朝日新聞「誤報ではない」と反論記事

画像
橋下市長が、慰安婦発言に関する報道を「大誤報」と主張していることに、「最低だ」と名指しされた朝日新聞が朝刊で反論。



朝日新聞、慰安婦発言に関する報道「誤報ではない」と反論

日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が、13日に述べた慰安婦発言に関する報道を「誤報」と主張していることに、「最低だ」とヤリ玉に上げられた朝日新聞が29日付の朝刊で反論した。
反論は、大阪本社の井手雅春社会部長名で、『「誤報」の指摘あたらない』との見出しがついた記事で掲載した。まず橋下氏の発言内容を紹介し、それを13日付夕刊で報じたと説明。さらに、橋下氏が「誤報」としている14日付朝刊の見出し「『慰安婦は必要』波紋 橋下氏発言」は、前日夕刊の報道を踏まえて市民団体などから反発が広がっていることを紹介した記事のものだと説明。《橋下氏が「誤報」とした記事の見出しは、13日の発言が影響を広げている状況を客観的に表現したものだ。「誤報」の指摘はあたらない。》としている。
橋下氏は「誤報」宣言後の17日夜から囲み取材を拒否していたが、20日から応じている。
(2013年5月29日17時12分 夕刊フジ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「維新の会」とマッチョな男性優位思想
画像
日本外国特派員協会の会見で、記者の質問を聞く日本維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長=2013年5月27日

日本維新の会の共同代表・橋下徹氏(大阪市長)の「慰安婦」「風俗」発言問題は海外からの反発も含め、いまだ収束しそうもない。海外メディアに対して橋下氏は、沖縄の米軍兵士に「風俗」の活用を勧めた点については撤回したが、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」とした発言は撤回していない。維新の会の共同代表・石原慎太郎氏の一連の主張と橋下氏の発言からは、マッチョ的な男性優位思想が浮かびあがってくる。今回の事例を単に問題発言を追求する次元に矮小化させず、この政党の体質を根本から考えてみる。
(2013年5月29日 朝日新聞社(WEBRONZA
----------------------------------------------------------
「誤報」の主張「認識の違い」 慰安婦発言めぐり橋下氏

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は28日、旧日本軍の慰安婦をめぐる自らの発言に関する報道を「誤報」と主張していることについて「(報道機関との)認識の違いだから仕方ない」「僕は誤報だと感じている、っていうのも僕の認識として認めてもらいたい」と述べ、誤報でないとする報道機関とは認識が異なるとの考えを示した。市役所で記者団の質問に答えた。
「誤報」の指摘あたらない 朝日新聞大阪社会部長橋下氏のこれまでの発言
橋下氏は「誤報」と主張する記事の一つに朝日新聞を挙げ、「14日の見出しは『慰安婦制度必要』で出していた」「『僕が』なのか『当時』なのかを省いて『必要』とやれば、それは誤報だと僕は思います」と述べ、見出しが「誤報」と主張した。朝日新聞は14日付朝刊(大阪本社最終版)で「『慰安婦は必要』波紋 橋下氏発言」との見出しで発言に対する専門家らの反応を紹介した。
     ◇
日本維新の会の橋下徹共同代表の13日午前の発言要旨は次のとおり。
侵略の定義について学術上、きちんと定義がないことは安倍首相が言われているとおりだが、日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だということはしっかりと受け止めないといけない。実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。
ただ、事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかりと主張しなければいけない。
なぜ日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるのか。日本は「レイプ国家」だと、国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない。
意に反して慰安婦になってしまった方は、戦争の悲劇の結果でもある。戦争の責任は日本国にもある。心情をしっかりと理解して、優しく配慮していくことが必要だ。
当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた。あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる。
ただ、日本国が、韓国とかいろんなところの宣伝の効果があって、レイプ国家だと見られてしまっている。ここが一番問題。証拠が出てくれば認めなきゃいけないが、今のところ2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定ではそういう証拠がないとなっている。そこはしっかり言っていかなきゃいけない。
(2013年5月29日0時3分 朝日新聞)

----------------------------------------------------------
「誤報」の指摘あたらない 朝日新聞大阪本社社会部長

橋下氏の慰安婦をめぐる一連の発言は、13日午前の囲み取材から始まった。
橋下氏は記者団に「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」と述べた。
この発言について朝日新聞は13日付夕刊(大阪本社最終版)で「橋下氏『慰安婦必要だった』」との見出しで報じ、記事では橋下氏の「当時の歴史を調べたら、日本国軍だけでなく、いろんな軍で(慰安婦を)活用していた」「なぜ日本の慰安婦だけが世界的に取り上げられるのか。日本は国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。だが、2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定では、そういう証拠がないとなっている」などとする発言も紹介した。
橋下氏は「14日の見出し」を「誤報」とした。14日付朝刊(大阪本社最終版)の記事の見出しは「『慰安婦は必要』波紋 橋下氏発言」となっている。前日夕刊の報道を踏まえ、橋下氏の発言に市民団体やNGO関係者の反発が広がっていることや識者の見解などで構成されている。同時に、13日午前の橋下氏の発言の全体の文脈がわかるよう、約630字にわたって発言要旨を掲載した。
橋下氏が「誤報」とした記事の見出しは、13日の発言が影響を広げている状況を客観的に表現したものだ。「誤報」の指摘はあたらない。(大阪本社社会部長 井手雅春)
(2013年5月29日0時3分 朝日新聞)

----------------------------------------------------------
橋下氏、慰安婦発言で釈明 「いま必要とは言ってない」

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は15日、戦時中の旧日本軍慰安婦は必要だったとした自らの発言について「(慰安婦制度が)いま必要だなんていうことは一切言っていない」「制度を問題がなかったなんて一言も言っていない」と釈明した。慰安婦の存在自体を容認していると国内外で批判が強まったため、戦時中の状況を説明したとして、沈静化を図ったものだ。大阪市役所で記者団に語った。
橋下氏は戦時中の慰安婦についても「日本の行為を正当化するつもりはない」と釈明する一方、「第2次大戦当時、世界各国が同じようなことをやっていたのに、なぜ日本だけが特別な批判を受けるかを考えなければならない」と主張した。
安倍首相は15日の参院予算委員会で橋下氏の一連の発言に「私の、または安倍内閣、あるいは自民党の立場とはまったく違う発言だ」と答弁した。橋下氏は「立場が違うのはありがたい話。日韓基本条約で法的にすべて解決しているということの方が慰安婦を傷つけている。慰安婦の方がどれだけ大変な苦痛を味わってきたか、大変不幸な過去を背負ってきたのか、配慮すべきだと言い続けている」と反論した。
橋下氏は、沖縄で米軍普天間飛行場の司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と進言したことについては「米兵の性犯罪は一番沖縄県民の機微に触れるところ。米兵の性的エネルギーをコントロールすることに本気になってほしいと言った」と説明した
維新幹事長の松井一郎大阪府知事も会見で「(発言が)誤解を与えたということであれば残念。申し訳ない」と陳謝した。
(2013年5月15日20時47分 朝日新聞)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
信濃毎日新聞 「大誤報やられた」橋下氏、会見以外の取材拒否

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は17日夜、内外からの批判に関し「日本人の読解力不足が原因だ」と反論。「今回は大誤報をやられた」とし、今後は正式な記者会見以外の取材を拒否すると表明した。市役所で記者団に語った。
自身の発言について「(旧日本軍の)慰安婦を容認したことは一度もないのに、そう受け止められている」と主張。「それぐらい読解力をもって理解してほしい」と開き直った。
沖縄の在日米軍に風俗業の活用を求めたことについて「ダンスやパチンコまで含まれる。売買春ではない」と強調。売買春と受け止められたことには「僕の国際感覚のなさだ」と釈明した。一連の発言による日米関係への影響は「何もない」と述べた。
ツイッターでも「(日本人を)特殊な人種と批判するが、それは違う。日本だけを特別に非難するのはアンフェア」と米国を批判した。(共同)
(2013.5.17 22:46 サンケイスポーツ)




【朝日関連記事】
「支持率下落の最大要因は慰安婦問題」 維新・小沢氏

■小沢鋭仁・日本維新の会国会対策委員長
日本維新の会は逆風の中でありますが、維新らしい旗を立てて頑張っていくしかない。その維新らしさということを私なりに言わせて頂くと、時代の変化に合わない日本の政治行政、社会の仕組みを根本から変えていく。そういう統治構造や社会の仕組みを根っこから変えていく改革の先兵となる。それが改革保守の維新らしい姿だ。
今回の支持率の下落の最大要因はやっぱり慰安婦問題であり、影響は大きいと思います。橋下徹共同代表が言おうとしたことは、女性を戦場から守り、かつ、日本だけが不当に侮辱を受けていることを改善し、日本の誇りを回復するということだ。しかし、これとまったく逆な受け止め方が海外や国内の一部からされた。落ち着いていけば、少し違うところに目を向けてもらえるのかなと思う。(国会内の記者会見で)
(2013/05/29 23時24分 朝日新聞)

----------------------------------------------------------
橋下氏、訪米断念 「今の状況でメリットない」

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は28日、6月中旬に予定していた市長としての米国視察を断念する意向を表明した。旧日本軍の慰安婦を「必要だった」などとしたり、米軍に「風俗業の活用を」と勧めたりした自らの発言に対し、米国内でも批判が高まり、現状での訪米は困難と判断した。▼4面=面会次々拒まれ、38面=「認識の違い」
橋下氏は28日、記者団に「今この状況で訪米することにメリットはない。警備面など訪問先に負担をかけるし、市議会からもいろいろな意見が出た。総合的に判断した」と説明した。
橋下氏は6月中旬から1週間、サンフランシスコ、ニューヨーク両市を訪問。両市長を表敬訪問し、シリコンバレーなどのIT企業や街づくり組織の幹部と意見交換する予定だった。
だが、発言に対し米国務省報道官が「言語道断で侮辱的」と非難するなど米国内でも反発が強まり、面会約束を取りにくくなった。橋下氏は「視察は都市の雰囲気をつかむのが第一の目的」と予約なしでも訪米する考えを示していたが、大阪市議会でも批判が強まり、27日の日本外国特派員協会での会見で海外メディアの反応を見極めたうえで最終判断する、としていた。
(2013/05/29 朝日新聞)

----------------------------------------------------------
橋下氏、反転に苦戦 面会次々拒まれ、訪米断念

日本維新の会の橋下徹共同代表が大阪市長として予定していた訪米が中止に追い込まれた。従軍慰安婦をめぐる一連の発言の失地回復を目指したが、参院選に向けた反転は苦しい状況だ。維新内は、頼みの橋下氏が前面に出るほど批判が高まるというジレンマに覆われている。▼1面参照

「中止します。総合的な判断です」。28日夕の大阪市役所。橋下氏は沈痛な面持ちで、記者団に訪米中止を表明した。
橋下氏は6月中旬からサンフランシスコ周辺やニューヨークなど20カ所程度の視察を計画。だが、慰安婦をめぐる発言で状況は一変し、「視察を依頼しても返事が来ない」(市の担当者)状態になった。特にシリコンバレーの大手IT企業幹部などとの面会予定は次々キャンセルされた。
当初、発言に対する米国内の反発が広がっても橋下氏は強気だった。石原慎太郎共同代表から「米国で直接、言いたいことを言うべきだ」と助言されたこともあり、21日には「アポイントが取れなくても行こうと思う」と意欲を示していた。
27日には日本外国特派員協会で記者会見を開き、2時間半にわたり自らの見解を説明。だが、橋下氏は28日、記者団に「固まっている認識に、ちょっと違うんじゃないですかと言おうと思えば1、2回じゃ無理」と弱気な姿勢も見せた。訪米見送りは、米国内で発言が再び問題化するのを避けたい思いもあったようだ。大阪の維新幹部は「橋下さんはちょっと弱っている。今はおとなしくしていた方がいい」と話す。
国会内で28日午前に開かれた維新国会議員団の役員会では、党幹部が「橋下さんは今後、慰安婦発言について聞かれても『特派員協会で配ったペーパーがすべてだ』と答えるだけにしたとのことだ」と説明した。党内には「歴史認識に正解はない。深入りするほど批判が高まる」(幹部)との見方も強まっており、ひとまず幕を引きたい考えだ。あるベテラン議員は「訪米してまで慰安婦の話題は出さない方がいい。中止して良かった」と胸をなで下ろした。
維新は25日の執行役員会で橋下氏を前面に押し立てて参院選を戦う方針を決めたばかり。風当たりが強まっても、橋下氏に代わる党の顔は見あたらない。松野頼久国会議員団幹事長は28日の記者会見で「我が党は党首を隠さずに堂々と戦う」と重ねて強調。幹部の一人は「慰安婦問題は封印し、批判されても手当たり次第に街頭に立つしかない」と語る。
(2013年5月29日 朝日新聞)

----------------------------------------------------------
慰安婦発言、撤回せず 橋下氏会見、外国記者にも持論

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は27日、東京の日本外国特派員協会で記者会見し、一連の発言について海外メディアに説明した。旧日本軍の慰安婦を「必要だった」とした発言は撤回しなかった。1993年の河野洋平官房長官談話について強制性の有無の記述があいまいだとして「政治的に妥結した文書。国家の意思として組織的に女性を拉致、人身売買した事実があったのかなかったのか、日本政府は明確化すべきだ」と重ねて持論を主張した。▼2面=攻撃姿勢影潜め、38面=識者の見方
橋下氏は、26日に公表した「私の認識と見解」と題する日本語と英語の文書(A4判、各6ページ)を用意し説明。会見冒頭で「私の一つのワードが抜き取られて報じられたのが、今回の騒動のきっかけ」だとし、慰安婦問題について「『戦時においては』『世界各国の軍が』女性を必要としていたのではないかと発言したところ、『私自身が』必要と考える、『私が』容認していると誤報された」と強調した。ただ、特定のメディアや具体的な報道内容は指摘しなかった。
海外メディア側は橋下氏の「誤報」との認識を論点とせず、主に河野談話に関連して慰安婦に対する国や軍の関与や強制性の有無に対する認識を問うた。橋下氏は、河野談話での強制連行の有無の記述を明確にすべきだとの考えを示した。
橋下氏は沖縄の在日米軍司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と勧めた発言については米軍と米国民に謝罪し、発言を撤回した。一方、「世界で戦場の性の問題をきちんと議論する必要がある」と述べた。
橋下氏は批判の高まりに責任を取って共同代表を辞任するかどうかについて「発言に国民がノーと言えば、次の参院選で維新の会は大きな敗北になる。結果を受けて、党内で議論が生じると思う」と語った。
(2013年5月28日 朝日新聞)

"朝日新聞「誤報ではない」と反論記事" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント