万件を超えた。市によると、大部分が抗議や苦情という。(共同)
(2012年7月17日21時20分 日刊スポーツ)

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(2012年7月16 とくダネ!)

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アンケート調査は男子生徒の自殺後、父親の要望で市教委が行ったもので、生徒が繰り返し暴行を受けたり、お金を取られていたといった内容の他に、蜂の死骸を口に入れられるなどの情報が克明に報告されていました。
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しかし、学校側ではこのアンケート結果の一覧を、およそ50人いる教師のうち、校長や担任など、わずか9人の教師にしか知らせておらず、殆どの教師は最近まで知りませんでした。
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また、学校側はアンケートに記載されたイジメの事実確認も、部分的にしか行っていませんでした。
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校長は、昨日の会見で「当時、生徒同士の喧嘩と判断し、イジメとは認識していなかった」と釈明していて、学校のずさんな対応が、また浮き彫りになりました。
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(2012年07月15日09時20分 Nスタ)

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大津いじめ問題アンケート公表 衝撃の告白並ぶ
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アンケートには「自殺の練習」や「葬式ごっこ」などいじめを強くうかがわせる記述があった

滋賀県大津市の中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月に自殺した問題で、大津市は13日、学校側が実施したアンケート結果の概要を市議会の教育厚生常任委員会で公表した。概要は市議のほか、傍聴人にも配布された。自治体が内部資料を傍聴人に提供するのは極めて異例だ。概要には、生徒が亡くなる前日、加害生徒に「僕、死にます」と連絡していた記述もあるなど、生々しい告白が並んでいた。また、同校の希望する保護者にも、この日から配布を始めた。
公表されたアンケート結果は、男子生徒が自殺した昨年10月の1回目と、同年11月に実施した2回目の両方。1回目には「(体育大会で)はちまきで首を絞められているのを見た」「死んだハチを食べさせていた」などの証言が15枚、計30ページ分にわたってズラリと列挙されていた。
毎日のように殴られ、紙やカエルを食べさせられたり、万引きをさせられたり…と胸の痛むような生徒たちの告白。ほかにも「脅して銀行の口座番号を教えさせ、お金を取っていた」「亡くなった時『やっと死におった』と言った」と具体的な内容が記されているほか、生徒が亡くなる前日、加害生徒に「僕、死にます」と連絡していたとの記述も複数あった。
1回目のアンケートでは、回答内容によって「暴力行為」「お金」「からかい」など6種類に分類。また(A)記名で直接目撃(B)記名で伝聞(C)無記名で直接目撃(D)無記名で伝聞―と4段階にランク分けしていた。なかには先生の対応を批判する回答もあった。
沢村憲次教育長は2回目のアンケートで「葬式ごっこ」などと、いじめを強くうかがわせる記述があったにもかかわらず、見落としていたことについて「調査が不十分だった」と陳謝。「委員の皆さまにご心配をおかけした。ご報告が遅れて申し訳ない」と述べた。出席した10人の市議は黙々とページをめくった。
市議の一人は市教委の対応を「重大性を認識していないと言われても仕方がない」と糾弾。市教委は「学校からの報告をうのみにし、チェックが甘かった」と認めた。いじめと犯罪行為の関係をめぐり、沢村教育長は「いじめがすべて犯罪行為との認識はない」と話した。
公開された概要には、アンケート結果を基にした教諭による生徒への聞き取り調査についての記述はなく、終了後の会見で沢村教育長は「個人情報そのもので、公開するつもりはない」と説明。だが、報道陣からの追及に「先生のノートなり、メモなりで一覧にまとめたものがない。先生と子どもとの間で一対一で記録されたもの。警察が持っていっている」など歯切れの悪い答弁に終始した。

 [公表されたアンケートの内容]

 【生徒の様子】
◇いじめられているのを隠すかのようにつらそうな笑顔をしているのを何度も見た
◇(自殺前日、加害生徒に)「僕、死にます」と電話。「明日死にます」のメールを送った

 【いじめの内容】
◇死んだスズメを口の中に入れろと言われていた
◇ガムテープで縛られていた
◇昼休みに自殺の練習をさせられていた
◇亡くなった日(加害生徒が)笑いながら「(被害者)が死んだ」と他のクラスの友達に言いふらしていた
◇「死んでくれてうれしい。でも、もう少しスリルを味わいたかった」と言っていたらしい
◇(被害者が亡くなった翌日、加害生徒が)現場に行き、死体探しをしたと言っていた

 【学校の対応】
◇一度先生は注意したけれど、その後は一緒に笑っていた
◇先生に泣きながら電話したけど、次の日に(加害生徒が)いる前で「大丈夫か?」と聞いたら「大丈夫」と軽く答えていたらしい。いじめている人の前で聞くのはおかしい
(2012年07月15日09時20分 スポーツ報知)

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大津の中2自殺 いじめ根絶へ究明急げ

年端もいかぬ子どもが自ら命を絶つとは、よほどのことだろう。昨年10月、大津市の中学2年男子生徒が自殺。両親は「いじめが原因」と受け止めた。
ところが市教委・学校側は直後に実施した全校生徒のアンケートをもとに、いじめがあったとしながらも「自殺との因果関係は判断できない」と突っぱねた。双方の対立が深まり、損害賠償の訴訟に至る。
さらに滋賀県警が今月11日、男子生徒の同級生3人による暴行の疑いで、学校などを家宅捜索した。教育現場への強制捜査は関係者に衝撃を与えた。
事態をここまでこじらせた責任は市教委・学校側にある。いじめと自殺の関係をうかがわせるアンケートの回答があったのに、精査しなかった。
しかも両親の要望に応じて2回目のアンケートを実施しながら、ずっと隠していた。そこには「首を絞めていた」とか「葬式ごっこ」などと具体的な証言があったのに見落としていたという。あまりにずさんだ。
一連の経緯を説明する場合にも情報を小出しにする後ろ向きの対応ばかりが目立つ。
警察の強権発動にも違和感が拭えない。当初、男子生徒の父親からいじめ被害の相談を受けていたのに「事実認定が難しい」と慎重な姿勢だった。
ところが今は「いじめに対する市教委や学校の対応も明らかにする」とまで踏み込んでいる。事件解明への意欲は買うが、教育に影響を及ぼさないよう配慮してもらいたい。
大津市の越直美市長は「いじめと自殺に因果関係がある」との見方を示し、外部の有識者による調査を始める方針だ。文部科学省も職員を派遣して支援に乗り出す。遅ればせながら、いずれも適切な判断といえよう。
市教委・学校が当事者能力を失っていることは明らかだ。いじめの実態を解明して再発を防ぐためには、警察とも情報を交換し、調査を急ぐべきである。
教師はいじめに気づかなかったか、軽くみていた。詳細を明かさなければならない。
保護者も調査に協力してほしい。市教委がこれまでアンケートをうやむやにしたのには保護者からの苦情があったためとも聞く。プライバシーの保護は当然だが、問題解決には情報の収集と公開が欠かせない。
いじめが原因とみられる自殺がなぜ後を絶たないのか。
事件が相次いだ2006年、文科省は学校内の総点検や教師集団による早期発見の体制づくりを中心にきめ細かな対策を講じるよう教委などに求めた。10年に重ねて周知を図っている。
いじめられている児童生徒の気持ちを大切にするのが基本である。「遊びのつもりだった」という、いじめた側の言い訳は通用しない。学校と教師はいま一度、この視点から日ごろの教育実践を振り返るべきだろう。
保護者が学校の責任を追及するのは無理もない。ただいじめ問題で双方の溝が広がるのは子どもにとって不幸なことだ。
いじめを根絶するにはPTAの活性化を含め、地域を巻き込んだ粘り強い取り組みが必要である。外からの風で、学校の隠蔽(いんぺい)体質も改められよう。
いじめられた体験に子どもの心は深く傷つき、後々まで引きずる。痛みが分かる思いやりの心を育んでいじめをなくそう。
('12/7/14 中国新聞)

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アンケート「胸詰まって読めぬ」 大津自殺、学校が公表

大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、学校側が自殺後に2回にわたり実施した全校生徒のアンケート集計結果が公表され、希望する保護者への配布が始まった。いじめを指摘する数々の記述や学校の対応に、親たちは何を思ったのか――。
「胸が詰まって最後まで読めなかった。内容がひどすぎる」。中1と中3の2人の娘を学校に通わせる母親(39)は14日、ショックを隠せない様子だった。「暴力を指摘した生徒が思った以上に多かった。学校は何の対処もせず、よく9カ月も放っていたなと思う。(亡くなった)男子生徒は本当につらかっただろう」。中3の娘もアンケート集計結果に目を通し、「放置していた先生が嫌だと思った」と話した。
アンケートは男子生徒の自殺後の10月17~19日と11月1~4日の2回実施。生徒の回答をもとに教員が分類して集計した。1回目には、殴る蹴る▽首を絞める▽ハチを食べさせようとする――といった約150件の暴力行為に加え、「自殺の練習をさせられた」「恐喝・金品の要求」「自殺の予告」などの伝聞回答が記された。2回目にも「葬式ごっこ」や「泣きながら担任に、いじめられていることがつらいと電話したと聞いた」などの伝聞の記述が含まれていた。
(2012年7月14日21時33分 朝日新聞 )

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大津いじめ、「泣いて担任に電話」と2生徒回答

大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、市教委が昨年11月に実施した2回目の全校アンケートで、2人が「(男子生徒がいじめについて)泣きながら電話で担任教諭に相談したと聞いた」と回答していることがわかった。
1回目のアンケート結果でも教諭がいじめを知っていたことを示唆する回答があり、市は、近く設置する外部委員会で学校側の認識や対応の経緯などについて調査を進める。
昨年10月に実施した1回目のアンケートに続き、2回目は「今までに伝えられていないこと」を聞くことを目的に実施、約30人が回答した。うち2人が「男子生徒が泣きながら担任に、いじめられていることがつらいと電話をしたと聞いた」と記述。うち1人は「担任はいろんなことを聞いていたのに、行動を起こさなかったのはなぜか、説明したらどうなんですか」とつづった。
市教委はこの内容について「1回目のアンケート後に学校が担任に聞き取りをし、男子生徒から電話での相談があったことは確認したが、いじめではなく家庭内に関するものだったと聞いている」と説明。2回目のアンケートに記された2人の回答については新しい事実ではないと判断、調査は行わなかったという。
(2012年7月14日13時43分 読売新聞)

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アンケート議会でで配布

【大津・中2自殺/市教委、傍聴者にも】 
大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題をめぐり、大津市教委は13日開かれた市議会教育厚生常任委員会で、学校側が自殺後の昨年10月と11月に全校生徒約860人を対象に実施した2回のアンケート集計結果を提出し、傍聴者にも配布した。個人名などは消されているが、いじめに関する資料を議会の傍聴者に配布するのは異例。
昨年10月17~19日に実施した1回目のアンケートには約8割が回答。「殴る蹴る」「ハチを食べさせる」といった暴力行為が約150件あり、「自殺の練習をさせられていた」(16人)▽金銭を要求したり、キャッシュカードの暗証番号を教えるよう求めたりする「恐喝・金品の要求」(13人)▽メールなどでの「自殺の予告」(8人)といった伝聞の回答も含まれていた。
さらに学校側は遺族の要望を踏まえ、昨年11月1~4日に2回目のアンケートを実施。188人が回答した。この中には、市教委がすでに明らかにしている「自殺の練習と言って首を絞める」「葬式ごっこ」といった伝聞情報のほか、「泣きながら担任に、いじめられていることがつらいと電話したと聞いた」
市教委はこれまでアンケート集計結果のうち、回答者が名前を書いて追跡調査で事実確認できた分のみを公表した。
だが、滋賀県警が11日に暴行容疑で中学校と市教委を捜索したのを受け、中学校が12日に開いた保護者向けの緊急説明会で公表を求める声が上がった。このため、市教委は遺族の了解も得て、個人名などを消して集計結果を市議会や傍聴者に配布した。市教委は保護者らに対しても13日朝、希望する場合は配布することを伝えたと説明した。
市教委は1回目のアンケート集計結果の一部を公表して調査を打ち切った昨年11月2日、市議会常任委に対し「いじめがあったが、自殺との因果関係は判断できない」と報告していた。その前日、学校は2回目のアンケートを配布していた。
(2012年07月14日 朝日新聞)

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大津・中2自殺:アンケート結果公開…市教委、市議会で

大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、大津市教委は13日、自殺の背景調査のために実施した2回分の全校アンケート結果の公開を始めた。これまで報道陣の開示要求に「確証のない情報がある」として応じず、遺族に渡す際も、口外しないよう求める確約書に署名させていたが、同日の市議会常任委で委員10人に回答の一覧表を配布したほか、一般傍聴者15人にも同じものを配った。いじめの内容を記した内部資料が一般公開されるのは異例で、市教委によると、情報公開請求があった場合に公開すべき範囲の内容だという。
一般公開に踏み切った理由について、沢村憲次教育長はこの日の記者会見で「保護者に渡すと当然外に出て行くし、一般市民にも伝える必要がある」と説明。同中学の在校生約880人の保護者に対し「希望があれば学校で手渡す」という内容のメールを送り、生徒にも案内書を配った。希望する保護者に市議会で配布したのと同じ資料を配る。
公開された資料は、在校生が書いた回答を教員がパソコンで一覧表に整理したもの。昨年10、11月に実施した2回分で、加害者とされる同級生の名前などは白く消されている。
回答には、「生徒が自殺前日にマンションの自室を加害生徒に荒らされた」とする複数の伝聞情報があった。2回目のアンケートには、「泣きながら担任に、いじめられてることがつらいと電話したと聞いた」「いじめは本当にあった」などの回答が含まれていた。
男子生徒の父親(47)は取材に「なぜ今ごろとの思いはあるが、保護者の方々の不安解消につながるし、市教委の調査の実態などは一般の方に知ってもらいたい」と話した。
常任委では、「いじめのとらえ方が甘いのでは」「市教委の体制に問題があるのでは」など、学校や市の受け止めを疑問視する質問が相次ぎ、「なぜ生徒のSOSを把握できなかったのか。学校はいじめが犯罪との認識が薄い」との指摘もあった。市教委は「早期に気付く資質を養いたい」「調査が不十分だった」などと弁明に追われた。
一方、市教委は同中学の生徒の心のケアのため、県教委の支援も含めスクールカウンセラー4人の常駐を始めた。終業式のある20日まで続ける。【千葉紀和】
(2012年07月14日 00時37分(最終更新 07月14日 01時21分 毎日新聞

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秋元優里
「滋賀県大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題で、市教委は今日、警察との連携が不十分だったとする報告を市議会に行いました。」
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議員から厳しい批判の声が飛ぶなか 教育長は…
「この問題につきまして どこかの時点で、やはり専門の捜査機関に お願いしていくという事が 必要であったのかなぁと、そんなふうに思っています」
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昨夜は自らに向けられた、隠蔽体質との批判は棚に上げ、教育現場への強制捜査に不快感をあらわにした。
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(2012年07月13日 ニュースJAPAN)

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いじめアンケートを配布=要望受け保護者らに-大津中2自殺

大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、市教育委員会は13日、学校が全校生徒に実施したいじめに関するアンケート結果を、希望する保護者に配布した。同日の市議会常任委員会を傍聴した市民にも配られた。
配布したのは「自殺の練習をさせられていた」などの回答があった計2回のアンケート結果。市教委は、個人情報が含まれるとして公表を拒んできたが、12日の緊急保護者説明会で開示の要望が出ていた。
遺族の了解を得た上で、個人名は伏せたという。全ての保護者にメールや文書で案内し、学校で配布した。
(2012/07/13-23:02 時事通信)

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大津いじめ 自殺前日「自室荒らされた」

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、自殺の前日、男子生徒が住むマンションの自室が加害者とされる同級生らに荒らされたとの情報があることがわかった。男子生徒が「明日、死にます」などのメールを同級生らに送ったといい、滋賀県警も、こうした情報を把握。亡くなる直前の状況を示すものとして重視しており、自室での出来事によって自殺にまで追い込まれた可能性もあるとみて確認を急ぐ。
男子生徒は昨年10月11日朝にマンションから飛び降りて自殺した。前日の状況については、市教委が実施、県警が今月になって任意提出を受けた全校アンケートに複数の記述があった。
同学年の生徒は「(加害者とされる同級生らに)亡くなる前の日も部屋をめちゃめちゃにされた」と、伝聞情報としながら記名で回答。
ほかに、少なくとも別の生徒5人が伝聞情報であるものの、「自殺前日にいじめていた3人に『明日、死にます』とのメールを送った」「『もう、おれ死ぬわ』とメールした」などと記し、「(加害者とされる同級生の一人が)『死ねばいいや』と送り返していた」との回答もあった。男子生徒へのいじめは、自殺までの約2週間に集中。自室での出来事は、その最後となった可能性もある。
(2012年7月13日 読売新聞

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いじめ隠ぺい?大津市教委「葬式ごっこ」県警に伝えず

大津市の中2男子自殺問題で、市教育委員会が学校のアンケートが2回実施されていたことを滋賀県警や遺族に伝えていなかったことが12日、分かった。学校への異例の強制捜査に踏み切った県警捜査幹部は「市教委の調査に不信があった」と隠ぺい疑惑が理由だったと明言。また、同市の沢村憲次教育長は「いじめも一つの(自殺の)要因」と初めて因果関係を認めた。
学校は生徒の死後、全校生徒を対象にアンケートを2回実施。捜査関係者によると、県警7日ごろから市教委に関係資料の任意提出を要求。11日までにアンケートの原本や集約結果などの提出を受けたが、市教委側渡したのは要約した1回目の結果のみで、2回目のアンケートの存在も知らせていなかった。
複数の捜査幹部は、市教委の“隠ぺい体質”を指摘した上で「アンケートが2回だったと知ったのは(10日の)市教委の記者会見があってから。これまでに任意提出を受けた分が全てかどうか疑念を抱いた」と、教育現場への異例の強制捜査に踏み切った理由を説明。追加分に「葬式ごっこ」などの記述があったことが分かり、県警幹部は「市教委から聞いていなかった。まだ隠していることがあるのか。もはや学校側が作った資料に興味はない」と不信感をあらわにしている。
さらに市教委は、遺族にも2回目の実施や詳細な回答内容を伝えていなかった。実施された時点で、遺族は別の生徒の保護者から知らされ説明を求めたが、市教委は「もう少し待ってほしい」と対応を保留したままだった。
市教委は「2回目のアンケートは1回目と比べ、新しい情報はないという認識だった」と釈明しているが、1回目にはない「葬式ごっこ」などの記述があり、言い訳にしか聞こえない。死亡した男子生徒の父親(47)は「明らかになっていないことがほかにもあると思うのが普通だ」と批判した。
また、学校が昨年11月に実施した2回目のアンケートに「(男子生徒が)先生に泣きながらいじめを訴えていた」との記述があったことも判明した。学校は、記述した生徒らに聞き取りをするなど事実確認をしていなかった。市教委は「1回目にも似た記述があった。教員が相談を受けていたことは確認したが、いじめについてではなかった」と説明している。
一方、沢村教育長はこの日の会見で「自殺にはいろいろな要因が考えられる。いじめも一つの要因に入ると思う」と述べた。市教委が因果関係を認めたのは初めてで、教育現場への家宅捜索が及ぶ異常事態を受けて、見解を変えてきた印象はぬぐえない。
(2012年7月13日 06:00 スポーツニッポン)

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大津市長の因果関係発言、市教委「市長の判断」

大津市教委の沢村憲次教育長は11日午前、記者団の取材に対し、「いじめと自殺との間に因果関係はある」とした越直美市長の10日夜の発言について、「市長自身の判断だ。直接聞いておらず、わからない。外部調査委員会で結果が出れば真摯(しんし)に受け止める」と述べ、市長と市教委との認識のずれをうかがわせた。
一方、遺族と係争中の損害賠償請求訴訟で和解する意向を表明した越市長は11日、市の部長会で「まずは訴訟を中断し、外部調査委員会で事実を徹底的に調査する。調査が終わった後、私としては和解したい」と述べた。さらに、「市教委だけの問題ではなく、市全体で対応する必要がある」とし、各部局に相次いでいる批判的な電話やメールなどに誠意をもって対応するよう指示した。
(2012年7月11日13時19分 読売新聞)

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大津・中2自殺 「葬式ごっこあった」

昨年十月に大津市内の中学二年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、市教育委員会は十日、昨年十一月上旬に全生徒を対象に二回目のアンケートを実施していたことを明らかにし、一部を公表した。いじめの内容について「自殺の練習として首を絞められていた。葬式ごっこをさせられていた」と一人が回答していた。市教委は「生徒に聞き取りをしたところ、事実という確証を得られなかった」としている。
葬式ごっこは一九八六年二月、いじめに遭った東京都中野区立中野富士見中二年の鹿川裕史君=当時(13)=が自殺した問題でも発覚。教師も加わり、鹿川君は「このままじゃ『生きジゴク』になっちゃうよ」との遺書を残していた。
大津市教委は、全生徒に対し、十月中旬と十一月上旬に分けアンケートをしたが、これまで二回目のアンケートの実施自体を公表していなかった。二回目では「今までにまだ伝えていないこと」などを質問し、全生徒の二割ほどが答えた。
昨年十二月、市教委は学校から二回目のアンケートで「新しい情報は確認できなかった」と報告を受け、内容の確認を怠っていたという。今月六日にアンケートを見直すと、自殺の練習についての記述が見つかった。
書いた生徒と、その内容を伝えた生徒の計二人から聞き取り調査をした結果、いずれも伝聞情報で「事実と確証を得られない」と判断した。内容は遺族に伝えていない。
沢村憲次市教育長は十日の会見で「事実確認や調査が不十分だった」と陳謝。しかし「いじめと自殺の因果関係は判断できない」とした。
生徒アンケートをめぐっては、一回目のアンケートで「自殺の練習をさせられていた」とする回答が十六人いた。だが市教委は「現場を直接見た生徒がおらず、事実だと判断できなかった」として、今月四日まで詳しい内容を公表していなかった。
(2012年7月11日 朝刊 東京新聞)

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